2011年05月10日
バッハの曲の難易度
Category : 音楽的資料
ご紹介の本は、「ピアノ・レパートリー事典」です。
340人の作曲家のピアノ独奏・連弾作品を紹介。作曲家の略伝と音楽様式、主要曲の解説、難易度、楽譜の出版元と番号、版の特徴と相違点などの情報を徹底網羅。すべての愛好家・学習者・指導者に贈る、ピアノ関係者必携の書。
ということで、私は曲の難易度が知りたくて購入したんですけど…
これが難易度に関しては実はかなりアバウトなものでした。難易度は1から15までの15段階なんですが、例えばショパンのエチュードなら、Op.10とOp.25、遺作を合わせて「12ー15」という難易度がついるんです。全27曲の難易度が「12ー15」という一言で済まされてしまうなんて! それはちょっと解せませんーー。
そしてバッハの場合も同様。難易度の部分だけ抜き出してみると
「カプリッチョ 最愛の兄の旅立ちにあたって」 12
「イギリス組曲」 9-13
「フランス組曲」 6-9
「インヴェンションとシンフォニア」 5ー10
「平均律クラヴィーア曲集 1・2巻」 9-14
「アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳」 2-4
「パルティータ」 11-14
「半音階的幻想曲とフーガ」 13
「イタリア協奏曲」 10ー11
「ゴルトベルク変奏曲」 15
全曲網羅してるわけでもないんですよね。難易度が載ってるのはこれだけ。
「カプリッチョ 最愛の兄の旅立ちにあたって」「半音階的幻想曲とフーガ」はいいと思うんです。「イタリア協奏曲」や「ゴルトベルク変奏曲」も。「ゴルトベルク変奏曲」のアリアと変奏曲の全てが15なのかどうかは疑問ですが、難易度としては最高だということなのでしょう。でも「インヴェンションとシンフォニア」を合わせてしまうのは、さすがにマズイでしょ? インヴェンションで一番最初にやることが多いのは1番、次いで4番じゃないかと思うんですが、それが難易度5で、シンフォニアの14番辺りが難易度10ということなんでしょうか?
私は今レッスンで「フランス組曲」をやっているのですが、この「フランス組曲」、「シンフォニア」の後にやるのが一般的となっているように思います。「シンフォニア」から「平均律」へと一足飛びに行ってしまうことも多いとは思うのですが、「フランス組曲」「イギリス組曲」「イタリア協奏曲」辺りをやるのであれば、大抵「シンフォニア」と「平均律」の間なのではないでしょうか。(実際にはあまり色んな例を知らないので、もちろん違うケースもあると思います)
でもね。実際に「フランス組曲」をやってみると、「シンフォニア」よりも難易度的には低く感じられるんです。まだ3番の7曲を練習して、5番の7曲を譜読みしただけの状態ですが、それらの曲に限って言えば「シンフォニア」の延長というよりもむしろ「インヴェンション」の延長線上にあるような印象です。1曲ずつが短いですし、ポリフォニー的な面から見ても、2声の部分が多くて時々3声になるといった程度。それに対して「イタリア協奏曲」は、こちらも2声の部分が多いのですが、1曲が長いですし、そうなると音楽的に弾きこなすのは「フランス組曲」よりも難しくなってくると思います。こちらは「シンフォニア」の次にやるのが相応しい感じ。
ということで、この本の難易度をたたき台にして、自分なりの難易度表を作ってみようと思い立ちました。まだやったことのない曲の方が多いんですが、新しい曲をやるたびに書きこんでいけば、いつか立派な表になるかも?! もちろん、実際にやったことある方の意見も参考にさせていただきたいので、よろしければ、いろいろと教えて下さいませ♪ (ちなみにバッハの鍵盤曲に関しては、以前「バッハの鍵盤楽器のための曲」という記事を書いています)
「アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳」 2-4
この曲集は習ってないので、実はほとんど知りません。ト長調のメヌエットは自分で勝手に弾いたことがあるのですが、他の曲も同じ程度の難易度なのでしょうか? だとしたら「2-4」で妥当なのかなと思うのですが。でも子供にはいいでしょうけど、自分のレベルがある程度上がってしまうと逆に難しかったりしますよね、こういう曲は。スカスカになってしまったり、なんだかサマにならなかったり。
「インヴェンション」 5-7
シンフォニアと同じ項目になっていたので分けました。
私が最初に弾いたバッハはインヴェンションの4番。次が1番でした。(逆かも) とは言っても小学校低学年の頃なので、他の曲はどんな順番で弾いたのかさっぱりおぼえてません。春秋社の楽譜の巻末に載っていた園田高弘氏推奨の順番を書いておきますね。
園田高弘氏推奨 1→3→4→7→10→13→14→15→2→8→5→6→9→11→12
ペンネさんの教室では、ハ長調→イ短調、ヘ長調→ニ短調、ト長調→ホ短調という具合に、調号の少ない順番に長調→短調と進むそうです。分かりやすくていいですね! 調号の勉強にも良さそうです。
「7つの小前奏曲」
「6つの小前奏曲」
「5つの小前奏曲」
インヴェンションの後、この中の2声の曲だけをやりました。ということは、2声の曲の難易度はインヴェンションと同程度でしょうか… 3声の曲になるともっと難易度が上がるとは思うのですが。
「フランス組曲」 6-9
1番 全体的に難しい曲が多いです。特に難しく感じられたのはAllemandeとGigue。
一番弾きやすかったのは Menuet I。
2番 全6曲の中で一番入りやすかったです。
インベンションからの流れという感じで、この本の中で最初にやるならこの曲かな。
3番 全体的にそれほど難易度は高くないです。
一番弾きにくかったのはCourante。右手が2拍子で左手が3拍子という箇所があるのと速度の問題。
4番 難易度的には1番の次のような気がしますが、そうは言っても、それほどではないです。
若干弾きにくかったのはAllemandeとCourante。Allemandeは手が大きい方が楽だと思います。
5番 難易度としては3番と同程度かもう少し下でしょうか。
Allemandeは技術的にはそれほど難しくないですが、逆に音がスカスカになりやすいかも。
5番の中で一番難しいのはGigue。これは結構苦労しました。
6番 それほど難しくなさそうなのに、意外と弾きにくかったです。4番と同じぐらいのレベルかも。
私の順番 3→5→4→1→2→6
フランス組曲の難易度が6-9なら、9は1番でしょうね。1番は10でもいいぐらい。あとは4番が8、3と5が7、2と6は6といったところでしょうか。いずれにしても、やはりシンフォニアの後ではなく、インベンションからシンフォニアへの橋渡しとしてする方がいいような気がします。基本的に3声ですが、終始きっちりした3声というわけではないので、3声入門的な存在かと。
そして私の場合、最初に3番をやるのだけは先生が決められたのですが、あとは自分がやりたい順だったので… 「2→5→3→6→4→1」辺りが妥当かと。
「シンフォニア」 8-10
インヴェンションと同じ項目になっていたので分けました。
私が実際に練習した順番と、園田高弘氏推奨の順番を書いておきます。
私の順番 1→2→3→12→4→6→8→7→10→15→14→11→13→9→5
園田高弘氏推奨 1→2→3→6→8→10→12→15→4→5→7→9→11→13→14
最初の3つは一緒ですね。ということはそれがやっぱり妥当なのかも。4曲目以降は好きな順番でいいと思うのですが、14だけは最後にやった方がいいと思います。これは結構な難物です!! そうでなくても、シンフォニアの場合は3声をきっちり弾き分けなくてはいけないので、組曲系よりも難しいと思います。
「イタリア協奏曲」 10ー11
1・2楽章は難易度10もあるかな… 8か9でもいいような気がします。
第3楽章は速さも必要ですし、音が大きく飛ぶことが多い分、11が妥当しょうか。
「イギリス組曲」 9-13
「平均律クラヴィーア曲集 1・2巻」 9-14
まだ 1 巻の1・2・9番しかやっていません。1番のプレリュードはアヴェ・マリアの曲。美しく弾きこなすのは難しいですが、技術的にはそれほど難しくない曲ですので、難易度 9 というのはこの曲のことなのでしょうね。でも入りやすいと言えるのはその1曲ぐらい。1巻と2巻を一括りにしてしまうのも乱暴だと思うので、いつか2巻をレッスンしていただける日が来たら、その時は項目を分けようと思っています。
*平均律でも、2声の曲などシンフォニアよりも弾きやすい曲もあるそうです。やはり2声、3声、4声、5声と声部が増えるほど難しくなるようですね。(ペンネさんに教えて頂きました)
「パルティータ」 11-14
「カプリッチョ 最愛の兄の旅立ちにあたって」 12
「半音階的幻想曲とフーガ」 13
「ゴルトベルク変奏曲」 15
アリアさん、こんにちは♪
私もこの本、以前持っていましたよ(過去形)・・・
自分でも解せなかったので誰かにあげてしまったような・・・
私自身は「インヴェンション」が終わったらまず
「フランス組曲」をさせてから「シンフォニア」に入ります。
それからですね、「平均律」は。
「平均律」も曲によっては「シンフォニア」より弾きやすいもの、ありますからねぇ。(二声のものなどは。)
あと、私は「インヴェンション」をさせる順番は、
調号の少ない順番に長調→短調です。
「シンフォニア」は・・・私の生徒、過去現在含めて
「シンフォニア」に進めた人が一人もいないので考えていません(笑)。
私自身の場合は、平均律1をやりながらイタリア協奏曲やイギリス組曲をポチポチと間に挟まされました。
「平均律」の難易度はまず、易しめのものとして二声の曲でしょう。
それから三声、四声、五声。で、それぞれの中でまた順位はいろいろ変わるでしょうが。
と思います〜。私的順位♪
追記です。すみません。
インヴェンション、ハ長調→イ短調、ヘ長調→ニ短調、ト長調→ホ短調、という具合です。
こんばんは。
レパートリー辞典、私も持ってますよ。
しかも、初版ww
私も思いました、難易度が適当すぎるって。
全音の楽譜の後ろにある課程や、ピースの難易度も、おいおいって感じだけど、それを上回る適当なものがこの世に存在するのかとガクゼンとしたのを思い出しましたよ。
なんで、もっぱら作曲家の作品と出版社調べるのだけで、たまに使うだけになってしまいました。
(知られてない作曲家を調べるのには便利なので)
ま、ある意味そんだけ人によって難易度は違うってことなのかもしれませんね。
だって、私はフランス組曲は弾けない。
いや、むしろアンナマクダレーナが、簡単だと全く思えないものww
ペンネさん、こんにちは~。
ペンネさんもこの本持ってらっしゃいましたか。
わあ、「インヴェンション」の次に「フランス組曲」をされるんですね!
ということは、この地続き感覚は正しかったんですね~。なんだか嬉しい☆
うんうん、それから「シンフォニア」というのが妥当だと思います。本当に。
私はなんだか妙な順番でやってしまってて(それは自分のせいも大きいのですが)
まあその分、今「フランス組曲」がすごく楽しく練習できてるのでいいんですが(笑)
私がもし教える立場だったら、やっぱりその順番がいいなあと思います。
そして「平均律」。
そっか、「平均律」にも2声の曲があるんですね!(よく見てなかった…)
それだと確かに「シンフォニア」よりも弾きやすそう。
「シンフォニア」って、もうなんだか生真面目な感じで3声の練習曲集になってるから
結構レベルが一定して難しいような気がします。
難しいというか、小難しい?(笑)
でも、そこで3声の基礎を叩き込んでおいて、そこからは自由に発展していくのかな…
曲としての表現の深みをもっと増していくといった感じなのかもしれないですね。
「インヴェンション」の進み方、分かりやすいですね!
じゃあ、1番が最初なんですね~。これも弾きやすくて入りやすい曲ですよね。
そんな風に進めると、調の勉強にもなっていいですねえ。
そういう順番で考えたことがなかったので、改めて考えながら弾いてみたくなりました。
「シンフォニア」に進む生徒さんがまだいないというのがびっくりですが!
その前に転勤の時期などになってしまうのかな。寂しいですね。
色々参考になりました。ありがとうございます!!
檀さん、こんにちは。
わあー、檀さんも持ってらっしゃるとは!
しかも初版。素敵♪
でもそうですよねえ、難易度が適当すぎますよねえ。
全音の楽譜の後ろのアレも、ピースのA~Fもほんとすごいと思いますが…
でもあのレベル付け、どこかの時点でかなり変わってますね?
子供の頃の楽譜を見るとさらにすごいんだもの。(笑)
確かに知らない作曲家の作品を調べるのには便利ですね。
それにアバウトなりにも大雑把な部分は分かるので…
そっか、やっぱりゴルトベルクはチョー難しいのね、程度ですけど。(笑)
あとはやっぱり楽譜ですね。あそこのあれに載ってるって。
難易度をつけるのは確かに難しいですね☆
まず人によって感じ方は全然違ってくるというのがあるし。
それに、そもそも技術的な部分だけで語れるものではないし…
曲である以上、音楽的な表現を無視できないですものね。
でも表現的な部分を言い出したら、難易度つけるのなんてもう無理!
どんな曲だって「弾ける」とは言えなくなっちゃいます、私。
「フランス組曲」が弾けないというのは、前も仰ってましたよね。
それはやっぱり指の動きではなくて、音楽的な部分の話でしょう?
難易度とか順位とかって、ある程度表層的なことは知ってても
深くは知らない人間じゃないと、そもそもつけられないのかもしれないですね。
初めまして。ピアノ再初心者です。
最近、ピアノブログ巡りデビューし、アリアさんを色んな所でおみかけしたような気がします。(間違いだったらごめんなさい)
アリアさん自家版バッハ難易度♪
読むのも楽しいし、ためになるし、とってもよかったです!
続き、すご~く楽しみにしています。
またお邪魔させて下さい。
みーさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
あら、私のこと、どこかで見かけられたんですね!
そしてみーさんも大人になってからの再開組なんですね! お仲間~。
大人になってからのピアノの練習って楽しいですよね♪
みーさんもバッハがお好きですか?
読むのが楽しいだなんて仰っていただけると、とっても嬉しいです。
新しい曲をやるたびに書き込みを増やしていこうと思ってます。
カメの歩みだとは思いますが…(笑)
みーさんは、ブログはやってらっしゃらないのでしょうか。
もしやってらしたら、またアドレスを教えて下さいね。
そしていつでもお気軽に遊びにいらして下さいませ♪
アリアさん、こんにちわ。
正確にいうと中年再開組で、もうすぐ、再開一周年です。
20ん年ぶりに鍵盤を触って(笑)、ブルクミューラーからはじめました。(先生は「おさらい」っておっしゃたんですが、全然おさらいじゃなかったです)
大人のピアノって本当に楽しいですね。
こんな楽しいことを知らないでいたなんて勿体ない人生でした(笑)
バッハは…
ごめんなさい、まだ好きかどうかわかんないんです(汗)
でも、練習時間が一番多いのはバッハで、一番ミスが多いのもバッハで、何回弾いても飽きないのもバッハで、楽譜を読むのが一番楽しいのがバッハです。きれいですよねー♡バッハの楽譜♡うっとりします。
ブログ…ですよね~。
まだ持ってないんです。作りたいなーって思ってるんですけど。
どこのブログを使おうかなーとかタイトルどうしよかなーって、悩んでばかりで先に進みません。(笑)
一周年記念までには作りたいなって思ってるんですけど。
こちらのブログ、お気に入りに入れました☆
アップ楽しみにしてます♪
みーさん、こんにちは♪
中年再開組、一緒ですよ!(笑)
私はもうすぐ2年半なので、みーさんよりも少し早いスタートですが。
わあ、ブルグミュラー。私、好きなんですよ~。25の練習曲ですよね。
どうやら、標題がついた曲って好きらしいです。
私が子供の頃の楽譜とは、今はタイトルが微妙に違ってたりするようですが
「スティリアの女」とか「清い流れ」とか好きで、今でもたまに弾きます。
バッハの楽譜を読むのが一番楽しいって、それはすごいです!
「楽譜がきれい」というのも。素晴らしい。
バッハって、もう最初から拒否反応って方も結構いらっしゃるようなので
それがないだけでもいいですね~。
何回弾いても飽きないのであれば、それは好きになる可能性が高いかも!
ブログ、作られる予定があるのですね~。それは楽しみです。
いろんなとこのがあるから目移りするし、タイトルを考えるのもワクワクしますね。
そして、お気に入りに入れて下さってありがとうございます。
私はレッスン日記がメインなので、あまり頻繁に更新してないのですが
レッスンで先生に言われた内容を書き留めておくと
すごくいい復習になるなあって思ってます。
それは覚書なので、他の方にはあまり面白くないかもですが。(笑)
これからどうぞよろしくお願いいたしますね♪
アリアさん、こんばんは
あたしはこの本持っていないのですが
「ピアノ作曲家作品辞典」というのを持っていて
もしかしたらレベルがのっているかも!と思って
積読の下から引っ張りだしてきたらのってました。
例えばフランス組曲は、番号順に書かれているけど全部5だし・・・
(最高点は7です)
「カプリッチョ 最愛の兄の旅立ちにあたって」 は、4だったし。
アリアさんが持っている本より更にアバウト感がありました。
ちょっとした参考程度なんでしょうね、きっと(笑)
のんさん、こんにちは。
「ピアノ作曲家作品辞典」というのは知りませんでした!
そちらにも難易度が載っているのですね~。見てみたい。
でもでも
>例えばフランス組曲は、番号順に書かれているけど全部5だし・・・
>(最高点は7です)
>
>「カプリッチョ 最愛の兄の旅立ちにあたって」 は、4だったし。
そ、それは…(笑)
確かにアバウトですね。私の本以上かも?(笑)
何段階評価なんでしょう。10段階?
あのカプリッチョが4だなんて、そんなに易しいのかしら???
フランス組曲が5だというのに?
あ、フランス組曲で7がついてるのはどれなのかが気になります。(笑)
アリアさん、おはようございます。
>あ、フランス組曲で7がついてるのはどれなのかが気になります。(笑)
すいません。書き方がわかりずらかったですね(汗)
フランス組曲はすべて5になっています。
で、評価は7段階で分類されています。
7段階っていうのもなんか半端ですよね(笑)
のんさん、こんにちは。
わあ、そういう意味だったんですね。
ごめんなさい、きちんと読みとれてなくて…(汗)
7段階評価とは思ってもみなかったです。
うんうん、これはちょっと中途半端ですよねえ。
フランス組曲が7段階のうちの5というのも解せないなあ。
音楽性うんぬんの話になったとしても、
もっと難しい曲がいっぱいあると思いますしねえ。
フランス組曲が5なら、シンフォニアが6ですかね?
とすると、平均律もシャコンヌもゴルトベルクもパルティータも
ほとんど全部評価7になっちゃいますね。(笑)