2011年01月21日

「イタリア協奏曲」ペライア

Category : CD(バッハ) 

マレイ・ペライアの「バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番」。収められているのは「フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲イ短調」「ブランデンブルク協奏曲第5番」、そして「イタリア協奏曲」。

「イタリア協奏曲」も最後の仕上げにかかったという感じだし、このCDのことも書いておかないといけないでしょうね。既に記事にしたコロリオフ、グルダのCDもよく聴きましたが、自分の練習が最後の段階にかかってとよく聴くようになったのはペライアの演奏。実際に自分が練習し始めるようになってからは実はあまり聴いてなかったのですが、最近とても出番が多いです。というのは、私の出す音が先生に「真っ直ぐすぎる」と言われるから。もっと歌わせるためのイメージトレーニングみたいな感じもあるでしょうか… コロリオフやグルダの演奏も好きですが、どちらかといえば真っ直ぐ系(というか構築系?)の演奏だと思うんですよね。ペライアはもっと1音1音が豊かにふくらんで歌ってるという感じ。聴いてると、ああ、私に足りないものはこれなのかなあって思います。

そしてこのCD、「フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲イ短調」「ブランデンブルク協奏曲第5番」も素敵です。この2つの曲に関してはあまり色々聴いてないので他と比べらないのですが、自分が自分がと前に出すぎるピアノではないのに、しっかりと存在感があって、フルートやヴァイオリンといった他の楽器と対話をしつつ曲を奏でているという印象です。

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Comments (4)

  1. yoshimi

    アリアさん、こんにちは。

    ペライアは音が柔らかくてタッチも精妙で、音の一つ一つが綺麗。その上、起伏がとても細かいので、しなやかで、歌がありますね。
    イタリア協奏曲は、音が綺麗といわれるシフよりも素敵な感じがします。
    ペライアのベートーヴェンもブラームスも似たようなところがあって、あいにくそちらは私の好みとは違ってましたけど。

    バッハ弾きでない人のバッハもよく聴いてますが、タッチの微妙なコントロールと色彩感がもう一つ、というのをいつも感じます。
    グルダもそれなりに歌があるとは思うのですが、ペライアと比べると、直線的に聴こえますね。
    でも、イタリア協奏曲の第3楽章のスピード感は気持ち良いです。

    グルダのバッハは聴き直してみましたが、平均律と違って、イタリア協奏曲とイギリス組曲は普通に聴けました。
    グールドよりも軽快で少し親密感があるのがグルダらしいところでしょうか。意外とこういう演奏も好きかも。
    ということで、グルダのバッハは、(平均律は別として)印象が変わりました。
    我ながらいい加減な耳と記憶だと思いますが、異聴盤を聴けば聴くほど、印象が変わっていくことがよくあるので。

    イギリス組曲は今はルセのチェンバロ盤に凝っていて、全曲盤なら、レオンハルトとルセが今の私のベスト盤になりつつあります。
    スピード感があって切れのよいシュタイアのイタリア協奏曲も結構気に入ってます。
    チェンバロは音と奏法に慣れると、ピアノとは違ったところがいろいろあって、面白く思えるようになりました。

  2. アリア

    yoshimiさん、こんにちは~。
    ペライアの演奏は、本当に音の1つ1つがしなやかに歌ってる感じがしますよね!
    練習し始めの頃は、コロリオフやグルダの演奏の方がしっくりきてたんですけど
    仕上げの段階に入ると、ペライアの繊細な歌わせ方がいつも以上に素敵に感じられます。
    私の弾き方は、まだまだ1つ1つの音に対する配慮が全然足りないなあって反省しちゃう。
    基本は1つ1つの音なんですものねえ。
    それをおざなりにして、フレーズを綺麗に歌わせることなんてできないですものねえ。

    グルダの第三楽章は気持ちいいですよね!
    第1楽章はそれほど速くないし、逆に第2楽章は他のピアニストよりも速めですけど
    この第3楽章で上手くバランスが取れてるような気もします。
    おおー、以前聴かれた時よりも印象が良かったですか! それは嬉しいなあ。
    いや、やっぱり平均律がかなりのインパクトだったせいじゃないでしょうか~。
    色々聴いていくうちに印象が変わるのも、全然不思議なことじゃないですし。
    ふふ、でも嬉しいなあ。

    あれからYou Tubeでチェンバロのイタリア協奏曲を聴いたりしてたんです。
    弾いている映像を実際に見てみると、音だけ聴くよりもやっぱり分かりやすいですね!
    すごく新鮮で、新たな発見が色々とありました。
    もっと早く見ておけばよかったです~。こういうのを知るのもピアノを弾く上で
    きっとプラスになるだろうなって思いました。とは言っても、まだまだですけど!
    yoshimiさんのお好みは、リヒターとルセなんですね。φ(.. )メモメモ
    私が誰の演奏が好きかしら! まだまだ研究途上って感じです。
    シュタイアのイタリア協奏曲も聴いてみなくちゃいけないですね~。

  3. yoshimi

    アリアさん、こんにちは。

    シュタイアーのイタリア協奏曲、Youtubeになかったので、こちらにおいておきました。
    月曜日中に削除しますので、時間がなければダウンロードして下さいね。
    http://cid-03d546a1aa39b52c.office.live.com/browse.aspx/MUSIC?sa=702016887

    >yoshimiさんのお好みは、リヒターとルセなんですね。
    あの~、リヒターではなくて、レオンハルトの再録音(新盤)の方なんです。
    リヒターはマタイとかを聴いたことがありますが、私には厳しすぎて…。
    ルセのnaive(ambroisie)のBOX盤は、颯爽としてチェンバロの音がとても綺麗でとっつきやすいです。
    チェンバロは音が楽器ごとにかなり違うので、いろいろ聴いて、好みの音(と奏法)の録音を見つけるのが良いですね。

  4. アリア

    yoshimiさん、こんにちは。
    イタリア協奏曲、早速ダウンロードさせていただきました。
    そして今聴きながらこのお返事を書いてるんですが
    颯爽とした演奏でいいですね~。すごく好きな感じです!
    聴いてると心が浮き立ってくるような気がします。^^
    すてきな演奏のご紹介、ありがとうございます~。嬉しいです。

    それと、リヒターではなくてレオンハルトでした! ごめんなさい~。
    コメントのお返事を書いていた時、丁度リヒターのことを考えていたので…
    ちゃんとレオンハルトと分かっていたのに。(嗚呼)
    yoshimiさんもリヒターはあまり、でいらっしゃるのですね。一緒です。
    なんだか胸の奥にずどーんと重い物が落ちてくる感じがします…

    レオンハルトは、いくつか聴いてみた時点ではかなり好きな感じです。
    とは言っても、まだチェンバロのソロの録音は聴いてないのですが。
    ルセのボックスは沢山入っていてお買い得ですね~。

    チェンバロの方が、ピアノよりも色々と好みがはっきりしそうだし
    これから色々聴いていくのが楽しみです。^^

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