2011年06月10日

「フランス組曲」アンデルシェフスキ

Category : CD(バッハ) 

5月の大阪シンフォニーホールの定期演奏会で弾いてるのを観て、ますます好きになってしまったピョートル・アンデルシェフスキ。(その時の記事はこちら)好きなピアニストは何人かいますが、今現役で一番好きなのは誰かと聞かれたら、このアンデルシェフスキかエフゲニー・コロリオフのどちらか迷います… でも先日のコンサートが本当にとてもとても良かったので、今はアンデルシェフスキの方が少しだけリードしているかも。そのアンデルシェフスキのCD。フランス組曲第5番とフランス風序曲が収められています。

アンデルシェフスキの弾き方はとてもまろやかで軽やか。そして声部の音がそれぞれにとても綺麗に聞こえてきます。私の中でこの5番は春のイメージなんですけど、アンデルシェフスキの弾く5番はまさに春。特にアルマンドは、私がこの春、桜の舞い散る中をピアノのレッスンから歩いて帰って来た時に持ったイメージそのままです。煌めく明るい日差しと肌に心地よい風、風に舞う桜の花びら、気分が浮き立って思わず歌い出したくなるような晴れやかさ。

下のリンクは、2000年のマイアミ国際ピアノフェスティバルの公式映像。弾いてる手の様子がよく見えるのでオススメです。初めてこれを見た時は、この「ふわふわ」感にほんと驚きました。羽のように軽やかで、鍵盤に触れるか触れないかという程度のごくごく軽いタッチに見えるのに、それでもきちんと弾いてるんですねえ。

  フランス組曲第5番 アルマンド
  フランス組曲第5番 サラバンド・ジーグ

私にとって5番のサラバンドは春の木漏れ日、ジーグは春に浮かれている小鳥たちのさえずりの曲です♪

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Comments (4)

  1. yoshimi

    アリアさん、こんにちは。

    アンデルジェフスキは、とうとう現役で一番好きなピアニストにまで昇格したのですね~。
    何度聴いてもアンデルジェフスキのフランス組曲は素敵ですね!
    音が柔らかくて軽やかで、ほどよい彩度の色彩感だし、しっとりしすぎない雰囲気が新鮮です。
    フランス組曲に限れば、ガヴリーロフも同じくらいに好きなんですが、やはりバッハ弾きのアンデルジェフスキのアーティキュレーションがよく考えられていて面白いです。

    アンデルジェフスキとコロリオフとなると、パルティータとイギリス組曲で比べたいのですが、コロリオフの録音がなかなか出ませんねー。
    それでも、パルティータはアンデルジェフスキの方が良さそうな気はします。
    イギリス組曲はコロリオフに向いてそうなので、期待してるんですけど。
    平均律になるとなんとも言い難いものがあって(あまり聴きこんでいないので)、アンデルジェフスキならどう弾くでしょう。

    そういえば、無人島に持っていく1枚は?という有名な質問がありますけど、時々、なぜか真面目に考えてます。
    これを考えれば、たぶん一番好きなピアニストが決まります。
    私はベートーヴェンの最後のソナタかピアノ協奏曲第4番で決めるのですが、これがとても悩ましくて..。
    1枚とは言わず、せめて10枚にしてくれればいいんですけど。
    やむなく自分で10枚に増やした人もいるようですが^^。

  2. アリア

    yoshimiさん、こんにちは。

    そうなんです、気がついたら一番好きなピアニストにまで昇格してました!
    現役でないピアニストも入れれば、やっぱりケンプが別格かなあって思うんですけどね。
    (全てを素晴らしいと思うわけではないのにそれでも、ってところが別格かなあ、と)
    アンデルシェフスキのフランス組曲は、本当に素晴らしいですね。
    何度聴いても飽きないです。
    装飾音符とかアーティキュレーションとか強弱とか、色々発見があるし。
    ガヴリーロフのも素敵なんですけど、結局アンデルシェフスキに戻ってきちゃいます。

    コロリオフのイギリス組曲! 似合うでしょうね~。
    かっちりと構築された演奏を聴かせてくれそうです。
    コロリオフは、やっぱりフランス組曲な人じゃないですものね。(笑)
    逆に私の場合、パルティータをあまり聴きこんでないのでよく分からないのですが
    アンデルシェフスキの方が良さそうだというのも分かる気がします。
    あと聴きたいのは、平均律もいいのですが… うーん、やっぱりゴルトベルクかなあ。
    以前何かの映像で、アリアをちらっと弾いているところを観たことがあるのですが
    (ディアベリの映像ですね、多分)あの続きが聴きたくてたまりませんー。
    きっとすごく素敵だろうなと思います♪

    無人島に持っていく1枚。これはほんと難しいですね。1枚だけだなんて!!
    yoshimiさんはベートーヴェンでしたか。その選曲、とてもyoshimiさんらしいです♪
    私はやっぱりバッハかなあ。シューマンは選ばないような気がしますねえ。
    となるとゴルトベルク変奏曲かしら。誰のを選ぶか… 悩ましいですね。
    いっそのこと、ケンプとアンデルシェフスキとコロリオフのゴルトベルクとか。
    あ、3枚になっちゃいました。しかも同じ曲ってどうなんでしょうね。(笑)
    しかもアンデルシェフスキはゴルトベルクを録音してないというのに。(笑)

  3. こんにちは、お邪魔します。
    ええと、白状します。アリアさんがお好きとおっしゃったピアニスト、どちらも知らないピアニストでした。勉強不足ですね。最近は、昔買ったCD(の一部)ばかりを聴いていて、幅が広がらない状態です。アンデルシェフスキーは、最近、アリアさんの記事と、ブログの先輩の記事で知り、聴きたくなりました!
    画像みましたが、本当に軽いタッチで、良く響きますね。少し、意外だったのが、上体が結構左右に振れるのですね。音を感じていらっしゃるのでしょうか…。
    「1枚」のCD、いつも悩むのですが、ベートーヴェンのOp.110(うーん、誰にしよう…。)か、フォーレの「主題と変奏」(ドワイヤン)です。

  4. アリア

    monetさん、こんにちは~。
    わあ、そんな勉強不足だなんて。全然ですよ!
    私も、去年の今頃は知らなかったですから~。
    上にコメントして下さってるyoshimiさんがとても詳しい方で
    色々と教えていただいて、最近いろんなピアニストさんを聴くようになったんです。
    (で、結果的にマダムコミキさんにも布教しちゃいました☆)
    ほんと、びっくりするような軽いタッチですよね。
    そうそう、上体が左右に振れるのは、きっと音を感じているのだと思いますが
    これにも少しびっくりしてしまいますね。

    monetさんは、ベートーヴェンとフォーレですか~。その2曲も素敵ですね。
    「主題と変奏」は、他のピアニストさんの演奏でなら聴いたことがあるんですが
    残念ながらドワイヤンの演奏は聴いたことがないんです。
    私が持ってるCDには入ってない… 今度探して聴いてみますね!

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