2011年03月23日

レッスン日記52

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今回のレッスンは、先生のご都合でいつもとは違う曜日になりました。

ハノンはイ長調(A dur)と嬰へ短調(fis moll)のスケールとアルペジオ。合格はしたんですけど、カデンツの音があまりに真っ直ぐすぎるので、もっと前腕をたっぷり使ってしっとりと弾くこと、という注意付き。ああ、また真っ直ぐ… どんだけ硬い音を出してるんでしょうね、私ってば。何度も同じことばかり言われて(言われる箇所はその都度違うんだけど) 情けなくなっちゃう。
そして52番「3度の音階練習」は、二長調(D dur)とイ長調(A dur)。上の音はなるべく途切れさせずに弾くこと。指使いの関係などでやむを得ず上が途切れる時は、下の音をきちんと残すこと。という注意がありつつ合格。次はホ長調(E dur)とヘ長調(F dur)です。

そしてバッハのフランス組曲3番。
アルマンドは、最初ピアノで始まるけれど(楽譜には何も書かれてません)、これは音を小さくするのではなく内に秘めた情熱といった感じで、深いタッチで歌わせること。繰り返しの後はメゾフォルテでさらにしっかりと歌う。フォルテのところは強い音で弾くのではなく、たっぷりと豊かな音で。次のクーラントは速い曲。4分の6拍子だけど、8分音符6つ×2の2拍子に感じられるぐらいの速さで弾く。後半は右手が3拍子で左手が2拍子となる箇所が沢山あるので注意。そしてサラバンドはゆったりと。最後の部分は、フェルマータがついているのは終止線なので、リタルダンドにしないでインテンポのまま弾き終える。
まだ音符通りに弾くので精一杯で、全体的に平坦になってしまってたので、先生がピアノやフォルテといった強弱記号や、クレッシェンドやディミヌエンドを書き込んで下さいました。す、すみません。もうちょっとちゃんと自分で考えておかなければいけなかったのに。
それとアルマンドとクーラントは練習してたんですけど、サラバンドは軽く見てた程度だったのに、アングレーズはそれよりさらに軽くしか見てなかったのに、どんどん次へと進むので焦りました…。一応全部片手練習はやってて、指使いを書き込んだりはしてるんですけどね。仕方ないので「アングレーズはまだ弾けません!」「あら、そうなの? でも弾けそうよね?」「先生、それよりドビュッシーを…」
だってもう時間も残り少なかったし。すみません、次回までにはジーグまでちゃんと通しておきます…。

ということでドビュッシー「レントより遅く」。
憧れの曲だったし、もっとちゃんと練習していきたかったのですが… もーほんとなんてヤヤコシイ曲なんだろ! ♭が6つっていうのも相当だと思うんですけど、それはまだオッケー。(Fだけが何もナシと覚えれば簡単だから) でもこのGes durがどんどん転調していくので、音を取りながらだんだんワケ分かんなくなっちゃうんですね。それに途中で調号が変わって♯が3つ(A dur)になるところも頭の切り替えがうまくいかなくて、結局、楽譜の♯のつく音に全部薄い丸印をつけてしまったし。そしてレッスンでは音やリズムに間違いがないのをチェックしてもらっただけに… ああ、もったいない。
ええとこの曲の注意点としては、内声をメロディーの一部にしてしまうのではなく、もっと外声の音に溶け込ませるように弾くこと。ですね。まだまだこれからです。

ということで次のレッスンは2週間後です。



2011年03月15日

「レントより遅く」青柳いづみこ

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青柳いづみこさんの「浮遊するワルツ」。収められているのはショパンのワルツ6曲、シューベルトの「高雅なワルツ」(ドホナーニ編)、ラヴェルの「高雅で感傷的なワルツ」、サティの「嫌らしい気取り屋の3つの高雅なワルツ」、リストの「メフィスト・ワルツ第1番」、そしてドビュッシーの「ロマンティックなワルツ」と「レントより遅く」。

6人の作曲家によるこれらの曲に共通するのは、ワルツだということなんですが、シューベルトの「高雅なワルツ」、ラヴェルの「高雅で感傷的なワルツ」、サティの「嫌らしい気取り屋の3つの高雅なワルツ」が並ぶという構成も面白いですね。ラヴェルのこの曲はシューベルトの曲からきてるわけだし、サティの言う「嫌らしい気取り屋」というのはラヴェルのことだし!
その後にリストが来ると、聴いてる分にはちょっとびっくりしてしまうのですが、でもこれもきっときちんと考えられた配列なのでしょう。ショパンの(踊るためのものではないにせよ)ワルツらしいワルツに始まり、シューベルト・ラヴェル・サティ。そしてリストのメフィストワルツで、美しく華麗なものだというワルツの表向きのイメージが決定的にひっくり返されているのかなと思います。そして世紀末のデカダンを感じさせるドビュッシーへ。

私はショパンはあまり好きではないので… それなのに6曲中5曲をやったことがあるというのもなんだかフクザツで、正直「なぜショパンを6曲も?」という気持ちがあるのですが(演奏は素晴らしいんですが!)、シューベルトの(いつも通り冗長ながらも・笑)素朴で可愛らしいワルツからラヴェル・サティと続けて聴けるというのも面白いし、青柳さんの弾かれるリストのメフィストワルツもとても素敵。
それに何といっても最後のドビュッシーの2曲がいいのです。ドビュッシー弾きとして有名な青柳いづみこさんですが、やはりそれだけのことがありますね! パスカル・ロジェ、ミシェル・ベロフ(新旧)、アルド・チッコリーニ、ヴェルナー・ハース、モニク・アースと聴き比べた中でも、青柳さんの「レントより遅く」が、テンポといい音色といい歌い方といい、気持ちに一番しっくりきてとても好き。そしてこのCDを通して聴き終えてみると、アルバムタイトルの「浮遊するワルツ」がとても分かるような気がしてきます。

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青柳いづみこ(Werner Haas 1950 – )
  東京都出身のピアニスト、エッセイスト、大阪音楽大学教授。ドビュッシー研究家。
  東京芸術大学音楽学部卒業。フランス国立マルセイユ音楽院首席卒業。
  安川加壽子とピエール・バルビゼに師事する。
  演奏活動だけでなく、執筆業も積極的にこなす。



2011年03月11日

レッスン日記51

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2週間ぶりのレッスン。
私が着いた時、前の方は今回はショパンの英雄ポロネーズを弾いてらして、その華やかさにもうクラクラ。ああ、輝かしく弾くというのはこういうことなのね!と、しみじみ聴き入ってしまいました。まだ仕上がってはいなかったけど、時間の問題でしょうね。いいなあ。素敵だなあ。前の方もあんまり聞かれたくないだろうと、いつも時間ぴったりに行くようにしてるし、先生もその方がいいと思ってらっしゃるようなんですが、本当はもう少し早く行って見学したいです。他の方のレッスンを見るのもすごく勉強になるし。

そして私のレッスンですが。
ハノンはホ長調(E dur)と嬰ハ短調(cis moll)のスケールとアルペジオ。なぜか弾くたびに嬰へ短調のカデンツの和音を間違えてしまったし、アルペジオはもっと鍵盤の上を拭き掃除をするようなイメージで、という注意がありつつ、なんとか合格。次はイ長調(A dur)と嬰へ短調(fis moll)。
52番「3度の音階練習」は、ハ長調(C dur)とト長調(G dur)。こちらも左右とも上の音をもっと意識して出して!という注意がありつつ、合格。こちらはまだまだ他の調が残ってるから、やってるうちに徐々によくなっていくだろうという感じでしょうか。次は二長調(D dur)とイ長調(A dur)です。

ドビュッシーの「子供の領分」は、最後の「ゴリウォーグのケーク・ウォーク」。
最初の部分はもっと指を固くしてカラッと。16分休符の入る「んたたたたー」のところは流れてしまわないように、きっちり数えてメリハリをつけて。「たたたた」の4つの音も同じ大きさではなく、きちんとクレッシェンドする。8分音符のスタッカートと4分音符のスタッカートは、音価が違うのだからきちんと弾き分けて。(8分音符でも良さそうなところをわざわざ4分音符にしているのだから、そこにはきちんと意味がある!) 転調した後は「cédez」と「a tempo」の対比をもっと意識して。「retenez」で遅くして、「toujours retenu」ではさらにゆっくり…

…という注意がありつつも、合格です!
先生が「そうねえ、大体そんな感じでいいと思います」と微妙に歯切れが悪かったのが気になりますが… 気にしないっ。(笑)
次は待望の「レントより遅く」ですしね。これはレパートリーにしたい曲だし、気合いを入れて頑張ります。そしてそこまででドビュッシーはとりあえずオシマイ。その後はショパンのエチュードに戻ります。こちらもそろそろ練習を始めておこうっと。

バッハは今日からフランス組曲の3番。まずは「Allemande」。ヘンレ版の楽譜のトリルやモルデントの前に頻繁に書かれているひょろっとした丸っこい線が何なのかよく分からなくて、私が持ってるフランス組曲のCDを色々聴いてみても分からなくて、結局無視してたんですが、これは前打音だったんですね。拍の頭で前打音を弾いて、次にトリル。(ひょろっとしたその線の位置で前打音が何なのか分かる) だから私が練習してたのよりもトリルが一拍遅れるわけで… うーむ。
でも前打音が入るだけでものすごくカッコよくなる気がするし~。練習し直しますっ。「Couranteも弾ける?」って聴かれたんですが、こちらはまだゆっくりとしか弾けないし、前打音のこともあるし、時間もそれほど残ってなかったので辞退しました。また次回にぜひ!

次のレッスンは2週間後。
でもこの記事をアップするばかりの状態にしていたら、地震が。私が住んでるのは大阪なので全然大丈夫だったのですが、それでも震度3の揺れでした。北海道から九州まで揺れるとは、その範囲の広さにびっくり。そして最初の揺れがあまりに長く続いたので、まるで船酔いのように気持ちが悪くなりました… 震源地に近いところに住んでらっしゃる方はどれほど怖い思いをされたことかと思うと涙が出そうです。それなのに、まだまだ余震が続いてるだなんて。阪神大震災の時の恐怖は今も生々しく残ってるので、気持ちはよく分かります… まずは一刻でも早く余震がおさまってくれますように。今現在助けを求めてる方に、助けの手が届きますように。どうかどうか、みなさんご無事で。



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