2013年04月19日

レッスン日記99

Category : レッスン日記 | Comments (8)  
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お久しぶりです。アリアです。
前のレッスン日記から1ヵ月以上あいてしまいましたー。元々体調を崩していたところに、職場での近年まれに見る激しい異動が(私はそのままですが)仕事にも大きな影響を及ぼして、とてつもなく忙しくなってしまっていました。
でも体調も仕事もようやく少し落ち着いてきて、久々のレッスンを受けてまいりましたよ。楽しかった!

ハノンはスケールとアルペジオから。今日も「F dur → d moll → D dur → h moll → H dur → gis moll → As dur → f moll」コース。注意は特になし。
第3部の方は53番「オクターブの音階」。家で練習してる時よりもずっと力が入ってしまって、どうも弾きにくくて困っていたのですが、やっぱり注意事項はそこでした。ゆっくり1音ずつ音を掴むように弾き、1音ずつ弾いた後に脱力する練習をすること。そうやって練習し続けてるうちに、腕も肩もオクターブ仕様になって無駄な力が入らなくなってくるから!とのことでした。51番「オクターブを音階でひくための準備」の方も、引き続き練習していたらかなり楽になって、最初に比べると少しずつスピードも出せるようになってきたんですよね。ということで、こちらも頑張ります。

そしてシューマンの「謝肉祭」。
「前口上」 出だしは登場人物たちみんなのパレード。賑やかに華やかに輝かしく始まる。右手と左手、それぞれがどんな楽器を表しているのか考えながら弾くこと。例えば右手がトランペットの高らかなファンファーレ、合間に入る左手は派手な大太鼓、そしてトゥッティ、というように。あと、8分音符と16分音符の違いが明確でなくなってきているので、もっと強調するように弾くこと。
Piu moto のところからはピエロの行進。重厚な和音のフレーズが終わって、ここからは単音のフレーズの追いかけっこのようになるけれど、brillanteと書かれているように、輝かしさを失わないように。右手(3拍子)と左手(2拍子)のリズムの違いの面白さを感じながら弾く。装飾音符のところはピエロがずっこけているところをイメージして。
今の状態だと、2カッコの後の「レーレッレ レミレラファ」の「レミレラファ」がその直後の和音に負けてしまっているけれど、ここでは「レミレラファ」が一番重要なので、もっとしっかり弾く。長い和音は同じ程度の音でもいいけれど、そのあとのスタッカート2つは軽く。ここでテンポが落ちやすいけれど、リタルダンドしない! 右手の長い和音の間の左手の不協和音はしっかりペダルで入れて響かせること。
メゾフォルテのところからは表情をがらっと変えて。左手が大きくなりすぎないように気をつける。右手のオクターブのフレーズはもっと脱力して!
最後のページの「(8分休符)ドミラドミ ファミドラファミ レファラレファラ」の繰り返しとその後の「(8分休符)レファシレド~」は、必ずピアノから弾き始める。そして con forza のところがこの曲のクライマックスなので、ここに向けてせいいっぱい盛り上げる。このクライマックスはもっと溜めて、勿体ぶって弾くこと。
Prest の最初のラのオクターブはフレーズの最後でもあり、始まりの音でもあるので、しっかり弾く。今の弾き方だと右手と左手の音色が同じで、同じ楽器を弾いているように聞こえてしまうので、もっと音色を変えること。右手はもっとキラキラした音で。
フォルテやピアノを指でやろうとすると音がボコボコになりやすいので、もっと体重を腕にかけて強くする。でも全部強いばっかりだと一体何が言いたいのか分からなくなってしまうので、きちんと相手に伝わるように考えて、強弱のメリハリをつけること! 

「ピエロ」はオクターブのフレーズが今一つ上手くいかないんです。スラーで繋げることに気を取られてしまっているけど、もっとこのオクターブの音1つ1つにコミカルな表情をつけてピエロらしさを出さないと、なんの面白みもない曲になっちゃう… というというところで今日はオシマイです。
うーん、やっぱり難しいな。

ということで、バッハはまた次回~。



2013年03月18日

連弾その3

Category : 連弾合わせ記録 | Comments (2)  

1ヵ月ぶりに、さりさんと連弾の練習をしてきました。
今回のスタジオも広くて、正面にピアノがあり、あとは会議室のようにテーブルと椅子が並んでました。何か講習会みたいなのをすることもあるのかなー? ちょっとした発表会もひらけそうです。ピアノはディアパソン。鍵盤はやや重めで、パキパキっとはっきりした音でした。

今回は3時間予約して、さりさんが1時間、私が1時間、そして連弾の合わせに1時間。
いやね、少し前に指を怪我したのは前回のレッスン日記に書きましたが、それ以降ほとんど練習できてなかったんです。怪我自体は比較的すぐに治ったものの、その後は体調をちょっと崩してしまっていて。少し弾いてなかっただけでも、随分忘れてしまうものですねえ。怪我をするまではピアノを練習する日は一応毎日弾いていたのに、怪我して以降は連弾の楽譜を1回も開けてなかったかも… すっかり手が忘れてしまっていました。楽譜を見ても、なんだかピンと来なくて「あらららら」 …連弾の場合、左右ともト音記号だったり左右ともヘ音記号だったりで、普通の楽譜に比べてちょっと読みにくいというのはあるんですけどね。多少弾けなくなっていても、この1時間で練習すれば大丈夫だろうと思っていたのですが、甘かった。

でも結果的には、そんなに悪くなかったです。
安定してたシューマンでもいっぱい間違えちゃうんだから、ましてや「くるみ割り人形」ときた日には!なんですけど、その「くるみ割り人形」も前回の時よりいい感じになりましたよ。ちょっと弾きにくい箇所を取りだして部分練習しただけで、かなり弾きやすくなりました。それぞれに「弾きにくい箇所」は同時に「合わせにくい箇所」でもあるんですけど、相手のパートを知ることによってかなり変わってくるというか。本当は相手のパートもある程度弾けるようになっておいた方がいいんでしょうねー。(そこまでの余裕はなかなかないのだけど) あと2人がそれぞれ片手ずつ弾くとか、1人が片手でもう1人が両手、とかそういう風に取り出して合わせる練習もなかなか効果的でした。(バッハの4声からソプラノとアルトを取り出して弾くみたいなものですね)

次回の合わせは5月の予定。今日はさりさんにパッヘルベルの「カノン」の連弾版の楽譜をいただいたので、こちらも練習しておこうと思います♪



2013年03月08日

レッスン日記98

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2週間ぶりのレッスン。なんですが。
先週、左手の人さし指をざっくり切ってしまったアリアです。4~5日全く練習できず、それから少しずつ鍵盤に触り始めたものの、かなり弾けるようになったかなというのがレッスンの2日前。いやあ、全く困ったものです。(レッスンに間に合って本当に良かった)

ハノンはスケールとアルペジオから。今日は「G dur → e moll → E dur → cis moll → Des dur → b moll → B dur → g moll」コース。これは弾いている間に注意されたことが1つあったのですが、どうしても思い出せません… 思い出せたらまた書きます。
第3部の方は52番「3度の音階練習」は、a moll、d moll、g moll の3つが残っていて、これは合格。次回は53番「オクターブの音階」。事前の注意事項としては、音はどうしても切れてしまうのだけど小指で鍵盤を引っかくようにして、なるべく切らないように弾くこと。最初から切れてもいいような弾き方とはニュアンス的に違ってくるので。(今のうちにオクターブの弾き方、なんとかマスターしてしまいたいなあ)

バッハの「イギリス組曲」は、1番のプレリュードとアルマンドを見ていただきました。
「これはやっぱり片手練習ね。でも頑張ってるわねー」と仰っていただきました♪ ここからしばしバッハ談義… 今の教室の生徒さんにはバッハ好きさんが多いそうなんですけど、先生ご自身は、子供の頃バッハの練習をするのが大嫌いだったそうで! 今は聴くのも弾くのもお好きだそうなんですけどね。って、それはそうでしょうね。先生がバッハ嫌いで、バッハ好きの生徒がそんなにたくさん出てくるとは思えないし。

そしてシューマンの「謝肉祭」。「前口上」は今日は痛くて無理かもしれないなーと思ってたんですけど、大丈夫でした! それどころか、冒頭の和音のところがとても良くなってると褒めていただいちゃいました! わーい!
注意点としては、その和音のフレーズとフレーズの間をそのまま続けてしまうのではなくて、句読点をきちんとつけること。(点だったり丸だったり、場所によって違うんですが、Più moto の直前は完全に丸で終わる) 要するにメリハリですね。そして Più moto の部分や最後の Presto の部分の左手は As の音と和音という組み合わせだけれど、この場合は As の音をベースとしてしっかり出して、その上に和音の音を乗せるように弾くこと。As の音がパイ生地で、和音がパイの中身のような感じ。(…ということは、お聞きするのを忘れたのですが Animato の前の Es の所も同じことなのかなー?) 最後の Presto の部分は綺麗じゃなくていいから、どわーーっと猥雑な感じで弾く。
「謝肉祭」、あとは「ピエロ」を見ていただきましたが、時間切れでそこまで。一応8曲目の「返事」までは譜読みをしてるんですけど、先生に見ていただくとしたら「フロレスタン」までかなー。いや、これも譜読みに毛が生えた程度でまだまだなんですけど。

ということで、次のレッスンは2週間後。



2013年02月22日

レッスン日記97

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2週間ぶりのレッスン。今日も寒かったけど、前回よりも寒さはずっと和らいでますね。前回は雪が散らついてたし!
寒いのはほんと苦手です。早く春にならないかなあ。(でも寒くなくなるとすぐに暑くなるんだよね…)

レッスンは、まずハノンから。今日は「F dur → d moll → D dur → h moll → H dur → gis moll → As dur → f moll」コースをメトロノーム110で。今回の注意点としては、アルペジオで1つの和音が終わって次の和音に行く時は親指(右手の話です)をもっと手の内側に折り曲げるようにすることと、中指を軸として手首を柔軟に動かすこと。その2つができてないので、音が切れてしまうんですね。スケールの方は、今日も何も言われなかったです。少しは良くなってきてるのなら嬉しいのですが。
第三部の方は52番の「3度の音階練習」の B dur、Es dur、As dur が合格。右の2・1の指から5・3に行く時だったか、かなり厳しくてうーってなるんですけど、弾き方そのものは今のままでいいみたい。手首の柔軟性が重要のようで、先生にお手玉を使った手首の柔軟方法を教えていただきました。今度までにがんばりまーす。ということで、次は a moll、d moll、g moll です。

バッハのイギリス組曲、2番のジーグは合格になりましたよー。いやあ、これは大変でしたー。どれだけ弾いても弾ける気がしなくって、ゆっくり弾いてみたり、普通に弾いてみたり、超特急(当人比)で弾いてみたりというのを毎日繰り返してました。注意点としては、ジーグは「ターッタ」「ターッタ」「ターッタ」というリズムだから、細かく1・2・3・4・5・6 と拍をとるのではなく、大きく弾くこと。(別に細かい弾き方ではなかったと思うのだけど)
そして2番が終わって、1番のプレリュードとアルマンドの譜読みをしていたので、そちらも少し聴いていただきました。でも1番ってほんと難しいですね。檀さんも1番はイギリス組曲の中でも特に難しいと仰ってましたが、ほんと2番とは段違いの難しさ。練習するに当たって声部ごとに色鉛筆で色分けしてたんですけど、もうワケ分かんなくなっちゃいました。
「イギリス組曲は2番が一番易しいから、いつもまずそれをやってもらうんだけど、後のはどれも難しいのよね。逆に平均律の方が弾きやすい曲があるから、そっちをやってからまたイギリス組曲に戻ったりしてるんだけど… どうしますか、平均律やりますか?」と仰る先生。…そ、それ、1番の譜読みをする前にお聞きしたかったです… 結局、「でも1番の譜読みを始めてらっしゃるから、とりあえず1番をやりましょうか」ということになりました。
ががががんばります。これは相当時間がかかりそう。そうでなくても曲数がやけに多いし。

そして最後はシューマンの「謝肉祭」。まず最初に「前口上」を通して弾いたのですが。

  「うーん… 大体それでいいんだけど…(間)」 ←先生がこう仰る時は大抵全然良くないんです。
  「和音の掴み方かしら… 音が全部下に落ちちゃってるのよねえ」

ひーん、キター!>音が落ちてる!
やっぱりその辺りが私にとっては一番の難関ですねえ。そして今日の謝肉祭は、それが全てだったような… すらすら弾けない部分もまだいっぱいあるんですけど、そういうところは何も仰らないし(すらすら弾けないのは本人が一番良く分かってるから?)
あと注意されたのは、最後の Prest に入る直前の con forza のところをもっとたっぷりと、ということ。そこでたっぷりと弾いて、ritenuto して、それで Prest に入るわけですね。その Prest のところはまだ全然速く弾けないので、メリハリも何もあったものじゃないんですけど。
それと、この「前口上」の最後の3つの音はペダルをずっと踏みっぱなしでということ。1音ずつ踏み変えると清潔な感じになってしまってカーニバルの猥雑さが出ないし、かといって楽譜の通りもっと前のところからずっと踏みっぱなしにすると(そういう風に踏む人もいるし、それもいいのだけれど) 休符がきちんと表せないので、一旦離す方が先生の好みだそうです。3通り弾いて下さって、そうなると違いがよく分かります。

ということで、今日はここまで。次のレッスンは2週間後~。



2013年02月21日

フランチェスコ・トリスターノ

Category : 音楽的催事 | Comments (8)  

フランチェスコ・トリスターノ京都コンサートホールで行われたフランチェスコ・トリスターノのピアノリサイタルに行ってきました。会場は小ホールであるアンサンブルホールムラタ。500席ほどのホールなんですが、お客さんの入りは7割ほどでしょうか… 両サイドに空席が目立ちました。

曲目は
  フランチェスコ・トリスターノ: プレリュード
  ブクステフーデ: アリア「ラ・カプリッチョーザ」による32の変奏曲
  ブクステフーデ: トッカータ ニ短調
  ブクステフーデ: 組曲 ニ短調
  フランチェスコ・トリスターノ: ラ・フランシスカーナ
  バッハ: パルティータ第3番 イ短調 BWV827
  バッハ: パルティータ第5番 ト長調 BWV829
  フランチェスコ・トリスターノ: シャコンヌ

アンコールは
  フランチェスコ・トリスターノ: メロディ
  バッハ: ゴルトベルク変奏曲より第30番&アリア

フランチェスコ・トリスターノくん、背が高くて足のほっそい、お洒落な青年でした。名前からイタリアの人かと思いこんでたんですけど(もちろんイタリアにも繋がっているのでしょうけれど)、ルクセンブルク生まれのジュリアード音楽院修了なんですって。

今回のリサイタルは、見ての通り、トリスターノくんのオリジナル曲が目立つプログラム。今回のリサイタルは “Long Walk” と題されており、去年リリースされた彼の最新CDを中心に据えたプログラムとなっています。この「ロング・ウォーク」というのは、若かりし頃のヨハン・セバスチャン・バッハが、当時の偉大な音楽家であったディートリッヒ・ブクステフーデに会いたくて400kmもの長い距離を歩いて訪ねていったというエピソードが元になっているのだそうです。(でね、このCDは、まさにこの京都コンサートホールのアンサンブルホールムラタでレコーディングされたんですって)

1曲目のオリジナルからピアノがものすごく良く鳴っていて、まるで夢のような音でした! もちろんブクステフーデやバッハもとても良いのですけれど、私は彼のオリジナル曲が好きですねえ。この人は基本的に後ノリの人だと思うし、それが生かされるのが彼自身のオリジナル曲なんですね。内部奏法の曲もありましたよー。CDを聴いていて面白い音だなあとは思ってたのですが、まさか内部奏法だったとは。ピアノは元々打楽器ですが、それとはまたそれとは違った意味で、こんな打楽器にもなれるのねという面白さ。そしてこれらのオリジナルが、バッハやブクステフーデという正統派クラシックの端正な演奏(本当に端正という言葉がぴったり!)との対比で一層際立っているような気がしました。
でもブクステフーデの変奏曲もとても良かったし、バッハのパルティータも良かったし~ 私はアンコールのゴルトベルク変奏曲が一番嬉しかったですね。アリア、素晴らしかったです。ほおおっと溜息が洩れちゃいました。

ただね、ブクステフーデの変奏曲を聴いている時に突然「あ、ト長調」と思ったら最後、そのまま聴音モードに入ってしまったんです、私。音感はまあ普通にあるんですけど、普段は音をとりながらなんて聴き方全然しないのに! 音がとてもクリアだったせいなのか… 微妙な周波数がぴたっと合ってしまったんですかねえ。音が全部音名付きで聞こえてきて、内声も含めて全部譜面に起こせるような気がしてしまいました。不思議。

サイン会もあったのですが、この日はとても疲れていて早く帰りたかったのでパス。トリスターノくんの端正な顔立ちを間近で見てみたかったんですけどね。また次回ということで~。



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