2010年08月22日
ヴァイオリン体験
Category : 音楽的催事
地元の弦楽アンサンブルのミニコンサートに行ってきました。何曲か演奏されて、それもとても素敵で楽しかったのですが~。なんとその後、実際にヴァイオリンを弾かせてもらうことに! ヴァイオリンには以前一度ちょっとだけ触らせてもらったことがあるのですが、その程度。あ、そういえば、先日音大の博物館でも古いヴァイオリンに触らせてもらいましたが… 本当にその程度です。
やってみたい人は他にもいたし、私がヴァイオリンに触れていたのは5分ほどだったのかな? 10分まではいかないはず。でもそのわずかな時間の間に、簡単な曲のワンフレーズが弾けるようになっちゃいましたよ!…使ったのは弦2つだけだし、音はわずか6つの使いまわしという簡単さなのですが…
うわあ、なんて楽しいの~。
本当のことを言えば、ヴァイオリンって今まであんまり興味がなかったのです。例えば「ツィゴイネルワイゼン」は子供の頃から好きだったし、数こそ少ないけど他にも好きなヴァイオリン曲だってあります。でも音としてはヴァイオリンよりもヴィオラやチェロの方が好きだし、あんまり積極的に聴くことはなかったんですよね。それに押せば音が出るピアノと違って、弦楽器の場合は一定レベルの音を作り上げるのが難しい… 素人耳にも、音の良し悪しが分かってしまうようなとこ、ありますよね? それがどうも。でも実際にヴァイオリンを弾いてみると、実際には「拙い」以前の音しか出してないはずなんですけど、ものすごく楽しくて! 音の良し悪しなんてまるで関係ナシ!(笑)
それと、実際にヴァイオリンに触れてみて、平均律の楽器にはない良さというのがようやく分かりました。あの時、本に書かれていたのは、ピアニストがヴァイオリニスト相手に羨ましがっていたのは、このことだったのかーーーという感じで。私が今までやったことのある楽器って、どれもこれもドレミファソラシドが固定してる楽器ばかりだったんですよね。ドレミファソラシドから外れた音なんて、結局のところ外れた音でしかないでしょ? なんて思っていたわけなんですが… それは違いますね。微妙なニュアンス、素敵~。
だからって、じゃあ今度はヴァイオリンを習いたい! とかそういうのではないんですが…(笑)
色んな楽器に触れるのっていいですね。こういうちょっとした経験も、ピアノを弾く上での肥やしのようなものになるかも? なんて思った私。結局のところ、やっぱりピアノが一番なのです♪
なんてことはともかく。
やっぱり楽しかったわ~。えへっ。
ヴァイオリン初体験なんてうらやまし~
ワンフレーズも弾いちゃうなんて・・・
最近アリアさんをうらましがってばっかりな気がする(笑)
私も一度弾いてみたかったんですよねー
あの延びのある音とかを体験してみたいっ
習わないけど、ヴァイオリン体験レッスンみたいのに
行ってみようかな
えへっ、初体験してしまいました。
ワンフレーズとは言っても、本当に簡単なものなんですが…
それでも自分で音を作り出すというのは格別ですね。
楽しかったです♪
うんうん、体験レッスンがいいと思います。
大人のヴァイオリンコースみたいなの、結構ありますよね。
個人の先生の教室はちょっと敷居が高いけど
大手の楽器店のとかだったら受けやすそうだし。
のんさんもぜひぜひ♪
音が出ると感動しますよ~。^^
アリアさん、こんにちは。
ヴァイオリンはまともな音程を作るのに苦労しそうですね。
子供の頃から弾いていないと、結構難しい楽器のような気がします。
大学時代の友人とか、大人になって練習し始めた人たちを知っていますが、10年以上練習していても音程がずれてました….。(上達ペースには個人差もあるのでしょうが)
以前ヴァイオリンを習おうかなあと、ふと思ったことがありましたが、友人のアマチュア合唱指揮者に「同じ時間をかけるなら、ある程度弾けるピアノを練習した方がずっといいよ」と忠告されましたね~。
たしかに、同じエネルギーを投入するなら、昔から弾いていたピアノの練習に振り向けた方が得るものが多いと考え直しました。
好きこそものの上手なれとも言いますので、練習するならなるべく若いうちに始めた方が良いように思います。
他の楽器のことを知っておくと、いろいろ得ることはあるようです。
ピアニストの練木さんも室内楽から学ぶことは多いと言われてましたし(著書にいろいろ書いてました)、とある若手ピアニストの方(カッチェンの大ファンです)が、弦楽四重奏曲からベートーヴェンのピアノ作品が理解できることがあるとブログに書いてました。
http://blog.goo.ne.jp/akira_7110/e/b7f235e3f09511d59a0502ac1e5e3275
yoshimiさん、こんにちは。
確かにヴァイオリンは音作りの段階で相当苦労しそうですが
趣味でやるなら、大人からでも大丈夫そうな気もしましたよ。
むしろ、それまでどれだけ音楽に触れてきたかどうかが問題のような。
音程を聴く耳も重要な要素だと思いますし。
…と、思ったんですが。
そういえば、ずっとピアノをやってた人は平均律がしっかりしすぎていて
ニュアンスに乏しい面白味のない演奏になりやすいと聞いたことを
思い出しました…(笑)
難しいですね。
やっぱりヴァイオリンをするなら、早ければ早いほどいいんでしょうね。
他の楽器からの移行組も良し悪しってところでしょうか。
教えて頂いたブログ、見てきました。
恥ずかしながら、全然知らなかったんですが
ピアノソナタの弦楽四重奏版なんていうのもあったんですねー。
聴き比べてみると面白い!
掛け合いのところも、スフォルツァンドの部分も、確かに!
ピアノは1人でオーケストラと言われる楽器だし
曲を弾く際でも「ここの音はホルンのように高らかに」なんて感じで
他の楽器をイメージするように言われることがありますが
こうやって実際に聴き比べると、それが良く理解できますね。
そしてそれを知ってるのと知らないのとでは、演奏は大違いのはず…
やっぱり色んな方向から勉強しなくちゃいけないんですね。
というか、色んな方向から勉強できるのって楽しいですね♪
練木さんの本は「Aをください」ですよね?
市内の図書館に蔵書がないし、アマゾンで見ても入手不能状態ですが
ぜひ読んでみたいです~。
アリアさん、こんにちは。
趣味で楽器を弾くなら、あまり細かいことは気にしなくても良い気もするし、多少ヴァイオリンが弾けたら、CDを聴くときには役に立つだろうなあと思うことはあるんですが。
CDでプロの演奏ばかり聴いているせいか、音程がずれているととっても気になってしまう人なので、私はやっぱりピアノ向きの性格です。
ブログのピアニストの内藤さんは、指揮も勉強している人なので、演奏解釈がピアニストの視点だけではないようですね。
ピアニストで作曲もする人もいますし、他の楽器のことを知っているとピアノしか知らない…というよりも、いろんなポイントでアナリーゼできそうです。
ケンプのベートーヴェンの録音を聴いていると、構造がくっきり浮かんでくると思える演奏が多いので(月光やテンペストの第3楽章とか)、作曲家の視点が入っているのかな?と思うことがあります。
その通り、練木さんの本は「Aをください」です。そう古い本でもないのですが、もう絶版状態なんですね。
最近は、最寄の図書館に蔵書がない場合は、近隣市町村や中央図書館から取り寄せするシステムがあるように思うのですが…。
以前住んでいた東京都と大阪府では、そのシステムのおかげで、ほとんどの本が読めてとっても便利です。
国立国会図書館からも取り寄せできますが、貸出不可で館内閲覧のみになります。
そうそう、どうしてもプロの演奏と比べてしまいますよね。
私にもそれが最大のネックです。
いくら頑張ったってCDのような音は出せるわけないし…(音色的に)
いや、ピアノだってプロのピアニストの音は出せないんですけど
ピアノの場合は音程も一定だし、相当ひどい弾き方をしない限り
一定レベルの音色だって保証されてるんですものね。
そして、プロの出すような微妙なニュアンスの音程が出せればいいですが
結果的に外れてしまった音は、私もとても気になります。
ということで、私もピアノ向きの人間かもしれませんー。
と言いつつ、先日はそんなことお構いなしに楽しんでしまったんですが~。(笑)
ケンプは自分のことをピアニストとしてというよりも
むしろ作曲家として捉えていたという話をどこかで読んだことがあるし
演奏には、やっぱり作曲家の視点が入ってるのかもしれないですね。
ピアニストは自分が弾けるように弾くけれど
作曲家は弾かなければならないように弾く…
と、青柳いづみこさんが書いてらした言葉が強烈に印象に残ってます。
指揮者として、弦楽器奏者として、などなど色んな視点がありますが
私もピアノだけでなく作曲家の視点から勉強したいですー。
あ、本のことご心配頂いてありがとうございます。
私のところも近隣から取り寄せるシステムはあるので大丈夫です♪
というか、実はそこが職場なので、本当はやりたい放題なんです…
でも、そうでなくてもガンガン借りまくってるので
担当者に申し訳なくて(やっぱり手間はかかりますしね)
それに近隣から借りる場合は、基本的にあまり延長できないので
どうしてもちょっとセーブしてしまうのでした。
yoshimiさんは東京と大阪なんですね。私もです!
私の場合、途中に兵庫も入るんですが、基本は東京と大阪です。
なんだか勝手に親近感です~♪