2011年06月19日

チャイコフスキー国際コンクール

Category : 音楽的催事 

多分「その1」です。この前のショパコンはほとんど観なかった私ですが(これは元々ショパンがそれほど好きでないせいかと…) チャイコンはすごく楽しい!

そのチャイコン、まだ1次の途中ですが、ロシア勢の凄まじさに圧倒されてます。参加者29人中16人とロシア人勢は元々の数も多いのですが、今まで21人演奏した中で(何人か観ることができなかった人がいるにせよ) 私が「この人の演奏好き!」「通るでしょ!」と思った6人のうち5人がロシア勢なんですもん。
まずこの5人。(カタカナの表記は間違ってるかもしれません)

  アレクサンダー・ロマノフスキー(Alexander Romanovsky -Ukraine-)
  フィリップ・コパチェフスキー(Filipp Kopachevskiy -Russia-)
  ジョルジ・グローモフ(Georgy Gromov -Russia-)
  アレクサンドル・ルビャンツェフ(Alexander Lubyantsev -Russia-)
  エドゥアルド・クンツ(Eduard Kunz -Russia-)

ロマノフスキーさんに関しては前記事で語ってるので今回は省略するとして。
今回の発見はあとの3人。まずコパチェフスキーくん。この人すごいです! 顔も好みですが(おぃ)演奏はさらに上を行ってます! 既に何度も来日してる親日家だそうだし、次に来日してリサイタルをやる時は絶対に行く!! と、ハートを見事に鷲掴みにされてます。今21歳だそうで、先行きが本当に楽しみ。
グローモフさんは大人の魅力。現在30歳とのことで納得したのですが、もう何というか演奏に品格と深みがありました。これは練習に練習を重ねて得られた品格や深みではなく、人生経験の豊かさによるもののような気がします。いくら才能があっても、毎日ただピアノを練習しているだけでは、こういう深みはなかなか得られないのだろうな。
そしてルビャンツェフくん、弾く前に妙な叫び声をあげた観客がいたせいで(酔っぱらい?)、最初ものすごい怖い目つきで「悲愴ソナタ」を弾き始めたのですが、曲が進むにつれてどんどん良くなりましたよ。特に最後のドビュッシーの「花火」がすごく素敵でした。いっそのことプレリュード全曲を弾くプログラムにしてしまえば良かったのに、と思ってしまったほど。(チャイコンでそれはあり得ない?)
クンツくん。彼も音がとても素敵で良かったです。初めて写真を見た時はワイルドな武闘派かと思ったのに(失礼)、意外なほど静謐でロマンティックな音色を出してました。どれも良かったけど、特にスカルラッティのソナタ、いい曲だったのねえ。

そしてこの方も当確でしょうか。

  ダニイル・トリフォノフ(Daniil Trifonov -Russia-)

トリフォノフくん。音もすごく綺麗だし、演奏も素晴らしいと思うんだけど、優勝候補の1人だろうなとは思うんだけど、なぜか私は「大好き!」ではないのです… すごいというのは十分分かるのだけど。なぜだろう。でも本当に優勝しちゃうかもしれないと思いました。1次の演奏、凄かったです。

1次も残すはあと6人。今日で終わっちゃいます。今日の1人目は唯一の日本人、犬飼新之介さんから。
20日には2次が始まるので、結果はすぐに出てしまうんですね。ドキドキです。楽しみ♪

今回のチャイコンの映像を早速アップしてる方がいらっしゃいました。なんて綺麗な映像。びっくり。本家サイトではなかなかアーカイブが出揃いそうにもないのに。ということで、コパチェフスキーくんの演奏を5連チャンでどうぞ。(本当は自分のため)
…と書いていたのですが、その後動画をアップした方が削除してしまわれました。残念。

Comments (2)

  1. こちらではご無沙汰しております。こんばんはー。(でも更新されるたびずっと読んでおりました…無言ですみません!)
    チャイコンの記事が出たので矢も盾もたまらず。すんごく頷きながら読んでしまいました。私もこのあたりの方々に注目してます!みんな技術も個性もすごいですよね。もっともっと演奏を聴きたいし、彼らが激突するであろう2次にドキドキワクワクと胸を高鳴らせ中です。
    あ、でもロマノフスキーさんだけは、冷静に聴けてないので、正直なところ点数的にどうなのかさっぱりわかりません…。一次でぽかっと落とされることはなさそうだなと思うのですが…。心臓が痛いです…。ただ、公式の全コンテスタントの紹介のところに掲載されているショパンを聴いて、(このショパンはさほど好きではなかったのに)やっぱり他の多くの出場者より音色がずっと深いなあと思いました。

    トリフォノフくん、私はショパコンからの印象の積み重ねがあるので、出てくるだけで嬉しくなっちゃうのかもしれません(笑)。ショパンの時、ステージ上でも舞台裏でも、すごくコンクールを楽しんでいるように見えたんですよね。昨夜もそのように聞こえました。緊張とは無縁というか、ハラハラしっぱなしのロマノフスキーさんファンとしては、もっとも敵に回したくない男、ダニイル・トリフォノフです。
    そしてコパチェフスキーくんは、今日動画を見て、演奏中の独特の猫背にもときめきました。ぐっと下方から肩や横顔を映し出すカメラアングルがまたすばらしい…。

  2. アリア

    典さん、おはようございます。こちらではお久しぶりです。
    わあ、ずっと読んでいて下さったなんてありがとうございます。嬉しいです~。

    1次の結果、発表されてましたね! 受験の結果発表を見る気分でドキドキ。
    …上に書いた6人の中では、グローモフさんだけが落とされてしまった模様です…
    すごくいい演奏だと思ったのに! 華が足りなかったんですかねえ。残念。
    でも他の方々は順当に通過されてましたね。もちろんロマノフスキーさんも!
    いや、私も冷静には聴けなかったクチなんですが、すごく良かったと思いますよー。
    パガニーニの場合、どうしてもCDと比べてしまうからアレなんですけど
    安定感が半端なかったというか。
    ただ、観客の反応はあまり暖かくなかったようなのが気になります…
    ブラヴォーもカーテンコールもなかったような気がするんですよね。
    なので、もう一度観て確かめたくて堪りませんー。
    本家でもまだアーカイブが出てなかったし、You Tube他の方は出てます??
    あーもー、誰か早く出してー。

    トリフォノフくんに関しては、確かに私がショパコンを観てなかったのは大きそうです。
    ずっと観てると、きっとその成長ぶりもよく分かるのでしょうし~。
    ほんと弾くことをすごく楽しんでましたよね。ピアノと相思相愛な感じでしたもん。
    冷静沈着なロマノフスキーさんは、も少しはじけないとツラいかな、なんて。
    うふ、コパチェフスキーくん、ときめきますよね!
    あ、でも少女漫画と言えばルビャンツェフくんもだと思います。
    この2人がいれば、話作れそうです。(笑)

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