2011年06月17日

レッスン日記58

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2週間ぶりのレッスン。

まずはハノン。スケールとアルペジオは Des dur と b moll。もう少し指を立て気味にという注意がありつつ合格。次はGes dur と es moll 。
54番「3度の4重トリル」と55番「三重トリル」は合格。次は55番「4重トリルの特殊な指づかい」と56番「分散オクターブによる音階」。本当は4重トリルの方も見ていってたんですけど、もうちょっと練習したかったこともあって、何も聞かれなかったのをいいことに弾かずに済ませてしまいました。56番の方は、「全部弾いてもいいし途中まででもいいし、任せます」とのことなので、ゆっくりやらせてもらおうかなあと考え中。見るからにしんどそうですしねえ。

バッハの「フランス組曲」の3番のジーグは合格。ジーグは歯切れ良く軽快に弾けばいいんですねー。何回か弾いてるうちに先生のテンポの取り方がかなり高速になったのですが、なんとか最後までついていけて、ほっ。何度弾いても思うんだけど、後半の5小節目辺りからのだんだんエネルギーが溜まっていくようなとこ、好きだわー。
そして5番は、アルマンド、クーラント、サラバンド、ガヴォット、ブーレを見ていただきました。
しかしアルマンドに妙に苦戦する私…。楽譜通りという意味では、だんだん弾けるようになってきてるはずなのに、なぜか不安定な感じが取れません… なんでだろう。これは春の暖かくて穏やかで気持ちいい午後のイメージなのに。安心とか満足、幸せのイメージなのに。テンポがダメなのかしら。右手のメロディも今一つな感じなんですよね… もっとゆっくり練習し直そうっと。
クーラントはもっと指を立て気味に、きらきらした音でテーマを際立たせること、という注意がありました。右手の時はまだいいんですけど、左手の音が地味目になってしまうんですね。左手も右手と同じような音が出せるように頑張る! あとはもう少しテンポをあげる、かな。
サラバンドは打って変わってゆったりとした曲。もっとフレーズを大きく取って弾くこと。そして4分の3拍子の2拍目にもっと重みを乗せて弾くこと。右手はもっともっとレガートに歌わせること。左手が弾きにくいので、片手練習をすること。
ガヴォットは、和音のバランスが悪いので、もっと一番上の音を際立たせて。
ブーレは、音の切れ目を間違えてました、私。いやん。

本当は今日から「幻想即興曲」も見ていただくはずだったんですが、次の方が「フランス組曲」のクーラントをやってる頃にいらっしゃったので、今日はその分の時間をバッハにまわしていただいちゃいました。「幻想即興曲」は今日がお初ですしね。初めてのを聞かれるのはちょっと。って、バッハもサラバンドからブーレまでは今日が初めてだったんですが。次の方はピアノの先生をしてる方なので、下手の横好きな大人が頑張ってるわ、ぐらいにしか思わないでしょうに、自意識過剰な私ってば。(笑)

*****

 
ショパコンと違ってまるで話題になっていないように思うのですが、チャイコフスキー国際コンクールが始まってます。私の大好きなアレクサンダー・ロマノフスキー(Alexander Romanovsky)が登場してるので、昨日は途中で止まりまくりのライブ映像を観つつ、ラジオから流れる演奏を聴きましたよ! 2001年のブゾーニ国際ピアノコンクールで優勝してるし、既に何枚かCDも出てるし、今更コンクールに出る必要なんて全然ないようにも思えるんですけど、エントリーしてる曲目を見てたら、こんなに豪華なの、たとえ来日したって1回の公演で観られるわけがなく! ぜひファイナルまで進んで全部の演奏を見せて頂きたい、と切に願うのでありました。

Round I
 Haydn—Piano Sonata in E-flat major, Hob. XVI\52
 Tchaikovsky—Dumka, Op. 59
 Tchaikovsky—The Seasons, Op. 37 bis: April: Hepatica
 Brahms—Variations on a Theme of Paganini, Op. 35, Books I and II

Round II
 Schumann—Symphonic Etudes, Op. 13
 Shchedrin—Concert Etude, “Tchaikovsky Etude”
 Rachmaninoff—Piano Sonata No. 2 in B-flat minor, Op. 36
 Mozart—Concerto for Piano and Orchestra No. 23 in A major, K.488

Round III
 Tchaikovsky—Concerto for Piano and Orchestra No. 1 in B-flat minor, Op. 23
 Rachmaninoff—Concerto for Piano and Orchestra No. 3 in D minor, Op. 30


Brahms Variations on a theme by Paganini Op.35. Alexander Romanovsky

ガヴリリュクくんの切れ味鋭いパガニーニ・バリエーションもいいのですが、本当はロマノフスキくんの方がしなやかで好きです。昨日はBook1、Book2通しての演奏。テーマと全28の変奏。こんな曲目、普通コンクールにもってきますかね? でもちょっと緊張が出てたみたいでしたが、ブラヴォー!でしたよ。生であそこまで聴かせてくれる人ってほんとなかなかいないと思う!



2011年06月10日

「フランス組曲」アンデルシェフスキ

Category : CD(バッハ) | Comments (4)  

5月の大阪シンフォニーホールの定期演奏会で弾いてるのを観て、ますます好きになってしまったピョートル・アンデルシェフスキ。(その時の記事はこちら)好きなピアニストは何人かいますが、今現役で一番好きなのは誰かと聞かれたら、このアンデルシェフスキかエフゲニー・コロリオフのどちらか迷います… でも先日のコンサートが本当にとてもとても良かったので、今はアンデルシェフスキの方が少しだけリードしているかも。そのアンデルシェフスキのCD。フランス組曲第5番とフランス風序曲が収められています。

アンデルシェフスキの弾き方はとてもまろやかで軽やか。そして声部の音がそれぞれにとても綺麗に聞こえてきます。私の中でこの5番は春のイメージなんですけど、アンデルシェフスキの弾く5番はまさに春。特にアルマンドは、私がこの春、桜の舞い散る中をピアノのレッスンから歩いて帰って来た時に持ったイメージそのままです。煌めく明るい日差しと肌に心地よい風、風に舞う桜の花びら、気分が浮き立って思わず歌い出したくなるような晴れやかさ。

下のリンクは、2000年のマイアミ国際ピアノフェスティバルの公式映像。弾いてる手の様子がよく見えるのでオススメです。初めてこれを見た時は、この「ふわふわ」感にほんと驚きました。羽のように軽やかで、鍵盤に触れるか触れないかという程度のごくごく軽いタッチに見えるのに、それでもきちんと弾いてるんですねえ。

  フランス組曲第5番 アルマンド
  フランス組曲第5番 サラバンド・ジーグ

私にとって5番のサラバンドは春の木漏れ日、ジーグは春に浮かれている小鳥たちのさえずりの曲です♪

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アンデルシェフスキ!



2011年06月06日

アレクサンダー・ガヴリリュク

Category : 音楽的催事 | Comments (8)  

Alexander Gavrylyukシンフォニーホールで行われたアレクサンダー・ガヴリリュクのリサイタルに行ってきました。

曲目は
  ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第14番「月光」
  ショパン: 幻想即興曲 Op.66
  ショパン: 2つのノクターン Op.48
  ショパン: スケルツォ第1番 Op.20
  ラフマニノフ: 楽興の時 Op.16
  プロコフィエフ: ピアノ・ソナタ第7番「戦争ソナタ」Op.83

アンコールは
  スクリャービン: 3つの小品 作品2-1
  (12の練習曲より9番と掲示されていましたが、こちらが正しいようです。
   akissさんに教えて頂きました。ありがとうございます。)
  フィリペンコ: トッカータ
  ラフマニノフ: ヴォカリーズ(コチシュ編)

先日何のきっかけだったか、YouTubeでガヴリリュクによるブラームスの「パガニーニの主題による変奏曲」の演奏を見て、すっかり気に入ってしまったんですよね。(コレです) そんな時にタイミング良く来日のことを教えていただいて! 行ってきました。残念ながら曲目にブラームスは入ってなかったのですが。

実際に観て聴いて思ったのは、CDとはやっぱり違う! ということ。というのは、まあ当たり前の話なんでしょうけど(笑)、でも実際に聴いてみて、嵐のような曲・嵐のような演奏がとても似合う人だなあ、と。(ただ単に私の耳があまり良くなくて、そこまで聴きとれなかったというのもあると思います)
例えばベートーヴェンの「月光」の第3楽章。例えばショパンの「幻想即興曲」「スケルツォ第1番」。これらの曲を弾いてる時は、まるで鍵盤の上につむじ風が巻き起こってそれが広がって嵐のようになって会場を包み込んでしまうのが見えるような気がしましたよ。すごいパワーだ!(「幻想即興曲」は元々嵐の曲だと思ってたんですけど、「スケルツォ」もそうだったとは気がついてなかったわー)
アンコールで弾いたフィリペンコの「トッカータ」もすごかった。初めて聞いた曲なんですけど、もう何なのこの曲すごすぎ!という演奏。これってきっと超絶技巧の曲なんですね? ワルツを踊ってるメフィストもびっくりだね、という迫力の演奏。

もちろん嵐のような激しい演奏ばかりではなくて、柔らかい音色の優しい演奏もありましたよ。基本的には超絶技巧なんだけど、それだけではない人ということなんでしょうね。嵐系の曲にばかり惹かれてしまったのはというのは、きっと私の側のコンディションも関係してるんだろうと思います。(ここ数日のハードスケジュールでとても疲れていて超絶眠かったので)
バッハ=ブゾーニの「シャコンヌ」や、ブラームスの「パガニーニの主題による変奏曲」も聴いてみたかったですよー。

アンコールの合間に垣間見えるお茶目な雰囲気がまた良かったです。1984年生まれだから… まだ27歳?! 髪の毛の寂しさから(この写真とか)、もっと年配なのかと思っちゃった… ゴメンナサイ、ガヴリリュクさん。むしろ期待の新星だったんですね。

これが欲しいんですけど、未だに手元に届きません。



2011年06月03日

レッスン日記57

Category : レッスン日記 | Comments (4)  
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2週間ぶりのレッスン。今回、練習は結構きちんとできたと思うんですけど、今朝はなんだかとっても疲れていて、ふらふら~と先生のおうちへ。「ふらふら」とは言っても徒歩30分しっかり歩いてるんですけどね。なんで今日はこんなに疲れてるんだろう。寝不足というわけでもないのに。暑いからかなあ。到着して前の生徒さんのショパンのバラードのレッスンを見てるうちに、少し目が覚めましたが。

まずはハノン。スケールとアルペジオは As dur と f moll 。f moll を弾こうとしてはっと気づいたら F dur を弾き始めてしまった、なんて大ボケもあり… あと、今日は指の形が悪かったようで注意されてしまいました。弾いてる指が寝ていて、第一関節が凹んでしまっているらしいです。そんなの言われたの初めてなんですけど、前からそうだったのかなあ。普段自分の指を見てないからなあ。指を少し立て気味にするとそうはならないようなんですが、これから要注意ですね。それでもなんとか合格。
53番「オクターブの音階練習」は、2巡目に入った時はもう少し速く弾けるようにしましょう、との言葉がありつつ合格。54番「3度の4重トリル」は、「もう練習してる?」「最後の方で左手がもつれるんですけど…」「まあ、とりあえず弾いてみて」と弾いてみたんですが、やっぱりもつれます。2・4と3・5が交互になるところ。こういうのをやると左手の弱さを実感します。まずはスタッカート練習をしてみてね、とのことでもう1回。あと次回は55番「三重トリル」も見てくること。これはソプラノをよく聴きながら弾くこと。

そしてドビュッシーの「レントより遅く」。これは、結論から言うと、今日で終わってしまいました…! 合格です。でもこれが「素敵に弾けるようになってすっきり」合格ではなくて、「まだまだ突っ込みどころは満載なんだけど、まあこんな感じかしらね」という合格。いや、実際そんなことを言われたわけじゃないんですけど! まだ全然ダメなのは自分でもよく分かってるんですよぅ。最初の音からしてなんだかすっきり決まらなくて、全体的にもわもわーんなんですもん。指は一応楽譜通りに動くんですけどね。このニュアンスの足りなさっぷりに先生も愛想を尽かしてしまわれたのでしょうか。でも
「じゃあ、次は幻想即興曲いきましょう!」
と、明るく仰る先生。(ショパンがお好きなんですよね)
まあ、ドビュッシーに関しては、ちょっとやそっと足掻いたぐらいじゃあ変わり映えはしなさそうだし、あとは時間をかけて自分で練ることにしますわ…。もしかしたら、ある日突然光が見えてくるかもしれないですし。

最後はバッハ。フランス組曲3番は、メヌエットとトリオとジーグを弾いて、メヌエットとトリオは合格、ジーグがもう1回。ジーグは1度普通に弾いた後で「んんー、16分音符をノンレガート気味にしてみましょうか」ということになって、でもそんないきなり言われてもーーー。右手はまだノンレガートにも対応できるんですが、左手は無理無理。速い曲ですしね。ということでジーグはまた練習し直さなくちゃいけません。でもでも、ジーグをどんな雰囲気で弾けばいいのか、ちょっと掴めたような気がする!
そして今日は5番のアルマンドとクーラントも見ていただきました。アルマンドは特に何もなく… というわけではないでしょうけど、今日はとりあえず弾いただけ。クーラントは、16分音符をもっと軽快に。テーマが登場するたびに意識して。…まだそれほどテンポ良く弾けないですからね。これからです。サラバンドとガヴォットも見ていただけると良かったんだけど、ここで時間切れでした。ブーレとルールとジーグも次回までにしっかり練習しておこうっと。

*****

 
ハノンのところでも書きましたが、やっぱり左手が弱いんですよね、私。まあ、そう思う人は多そうだし、特に珍しいことでもないんでしょうけど…。両手で練習するのもいいけど、やっぱり左手だけの練習をもっとするべきなのかなーと思う今日この頃です。だって右手と一緒に弾いてると(ハノンの話ね)、どうしても右手の音ばかり聴いてしまうんですもん。左手だけ弾いてみて初めて、恐ろしいほど凸凹なのに気がついてびっくりしてみたりするんですもん。バッハを弾く分には、左手にはそれほど困ってないし、それほど凸凹せずに弾けてるんじゃないかと思うんですけどね…

「そんなに左手が動くようになって何を弾きたいの? ショパンの革命?」

という趣旨の文章をどこかで読んだことがあるし、実際左手に関してはそれほど考え込む必要もないのかもしれないんですけど。「革命」も一応弾けるし。バッハの曲の左手を綺麗に弾けるよう、弾きながらきちんと聴くよう心がけていれば、それが結果に繋がっていくような気もするんですけど。
でもね。どうなんでしょうね。いざずっと念願だった曲を練習し始めた時、左手の動きが思いのほか重要だと気が付いたら? その時に練習し始めるのはやっぱり間に合わないような気がするし。やっぱり右手の足を引っ張る(?)心配がない程度には動いて欲しいし。

やっぱりハノンで少しずつやろうかなあ、左手特化練習。まずはゆっくり綺麗に弾けるように。
って言うのは簡単です。きちんと継続するのが大変なんですよね。(笑)



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