2010年09月26日

最近はハノン

Category : 音楽的徒然, 音楽的資料 

ちょっと前にチェルニーがどうのこうの言ってたんですけど(ココとかココとかココ)、最近はちょっとお休み中。実は今の先生に習い始めた頃から「ハノンを全部通してM.M.♩=120で弾く練習をするといいわよ」と言われつつ放置してたんですが(おぃ)、ようやく重い腰を上げて! 7月に入った辺りから、本腰を入れてハノンを練習し始めてます。
でもでも、先生は簡単に120と言ってくれるけど、私の指はそんなに簡単には動いてくれなくて。右手はいいとして、問題は左手。左手ってほんとダメダメですねえ。特に4と5の指なんてほとんど仮死状態なんですもん。しかもユニゾンで弾いてると、どうしても右手が左手のカバーをしてしまうんですね。しっかり弾いたという充実感の割に、実は左手にとっては全然練習になってないというワナ。ハノンを始めてしばらくして、左手が実は全然弾けてないのに気付いた時は愕然としました…。(もちろんユニゾンだからこそ効果的という部分もあると思いますが~)

最近、先生にも第3部を中心にレッスンで見て頂くことになって、第3部が終わったら次はスケールとアルペジオかなという感じなんですが、今のところ家で頑張っているのは1~31番の準備運動系。ピアノを弾く上で「綺麗な音が出せるようになりたい」「歌えるようになりたい」というのももちろんあるんですが、そちらは日々のレッスンの課題で頑張っているので(一応)、こちらは純粋に「思うように動いてくれる指を作る」ためです。だって私が弾いてみたいと思う曲は、大抵超高速だったりバリバリ技巧派なんですもん。
日によって練習に取れる時間は違うので、毎日必ずできるというわけではないんですが、基本的にその日の練習の最初に1つ番号を選んでリズム練習とスタッカート練習をしてから、1番から31番までざっと通してます。30番までは左手だけの片手練習。31番だけ両手でやって終了。通すだけだったら、全部弾いても20分ぐらい。でも音の粒が揃ってない部分を取り出してリズム練習をしたりするので、大抵もうちょっと時間がかかります。(時間に余裕がある日の話ね)
で、びっくりしたんですが、リズム練習って効きますね! こんなに即効性があるものだとは思ってなかったです。音の粒も面白いように揃ってくれるし(次の日になったらまたダメになってたりするけど)、一段速く弾けるようになるし。時間がほとんど取れない時は、苦手な番号をリズム練習するだけでもいいぐらい。それだけでもやっておくと、1日2日のブランクを全然感じません。
そんなこんなで、今は基本的に毎日ハノンからスタート。7月にやり始めた頃はすごーくゆっくりだったんですが、この3ヶ月でとうとう左手だけで120で弾けるようになりましたよ! 為せば成る! …結局のところ、弾けるようになったのが嬉しくて、この記事を書いてるというわけなんですが。実際には、これでようやくスタートラインなんですけどね。(がはは)

改めてやってみて思ったんですけど、ハノンってやっぱりいいですねー!(もちろん、ただ機械的にガシガシ弾くだけでは逆効果になりかねないと思うけど)
なんでいきなりハノンを始めたかといえば、川上昌裕さんの「ちょっとピアノ本気でピアノ」という本を読んだから。(影響されやすい私) この本に、大学時代の一時期毎日ハノンを全部通して弾いていたら驚くほど上手くなった、と書かれていたんです。私にはまだまだ全部なんて弾き通せないんですが(3時間ぐらいかかりそう)、自分が実際にハノンを改めて練習するようになってみて、それは本当に十分あり得ることだと思いました。実際のところ、練習曲系よりもまずハノンじゃないですかね? 試しにハノンをやった後にツェルニーを弾いてみると、指の動きが全然違うのが自分でもよく分かります。
ツェルニーは、ハノンが一段落ついたら復活させるつもり。今はハノンが面白いので、しばらくこちらで頑張ります。ああ、子供の頃にこのハノンの面白さと効用に気付いていたらなあ。でも今だからこそ、この面白さが分かるんでしょうね。
今年もあと2ヶ月、難曲にも負けない指をハノンで鍛えよう!

そして、今レッスンでも減7と属7のアルペジオをやってるし、時間がある時は家で普通のアルペジオもさらってるので、その延長でショパンのエチュードのOp.10-1も練習し始めました。ドビュッシーが終わって今度ショパンのエチュードに戻った時は「木枯らし」をやるという話になってて、実際譜読みもしたんですが、これはまだ私には早すぎるということがよーーーく分かったので! やっぱり次はOp.10-1をやることにしようかと。「木枯らし」の話が出る前は、先生もOp.10-1かOp25-1かって仰ってましたしね。
今は身体に覚えこませようと、ゆっくりアルペジオさらってる段階。ミスタッチしないように気をつけつつ、1つ1つ脱力するようにも気をつけつつ、レッスンが始まったらきっと「もっと和声を感じて」と絶対言われると思うので(笑)、時々全部和音として押さえてみつつ。(ペンネさんのところにあった「コード化練習」ですね!)
ドビュッシーはまだ当分終わらないでしょうし… 今レッスン中の「子供の領分」はもちろんなんですが、中学の頃にやった2つのアラベスクが全然綺麗に弾けないことに気付いて、これも先生に一度見ていただこうかなあなんて考え中なので… それに、いい機会なので「レントより遅く」もやりたいんですよね。だから、まだまだたっぷり時間があるはず。のんびり練習中です。

Comments (4)

  1. ペンネ

    アリアさん、こんばんは♪

    もしかして、ご自分で謎が解けちゃった感じ?
    それならそれでいいのですが。

    毎日ハノンを最初から最後まで通して弾くといい!
    っていうのは、たまに言われます。
    私もやってた事ありますよ。
    良い点はアリアさんが書かれている様にいっぱいあります。

    なので、敢えて、マイナスの点を書かせて頂きます。

    頑張らない事です。

    テンポをあげることに躍起にならない事。

    どちらも、それだけを目的にして突っ走ってしまうと
    腕を痛めます。
    たとえ、両手粒を揃えて高速で弾ける様になったとしても、
    それは脱力した状態で良い音で弾ける様になる事と
    イコールではないんですよ。

    ハノンの練習は、指の独立を計る事にプラスして
    音楽的に弾くことを心がけて頂ければ力まずに
    (脱力しながら)弾ける(技術がついていく)と思います。

    ハノンの1番を音楽的に弾けたら、なかなか美しいですよ。
    私が生徒さん達にハノンの練習をさせる時は
    「ピアニシモでゆっくり、だけれど、必ず両手がきちっと
     合うように耳で聴きながら弾くこと」と言います。

    ちょっと余計なお世話でごめんなさい。

    「レントより遅く」、是非弾いてください!

    ハカセの冒頭の右手も・・・フレーズというか
    細かなアーティキュレーションの捉え方で大分
    弾きやすさが変わると思います。

  2. アリア

    ペンネさん、こんにちは。
    余計なお世話だなんてとんでもないです。ありがとうございます!

    頑張りすぎない、というのはとても大切なことですね。
    以前、ピアノを再開したいと思って、でもまだ先生についていなかった頃にも
    ハノンをやろうとしたことがあったんです。
    でも、基本的にハマると頑張ってしまいやすいタイプなんですよね、私。
    その時は、腕を痛めるところまでいかなかったんですが
    まさに仰る通り、テンポを上げる方向で頑張ってしまったこともあって
    このままだとヤバいかも!?と、ちょっと怖くなってやめたんです。

    なので、今回はハノンを始める前に先生に相談してみました。
    そしてその時に先生が最初に言われたのが「音楽的に弾くこと」でした…!
    ペンネさんの注意点も、まずはそこなのですね!

    今練習する時は、子供の頃のような直線的なフォルテの音ではなく
    もっとまろやかな音を出すように心がけてて
    上がる流れは微妙にクレッシェンド、下がる時はディミヌエンド…
    でも、まだまだです。1番が美しいと思えるところには全然達してないです。
    ピアニッシモでゆっくり、というのでも練習するようにしてみますね。

    以前やった時と比べて、今回は左腕が全然硬くなったりしなくて
    いつまででも弾いてられそうだ~!って感じではあるんですが
    それでもやっぱり脱力がきちんとできてるかどうか
    指や手、手首、腕の動きも適切かどうか、先生に見ていただいた方がいいですよね…
    それに今でもやっぱり、ついつい頑張ってしまいやすいヒトなので!
    改めて意識的にゆるゆるっとさせつつ、続けていきたいと思います。
    本当にありがとうございます。

    あ、ハカセの件もありがとうございます。
    少し分かったような気もしつつ、でも謎はまだ謎のままなんです。
    成功率は少しずつ上がってる気がしますが、それでもまだまだ不安がいっぱい。
    そうか、アーティキュレーションの捉え方ですか!
    それは全然考えてませんでした。その辺りの意識が足りなかったんですね。
    もし可能なら、もう少し詳しく教えて頂けると嬉しいです~。
    (もちろん、もっと一般的な、考え方のヒントとかで結構ですので~)

    「レントより遅く」は、きっと! いい曲ですよね。大好きです♪

  3. はじめまして♪
    Yoshimiさんのブログのコメントで見かけてから、時々お邪魔してました。
    同じようにピアノをやっているので、共感しながら読んでます。
    私も今、エチュード10-1を苦労しながらやってます。
    左手もなかなか言うことをきいてくれません。
    でも、もう更年期の年齢ですが、まだまだ練習次第では上手くなれるかもと思いながら、頑張っています。(でも真剣にやり始めたのはこの9月から…)
    これからもよろしくお願いいたします。

  4. アリア

    マダムコミキさん、はじめまして!
    ようこそいらっしゃいました。コメントありがとうございます。
    共感しながら見て下さってたなんて、すごく嬉しいです♪

    わあ、マダムコミキさんも10-1をやってらっしゃるのですね。お仲間~。
    この曲を初めて聴いた時は、いつか自分が練習する日が来るとは思いもしませんでしたが…
    中学生の頃、家にあったポリーニのレコードを聴いて、もう本当に圧倒されたので!
    でも、背伸びな挑戦だとは思いつつも、練習できること自体が嬉しいです。
    そうそう、上達に年齢は関係ないですよねっ。

    あ、でも、こちらは練習し始めたばかりのひよっこですので~。
    色々教えて下さいね。こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。
    ブログ、拝見させていただきますね♪

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