2011年05月21日

ピョートル・アンデルシェフスキ!

Category : 音楽的催事 

Piotr Anderszewskiシンフォニーホールで行われた、大阪フィルハーモニーの定期演奏会に行ってきました。
お目当ては、ピョートル・アンデルジェフスキさん!
東京のサントリーホールではソロのリサイタルで、バッハの「イギリス組曲」第5番や第6番、シューマンの「ペダルピアノのための練習曲」をやるというのに(私が一番好きなのがバッハとシューマンだというのに!)、大阪はピアノ協奏曲。しかも出ずっぱりではなく1曲だけの演奏。というのが残念だったんですけど… それでもせっかくの機会だったので行ってきました。

大阪フィル交響楽団 第448回定期演奏会
 指揮:アレクサンダー・リープライヒ指揮
 ピアノ独奏:ピョートル・アンデルシェフスキ
 アルト:小山由美
 合唱:大阪フィルハーモニー合唱団・ザ・カレッジオペラハウス合唱団
 合唱指揮:本山秀毅

曲目は
  プロコフィエフ: 古典交響曲ニ長調 op.25
  モーツァルト: ピアノ協奏曲第20番二短調K.466
  (休憩)
  プロコフィエフ: カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」 op.78

ピアノ協奏曲の後のアンコールは
  シューマン: 「森の情景」op.82 より
          「予言の鳥」「別れ」

この2曲目のモーツァルトのピアノ協奏曲でアンデルシェフスキさんが弾いたわけなんですが…
いや、もう本当に音が美しい! 大きな音はもちろんなんですが、特筆すべきはやはり小さな音でしょう。CDで聴いても十分美しい音だと思っていたのですが、やっぱり生で聴くと違いますね。もう本当に素晴らしいです。会場の隅々まで響く美しいピアニッシモってこういう音のことなんだなあとしみじみ思いました…。これまで生の音を聴く機会がなかなかなかった私ですが、これはもうすんばらしいのではあるまいかしら。特に第2楽章。ここのピアノは子供の頃に練習したソナチネを懐かしく思い出すような、とてもモーツァルトらしい旋律だと思うんですけど、もう本当にうっとりするような音。あの頃退屈だったソナチネも、もしこんな音で弾けたら、もう全然違う曲になっていたんだろうなあ。(遠い目)
案の定、終わった後の拍手はとても大きくて、何度もアンデルシェフスキさんを呼び戻すことになり、アンコールで弾いてくれたのはシューマン! 「森の情景」から「予言の鳥」と「別れ」の2曲でした。アンコールのことは全然考えてなかったので、もう本当に得した気分。これがバッハならもっと嬉しかったんだけど、それは贅沢というものですね… と思ったら、昨日のアンコール曲は「フランス組曲」だったみたいです。きゃああ。(それが3番なのか5番なのかはっきりしないんですが、「サラバンド」だったのは間違いないみたい)

カジモトにアンデルシェフスキのインタビューがありました。前編・後編と分かれています。コチラから。

プロコフィエフの「古典交響曲」はなかなか可愛らしい曲だったし、「アレクサンドル・ネフスキー」の方はすごい迫力。全体的にはちょっとがちゃがちゃとうるさい曲だなあと思ってしまったんですけど、合唱団がすごかったです。特に低音。歌系には基本的にあまり興味がない私なのでよく分からないんですが、あれは素晴らしかったのではないかしら。

やっぱり行って良かったー。

もっといろいろと生の演奏が聴きたい! ということで、次は来月のアレクサンダー・ガブリリュクを聴きに行く予定です♪ でもそういうきちんとしたのもいいけど、もっと気軽なのにも色々行きたいなー。
あ、ルノー・カプソンも来月シンフォニーホールに来るよー。ドビュッシーとラロとサン=サーンスだって。バッハやるんだったらいいのにねえ。カプソンの演奏で、私が大好きなバッハの協奏曲はこちら。これ、CDにしてくれないかなあ。

 ←今回のピアノ協奏曲が入ってるCDです♪

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「フランス組曲」アンデルシェフスキ

Comments (6)

  1. yoshimi

    アリアさん、おはようございます。

    アンデルジェフスキの生の音、そんなにも綺麗だったのですね!
    昔はよくコンサートに行ってましたが、いつの間にか眠っていることが多くて、CDリスナーに変わりました。
    チケットがべらぼうに高かったポリーニとツィメルマンの時も、前半はぐっすり。たしか、ショパンやシューマンのソナタとかを弾いていたような…。
    たまにコンサートで生演奏聴くと、CDの音とピアノの音が違うのに驚いてしまいそうです。
    ピアニッシモの音まで綺麗に聴こえてきたのは、シンフォニーホールなのが良かったかも。フェスティバルホールは昔からどうも好きになれません。

    モーツァルトは、20番や23番はピアノが良く映える曲だと思うので、選曲が良かったですね。
    それにアンコール!これは大サービスで、とっても珍しいです。
    ヴァイオリニストはよくアンコールを弾いてますけど、ピアニストはあまりしませんからね~。

    ビデオでアンデルジェフスキは、1年半近く活動休止すると言ってましたね。
    その間日本に滞在するらしいですが、まだ地震と原発事故の余韻が残っている日本に長期滞在しようというのは、なかなか度胸が良いのではないかと…。
    でも、京都とかなら全然問題ないんですけどね。
    どこで暮らすのでしょうね~。首都圏なら鎌倉とか、関西ならやっぱり京都かなあ。

    ハフとイッサーリスの録音は、曲自体はフランクの方が聴きやすいですね。
    何度聴いてもブラームスのチェロソナタは渋いです。でも、ようやく苦手なこの2曲が最後までちゃんと聴けました。
    ドヴォルザークやスークも入っているので、選曲はブラームスのCDの方が個人的には好きです。
    ラフマニノフの室内楽曲はどうにも好きになれないので。
    ハフのピアノを聴くなら、録音の音質が似ているので、どちらでも楽しめます。
    あとはイッサーリスのチェロが、わりとさっぱりした表現と音色なので、好みに合うかどうかというところでしょうか。

  2. 今日これからリサイタルに行くんです、バッハの。
    アリアさんを羨ましがらせよーと思ってたのですが、(あっ、それにyoshimiさんのことも)この記事読んで、逆にうらやましくなっちゃいました。(笑)
    モーツァルトの20番大好きなので、聴きたかったです。
    素晴らしかった様子が伝わってきました。
    良かったですね~♪
    お二人にアンデルジェフスキの素晴らしさを教えていただいて、ホントに良かったです。ありがとう!
    では、行ってまいります。

  3. アリア

    yoshimiさん、こんにちは。
    早速読んで下さって、しかもコメントも。ありがとうございます♪

    アンデルジェフスキの音、もう本当に美しかったです。
    あ、シンフォニーホールのおかげというのもありそうなんですね。
    フェスティバルホールは、そういえばロックコンサートしか行ったことがないので…
    …いや、シンフォニーホールでも似たようなものなんですけど…(汗)
    だからホールの違いはイマイチ分からないんですが
    先日のチェロのコンサートの時と比べても、もう全然違っててびっくりでした。

    それにしてもポリーニやツィメルマンのコンサートで寝てしまうとは!(笑)
    そんなチケットの値段ときたら、本当にすごかったでしょうに…(笑)
    お仕事でお疲れとか、体調があまり良くない時期だったとか、そういうのでしょうか。
    そういうことなら、お値段の高いコンサートに行ったと思ってCDを何枚も買って
    家でのんびり聴く方が気も楽でいいですよね。

    モーツァルトのピアノ協奏曲はあまり詳しくないんですけど
    20番は録音してる人も多いようなので、さすがの私もよく聴いたことがあるし
    (持ってるのは、アンデルジェフスキの他はグルダとダヴィッド・フレイだけですが)
    すごく楽しめました。
    そうそう、アンコール! やっぱり珍しいんですね! これももうびっくりでしたよー。
    まさか弾いてくれるとは思ってもいませんでしたもん。しかもシューマン!
    CDになったばかりの「暁の歌」とかペダルピアノの曲とかではなくて
    「森の情景」というのも驚きましたが…
    でも、シューマンは好きなのかもしれないですね。
    カーネギーホールのライブCDには、ウィーン謝肉祭の道化が入ってるし。
    アンデルジェフスキに、とてもよく似合ってる気がします。

    アンデルジェフスキが1年半休養するというのは聞いてましたが
    まさか日本に長期滞在するとは…! 有名な日本好きというのは本当なんですね。
    京都にいてくれたら、見かける機会もあるかもしれないなー。(いや、ないかなー)

    イッサーリスのフランクの曲の演奏はとても気に入ったんですけど
    フランクのCDが欲しいかと聞かれれば、少し考えてしまう感じ…(笑)
    ドヴォルザークの室内楽曲なら好きなんですけど
    ブラームスやラフマニノフの室内楽に関しては、あまりよく知らないので
    色々聴いてみて確かめてみたいと思います。ありがとうございます♪

  4. アリア

    マダムコミキさん、こんにちは。
    確か今日明日とサントリーホールなんですよね。いいなあ!
    モーツァルトの協奏曲も、もちろんとても良かったんですけど
    アンコールでのシューマンを聴いて、独奏曲ももっと聴きたくなっちゃいました。
    そちらでもきっと素晴らしい演奏をされると思いますが~
    マダムコミキさんも、アンデルジェフスキの演奏を楽しめますように♪
    あ、サントリーホールでは、何やらサプライズがあるようですよ。
    今晩あるのかな???

    またお話を聞かせて下さいね! 楽しみにしてます~。

  5. コンサート素晴らしかったです!
    アリアさんのおっしゃる通りピアニッシモの音の美しさが際立っていました。
    この感動が冷めないうちにブログに書いておこうと思います。
    思わずサイン会の列に並んでしまいました。
    ジェントルマンで感激です。

    そして私も来月はガブリリュクに行きますよん。
    おんなじですね♪

  6. アリア

    マダムコミキさん、こんにちは。

    コンサート、やはり素晴らしかったのですね~!
    そしてそちらでもピアニッシモの美しさが際立っていたのですね~!
    マダムコミキさんが感激なさっていて、なんだか私まで嬉しいです。
    yoshimiさんとアンデルジェフスキの話をして良かった。
    ブログ、更新されるのを楽しみにしてます♪

    ガヴリリュクも行かれるのですね。
    お互い、楽しみですね!

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