2011年06月20日
チャイコフスキー国際コンクール その2
Category : 音楽的催事
チャイコン2次です。1次通過は12人。私が予想(期待)してた6人のうち5人が通過。1人は落ちてしまいました… グローモフさん、すごく良かったと思うのにーーー。残念です。
さて2次審査は、まず残った12人によるリサイタル形式の審査が2日間(Phase I)。持ち時間は1人60分以内で、コンペ用に書かれた曲と最低1曲はロシアの作曲家の曲を弾くこと、他はピアニストの自由、かな? 全員がシチェドリンのチャイコフスキーエチュード(Shchedrin—Concert Etude, “Tchaikovsky Etude”)という曲を選んでいたので、これがコンペ用の曲ということなのかしら。
そしてそこから8人に絞られて、モーツァルトのピアノコンチェルトを弾くのが2日間(Phase II)という日程。
20日
アレクサンドル・シンチュク(Alexander Sinchuk -Russia-)
エドゥアルド・クンツ(Eduard Kunz -Russia-)
アレクサンダー・ロマノフスキー(Alexander Romanovsky -Ukraine-)
サラ・ダネシュパー(Sara Daneshpour -USA-)
フィリップ・コパチェフスキー(Filipp Kopachevskiy -Russia-)
アレクサンドル・ルビャンツェフ(Alexander Lubyantsev -Russia-)
21日
チョ・ソンジン(Seong Jin Cho -South Korea-)
ダニイル・トリフォノフ(Daniil Trifonov -Russia-)
ソン・ヨルム(Yeol Eum Son -South Korea-)
フランソワ=クサヴィエ・ポワザ(François-Xavier Poizat -Switzerland-)
パヴェル・コレスニコフ(Pavel Kolesnikov -Russia-)
アレクセイ・チェルノフ(Alexei Chernov -Russia-)
例によって、カタカナの表記は間違ってるかもしれませんが… Alexanderが3人いるんですけど、ロマノフスキーさん以外はアレクサンドル表記になってました。ということはロマノフスキさんもアレクサンドルが正しいの? それともウクライナだからまた別?(ワケ分かんないなー・笑)
12人中7人がロシア勢。やっぱりロシアは強いですね! 観てるとほんと層が分厚いなと思います。そういえば昨日は書いてなかったんですけど、シンチュクさんの演奏も良かったのですー。ということで、今日の6人には特に注目です!(サラ・ダネシュパーさんの演奏だけはまだ全然知らないのですが)
時差は5時間なので、2次の前半3人は日本時間の6時から。後半3人は0時からです。
欲を言えばキリがないですが。
私としては、ロマノフスキーさんとコパチェフスキーくんが本選まで残ってくれれば、それで!(祈)
Round II
ロマノフスキーさん
Schumann—Symphonic Etudes, Op. 13
Shchedrin—Concert Etude, “Tchaikovsky Etude”
Rachmaninoff—Piano Sonata No. 2 in B-flat minor, Op. 36
Mozart—Concerto for Piano and Orchestra No. 23 in A major, K.488
コパチェフスキーくん
Shchedrin—Concert Etude, “Tchaikovsky Etude”
Schumann—Kreisleriana, Op. 16
Rachmaninoff—Piano Sonata No. 2 in B-flat minor, Op. 36
シューマンがたっぷり聴ける~♪
あれ、コパチェフスキーくんがモーツァルトのどのコンチェルトをエントリーしてるのか書いてないや。
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