2011年06月26日

チャイコフスキー国際コンクール その5

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チャイコンのファイナルのスケジュールが出ていたので、それだけ更新しておきます。

 27日
  7:00 p.m. アレクサンダー・ロマノフスキー(Alexander Romanovsky -Ukraine-)
    チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23
  7:50 p.m. チョ・ソンジン(Seong Jin Cho -South Korea-)
    ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 作品30
  (20分休憩)
  8:50 p.m. ダニイル・トリフォノフ(Daniil Trifonov -Russia-)
    チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23

 28日
  7:00: p.m. ソン・ヨルム(Yeol Eum Son -South Korea-)
    ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 作品30
  7:50 p.m. アレクセイ・チェルノフ(Alexei Chernov -Russia-)
    チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23

 29日
  1:00 p.m. アレクサンダー・ロマノフスキー(Alexander Romanovsky -Ukraine-)
    ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 作品30
  1:50 p.m. チョ・ソンジン(Seong Jin Cho -South Korea-)
    チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23

 30日
  1:00 p.m. ダニイル・トリフォノフ(Daniil Trifonov -Russia-)
    ショパン 第1番 ホ短調 作品11
  1:50 p.m. ソン・ヨルム(Yeol Eum Son -South Korea-)
    チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23
   (20分休憩)
  2:50 p.m. アレクセイ・チェルノフ(Alexei Chernov -Russia-)
    ブラームス ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15

すごく変則的なスケジュールですね。
ここに書いてるのはロシア時間。日本時間は +5 です。だから初日は夜中の0時スタートとなります。
2曲続けて演奏するのかと思っていたのですが、そうではなくて1回に1曲ずつ。同じ曲が続かないように組んであります。そして休憩は基本的に中1日。トリフォノフくんだけ中2日。



2011年06月25日

チャイコフスキー国際コンクール その4

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すみません、しつこくチャイコンです。このせいですっかり廃人と化してます。
さて2次のPhaseII モーツァルトのピアノコンチェルトも終わり、ファイナリストが決定しました。
通ったのはこの5人。

  アレクサンダー・ロマノフスキー(Alexander Romanovsky -Ukraine-)
  チョ・ソンジン(Seong Jin Cho -South Korea-)
  ダニイル・トリフォノフ(Daniil Trifonov -Russia-)
  ソン・ヨルム(Yeol Eum Son -South Korea-)
  アレクセイ・チェルノフ(Alexei Chernov -Russia-)

ロマノフスキーさん通った!(嬉)
で、でも、コパチェフスキーくん、落ちた…?! なぜ? 彼だけは確実と思ってたのに!!
ルビャンツェフくんは通らないかもしれないとは思ったけど、なぜコパチェフスキーくんが?!
そして韓国勢が2人とも残った?
もしやこの2人を入れるために、コパチェフスキーくんがはじき飛ばされたのでしょうか…?

ファイナリストの発表だけでなく、部門賞の発表もありました。

  Special prize for the performance of Schedrin’s ‘Tchaikovsky Etude’:ソン・ヨルム
  Special prize for the performance of the chamber concerto:ソン・ヨルム、ダニイル・トリフォノフ
  Juri’s special prizes:フランソワ=クサヴィエ・ポワザ、パヴェル・コレスニコフ

結果発表の映像を後で見たんですけど、韓国勢2人は会場にいなかったみたいです。(なぜ)
トリフォノフくん、相変わらず動作が天然ぽくて可愛い。ピアノ弾いてる時よりずっと可愛い。(え)
ルビャンツェフくんは今回落ちてしまったのですが、会場を後にしようとした時に観客の温かい拍手に取り囲まれて動けなくなってました。彼は地元出身らしいので、応援してくれる人がいっぱい来てるのね。この拍手は映像の最後10分ぐらいずっと続いてました。和むわ~。心があったかくなりました。(その直前にコパチェフスキーくんが静かに去っていったのを見てしまっただけに尚更)

いやもう今回は、とにかくロマノフスキーさんが心配で心配で… 1次と2次前半の発表の時は全然心配してなかったんですけど、今回だけはどうなることかと思いました。モーツァルトのピアノコンチェルトで、ロマノフスキーさんの出来が今一つだったような気がしたんです。リハの映像も配信してたので先にそれを観てたんですけど、リハの時は心が浮き立つような素敵な演奏になってたのに、本番では… あらら? 楽譜的・技術的には非の打ちどころがなかったのかもしれないですけど、どこか抑制気味? 特に第三楽章のぷくぷくと多幸感が生まれてくるところ(と個人的に思ってるところ)も、何も生まれてこないまま…
リハが素敵だっただけに、残念でならなかったんです。もうすっかり胸が苦しくなってしまって、2日目の4人を観るのを放棄してしまったほど。1次・2次が素晴らしい出来だっただけに期待しすぎてしまったというのもあるとは思うんですが… コンチェルトを弾くのがその日の1番最初という順番も悪くて、そのせいでオケがあまり鳴ってくれなかったのかもしれませんが… でもそれもやっぱり運と実力のうちでしょうしね。(1番最初でもしっかり鳴らせる人もいるはずだから)
自分の耳をそれほど信用してるわけでもないし(むしろ全然自信ない)、私がロマノフスキーさんの演奏の素敵さを感じとれなかっただけなんじゃないかとか、そんなことも思ったんですけどね。でも翌朝起きた時にすっかり気分がどよーんとしてしまっていて、ああ私はここまで衝撃を受けてたんだなあ、と。

逆にとても良かったのは、初日の3番目に弾いたコパチェフスキーくん! 玉をころころと転がすような音がすごく綺麗で、「のだめ」じゃないですけど、ピアノから多彩な音の粒がどんどん生まれて、天上に向かってどんどん昇っていくような感じ。もう本当にすごく素敵でした。その演奏に引っ張られたのか巻き込まれたのか、オケもよく鳴り始めたように感じられたし。しかもコパチェフスキーくんったら、ずーーーっとつまんなさそうに弾いてて、時々口をとがらせたりしてるのに、たまに口の端にニヤリと笑いが浮かぶんです。カッコいい!!(そういう話だったのか)
なのに落ちてしまって。観客にもすごくウケてたのになあ。信じられない。
あ、4番目に弾いたルビャンツェフくんも、落ちてしまいましたが、なかなか良かったですよー。コパチェフスキーくんほどではなかったけど。(笑) モーツァルト、ルビャンツェフくんに合ってるかも。

そしてファイナル! 今度はピアノコンチェルトを2曲ずつです。チャイコフスキーを1曲と任意の1曲。27日~30日の4日間に分けてやるんですが、残ったのは5人。どんな日程でやるのかしら? とりあえずエントリーされてる曲だけ書いておきます。

  アレクサンダー・ロマノフスキー(Alexander Romanovsky -Ukraine-)
   Tchaikovsky—Concerto for Piano and Orchestra No. 1 in B-flat minor, Op. 23
   Rachmaninoff—Concerto for Piano and Orchestra No. 3 in D minor, Op. 30
  チョ・ソンジン(Seong Jin Cho -South Korea-)
   Tchaikovsky—Concerto for Piano and Orchestra No. 1 in B-flat minor, Op. 23
   Rachmaninoff—Concerto for Piano and Orchestra No. 3 in D minor, Op. 30
  ダニイル・トリフォノフ(Daniil Trifonov -Russia-)
   Tchaikovsky—Concerto for Piano and Orchestra No. 1 in B-flat minor, Op. 23
   Chopin—Concerto for Piano and Orchestra No.1 in E minor, Op. 11
  ソン・ヨルム(Yeol Eum Son -South Korea-)
   Tchaikovsky—Concerto for Piano and Orchestra No. 1 in B-flat minor, Op. 23
   Rachmaninoff—Concerto for Piano and Orchestra No. 3 in D minor, Op. 30
  アレクセイ・チェルノフ(Alexei Chernov -Russia-)
   Tchaikovsky—Concerto for Piano and Orchestra No. 1 in B-flat minor, Op. 23
   Brahms—Concerto for Piano and Orchestra No. 1 in D minor, Op. 15

ラフマニノフの3番が3人、ショパンが1人、ブラームスが1人。
(あー コパチェフスキーくんのラフ2が観たかったなー ←まだ言ってる)
オケと合わせるという意味では、この中ではやっぱりロマノフスキーさんが一番経験が豊富なのではないかと思ってたんですが、モーツァルトの様子をみると、どうもそうも言ってられなさそう。まあ、チャイコフスキーのコンチェルトを弾いてるとこは見たことないですけど、ラフマニノフの3番は確かYou Tubeに映像があったと思うので(抜粋ですが)、その経験値に期待です。
トリフォノフくんは、一番コンクール慣れしてるという意味で強そう。ただ、チャイコンでショパンのピアノコンチェルトっていうのはどうなんだろう… 彼にはショパンがきっとすごく合ってるんだろうし、弾きこんでもいるんでしょうけど、ショパコンで3位を取っているだけに「またか」「もういいでしょう」的な感覚もあるのではないかと。まあ、他の人たちがチャイコフスキーのコンチェルトにラフマニノフのコンチェルトだなんて濃厚どろんどろん系な組み合わせをしてる中で、あっさりショパンと組み合わせて吉と出る可能性も大いにありますね。あとこの人の場合は、スタミナ切れもポイントになりそうです。昨日のリハの映像を見たら右手の親指に絆創膏か何かつけてたので、指の状態も心配。
チェルノフさんの演奏は、実はほとんど聴いてないんです。この人、補欠繰り上げだったはずなのに、結局最終まで残ってしまってすごいなあ。ブラームスのピアノコンチェルトというのは面白いチョイスですね。どんな感じになるのかしら。先日インタビュー映像にお嬢さんが映ってて、すんごく可愛かったんですよー。パリオペラ座のバレエ学校か、ボリショイバレエ学校にでもいそうな雰囲気。娘さんのためにも頑張って、パパ!(後でモーツァルトの映像を観てみるよ!)

もう誰がどうなってもいいですけど! みなさん、力を出し切っていただきたいです。
ただ指揮者の人、使いさしの三菱の鉛筆(uni)で指揮するのだけはやめてくれませんかね~?(笑)
(Alexei Utkin だそうです。オケは State Chamber Orchestra of Russia)



2011年06月22日

チャイコフスキー国際コンクール その3

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2次のPhase Iが終わって結果が出ました。シンチュクくん、クンツくん、ポワザくん、コレスニコフくんの4人が消えて、残りは8人となりました。Phase IIは、モーツァルトのコンチェルトです。そちらの弾く順は発表されてませんが、多分

 23日
  アレクサンダー・ロマノフスキー(Alexander Romanovsky -Ukraine-)No. 23 in A major, K.488
  サラ・ダネシュパー(Sara Daneshpour -USA-)No. 20 in D minor, K.466
  フィリップ・コパチェフスキー(Filipp Kopachevskiy -Russia-)No. 24 in C minor, K.491
  アレクサンドル・ルビャンツェフ(Alexander Lubyantsev -Russia-)No. 21 in C major, K.467

 24日
  チョ・ソンジン(Seong Jin Cho -South Korea-)No. 20 in D minor, K.466
  ダニイル・トリフォノフ(Daniil Trifonov -Russia-)No. 23 in A major, K.488
  ソン・ヨルム(Yeol Eum Son -South Korea-)No. 24 in C minor, K.491
  アレクセイ・チェルノフ(Alexei Chernov -Russia-)No. 27 in B-flat major, K.595

こうなるのではないかしらー。
クンツくんが落ちたのはすごく残念なんですけど、2次はとても調子悪そうだったので仕方ないのでしょうね。会場も暑いんでしょうけど、それにしても尋常じゃない汗で、終盤は集中力がすっかり切れてしまっていたように見えました。1次はあんなに素晴らしかったのに! 色々あるのでしょうね。やっぱりピアニスト(に限らないけど)はすごい精神力が要求されるんだなあと改めて思いましたよ。

それとは逆に素晴らしかったのが、ロマノフスキーさんとトリフォノフくん。もう2人とも神がかってるように見えました。
ロマノフスキーさんが出てきて弾き始めた途端に、前の2人とは音の深みが全然違う!って思ったぐらい。私の耳にもそう聞こえるぐらいだから、もっと耳がいい人にはもっと違いが分かるのではないかしら。特にシューマンのシンフォニック・エチュード、素晴らしかったー。1次でも思ったけど、ここまで完成された演奏を生でできるってすごいです。集中力も半端ないです。前2人が弾いた時は「???」だった新曲のチャイコフスキーエチュードも、ロマノフスキーさんが弾くと全然違う表情を見せてくれてびっくり。まるっきり現代曲なんですけど(こういうのが無調なんですかね?)、時々「四季」の断片が顔を出すんです。それが分かるのが楽しくて~。そしてラフマニノフのピアノソナタ2番。
冷静沈着なジェントルマンなのに、結構どや顔するんですよね、この人。それがまた楽しい。弾いてる姿も美しかったし、カーテンコールの時に黄色のシャツの変な男が乱入してバラ4を弾き始めるなんてハプニングがあったんですが(どうやら1次で落ちた人らしいです)、その時の対応もすごい紳士で素敵でした。

トリフォノフくんもすごかったですよ。スクリャービンも壮絶美しかったし、ショパンのエチュードOp.25も、最後の方はちょっと粗くなった感じでしたけど、その分、目が据わって鬼気迫る凄みがありました。私としては「そこまで頑張らなくていいよー」でしたけど。会場の人気もすごいし、このまま優勝しちゃってもおかしくないぐらいでした。でもそれはだめー。(笑)
あ、コパチェフスキーくんもクライスレリアーナがとても素敵でした。無表情に紡ぎ出してゆく狂気とエロティシズムのクライスレリアーナ。あ、こんな風に弾くんだ!的な発見が色々と。でもね、彼の本気はまだちらりと顔を見せただけ。まだ全力を出し切ってないような気がしました。2次を通るのに必要な程度しか力を出してなかったような。彼の本気も見てみたいですねえ。
(ロマノフスキーさんは正統派白王子、コパチェフスキーくんはメフィストフェレスな黒王子、そしてトリフォノフくんは変態王子だな、などと思いつつ)

ということで、今日は中休み。
明日と明後日はモーツァルトのコンチェルトです。楽しみ~。



2011年06月20日

チャイコフスキー国際コンクール その2

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チャイコン2次です。1次通過は12人。私が予想(期待)してた6人のうち5人が通過。1人は落ちてしまいました… グローモフさん、すごく良かったと思うのにーーー。残念です。

さて2次審査は、まず残った12人によるリサイタル形式の審査が2日間(Phase I)。持ち時間は1人60分以内で、コンペ用に書かれた曲と最低1曲はロシアの作曲家の曲を弾くこと、他はピアニストの自由、かな? 全員がシチェドリンのチャイコフスキーエチュード(Shchedrin—Concert Etude, “Tchaikovsky Etude”)という曲を選んでいたので、これがコンペ用の曲ということなのかしら。
そしてそこから8人に絞られて、モーツァルトのピアノコンチェルトを弾くのが2日間(Phase II)という日程。

 20日
  アレクサンドル・シンチュク(Alexander Sinchuk -Russia-)
  エドゥアルド・クンツ(Eduard Kunz -Russia-)
  アレクサンダー・ロマノフスキー(Alexander Romanovsky -Ukraine-)

  サラ・ダネシュパー(Sara Daneshpour -USA-)
  フィリップ・コパチェフスキー(Filipp Kopachevskiy -Russia-)
  アレクサンドル・ルビャンツェフ(Alexander Lubyantsev -Russia-)

 21日
  チョ・ソンジン(Seong Jin Cho -South Korea-)
  ダニイル・トリフォノフ(Daniil Trifonov -Russia-)
  ソン・ヨルム(Yeol Eum Son -South Korea-)

  フランソワ=クサヴィエ・ポワザ(François-Xavier Poizat -Switzerland-)
  パヴェル・コレスニコフ(Pavel Kolesnikov -Russia-)
  アレクセイ・チェルノフ(Alexei Chernov -Russia-)

例によって、カタカナの表記は間違ってるかもしれませんが… Alexanderが3人いるんですけど、ロマノフスキーさん以外はアレクサンドル表記になってました。ということはロマノフスキさんもアレクサンドルが正しいの? それともウクライナだからまた別?(ワケ分かんないなー・笑)
12人中7人がロシア勢。やっぱりロシアは強いですね! 観てるとほんと層が分厚いなと思います。そういえば昨日は書いてなかったんですけど、シンチュクさんの演奏も良かったのですー。ということで、今日の6人には特に注目です!(サラ・ダネシュパーさんの演奏だけはまだ全然知らないのですが)
時差は5時間なので、2次の前半3人は日本時間の6時から。後半3人は0時からです。

欲を言えばキリがないですが。
私としては、ロマノフスキーさんとコパチェフスキーくんが本選まで残ってくれれば、それで!(祈)

Round II
 ロマノフスキーさん
  Schumann—Symphonic Etudes, Op. 13
  Shchedrin—Concert Etude, “Tchaikovsky Etude”
  Rachmaninoff—Piano Sonata No. 2 in B-flat minor, Op. 36
  Mozart—Concerto for Piano and Orchestra No. 23 in A major, K.488

 コパチェフスキーくん
  Shchedrin—Concert Etude, “Tchaikovsky Etude”
  Schumann—Kreisleriana, Op. 16
  Rachmaninoff—Piano Sonata No. 2 in B-flat minor, Op. 36

シューマンがたっぷり聴ける~♪
あれ、コパチェフスキーくんがモーツァルトのどのコンチェルトをエントリーしてるのか書いてないや。



2011年06月19日

チャイコフスキー国際コンクール

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多分「その1」です。この前のショパコンはほとんど観なかった私ですが(これは元々ショパンがそれほど好きでないせいかと…) チャイコンはすごく楽しい!

そのチャイコン、まだ1次の途中ですが、ロシア勢の凄まじさに圧倒されてます。参加者29人中16人とロシア人勢は元々の数も多いのですが、今まで21人演奏した中で(何人か観ることができなかった人がいるにせよ) 私が「この人の演奏好き!」「通るでしょ!」と思った6人のうち5人がロシア勢なんですもん。
まずこの5人。(カタカナの表記は間違ってるかもしれません)

  アレクサンダー・ロマノフスキー(Alexander Romanovsky -Ukraine-)
  フィリップ・コパチェフスキー(Filipp Kopachevskiy -Russia-)
  ジョルジ・グローモフ(Georgy Gromov -Russia-)
  アレクサンドル・ルビャンツェフ(Alexander Lubyantsev -Russia-)
  エドゥアルド・クンツ(Eduard Kunz -Russia-)

ロマノフスキーさんに関しては前記事で語ってるので今回は省略するとして。
今回の発見はあとの3人。まずコパチェフスキーくん。この人すごいです! 顔も好みですが(おぃ)演奏はさらに上を行ってます! 既に何度も来日してる親日家だそうだし、次に来日してリサイタルをやる時は絶対に行く!! と、ハートを見事に鷲掴みにされてます。今21歳だそうで、先行きが本当に楽しみ。
グローモフさんは大人の魅力。現在30歳とのことで納得したのですが、もう何というか演奏に品格と深みがありました。これは練習に練習を重ねて得られた品格や深みではなく、人生経験の豊かさによるもののような気がします。いくら才能があっても、毎日ただピアノを練習しているだけでは、こういう深みはなかなか得られないのだろうな。
そしてルビャンツェフくん、弾く前に妙な叫び声をあげた観客がいたせいで(酔っぱらい?)、最初ものすごい怖い目つきで「悲愴ソナタ」を弾き始めたのですが、曲が進むにつれてどんどん良くなりましたよ。特に最後のドビュッシーの「花火」がすごく素敵でした。いっそのことプレリュード全曲を弾くプログラムにしてしまえば良かったのに、と思ってしまったほど。(チャイコンでそれはあり得ない?)
クンツくん。彼も音がとても素敵で良かったです。初めて写真を見た時はワイルドな武闘派かと思ったのに(失礼)、意外なほど静謐でロマンティックな音色を出してました。どれも良かったけど、特にスカルラッティのソナタ、いい曲だったのねえ。

そしてこの方も当確でしょうか。

  ダニイル・トリフォノフ(Daniil Trifonov -Russia-)

トリフォノフくん。音もすごく綺麗だし、演奏も素晴らしいと思うんだけど、優勝候補の1人だろうなとは思うんだけど、なぜか私は「大好き!」ではないのです… すごいというのは十分分かるのだけど。なぜだろう。でも本当に優勝しちゃうかもしれないと思いました。1次の演奏、凄かったです。

1次も残すはあと6人。今日で終わっちゃいます。今日の1人目は唯一の日本人、犬飼新之介さんから。
20日には2次が始まるので、結果はすぐに出てしまうんですね。ドキドキです。楽しみ♪

今回のチャイコンの映像を早速アップしてる方がいらっしゃいました。なんて綺麗な映像。びっくり。本家サイトではなかなかアーカイブが出揃いそうにもないのに。ということで、コパチェフスキーくんの演奏を5連チャンでどうぞ。(本当は自分のため)
…と書いていたのですが、その後動画をアップした方が削除してしまわれました。残念。



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