2011年11月18日

トランペット協奏曲

Category : 音楽的催事 

日本センチュリー交響楽団定期公演チケットをいただいて、シンフォニーホールで行われたコンサートに行ってきました。日本センチュリー交響楽団の定期演奏会です。ソリストはトランペットのオーレ・エドワルド・アントンセン。ざっと見渡したところ、1階席は満席。2階席は半分ぐらいかな。トランペットって人気あるんですねえ。(もちろん日本センチュリー交響楽団のファンも多いんでしょうけど)

曲目は
  モーツァルト: 交響曲第39番 変ホ長調 K.543
  ハイドン: トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.Vlle-1
  (休憩)
  オネゲル: 交響曲第3番「典礼風」

トランペット協奏曲の後のアンコールは
  フリードマン: ファンファーレ

トランペットには今まで興味がなかったのでオーレ・エドワルド・アントンセンの名前も初耳だったのですが、1962年ノルウェー生まれの方で、世界でもトップレベルでも有名なトランペット奏者なのだそうです。1987年ジュネーヴ国際コンクールで審査員全員一致で優勝、1989年ブラティスラヴァのユネスコ国際コンクールでも優勝。…と言われても、トランペットのコンクールはよく分かりませんが… 1992年のアルベールビルオリンピック、1994年のリレハンメルオリンピックでのファンファーレ演奏で世界中の喝采を浴びたそうで、これなら見てらした方もいらっしゃるかもしれませんね。(残念ながら私は見てません…)
でも本当にすごいなと思ったのは、彼のために40以上もの作品が作られているということ。ある演奏家のために作曲家が曲を作るというのは、なによりも素晴らしいことですよねえ。

3つの大曲が演奏されたんですが、やっぱり一番楽しめたのはハイドン。トランペット、素晴らしかったです! 今までトランペットといえば吹奏楽なイメージが強かったのですが、本当のトランペットの音って全然違うんですねえ。オーケストラに溶け込んでしまうような自然な音から、暖かくて深い音、朗々とした豊かな音、輝かしい高らかな音まで、音色の幅もとても広かったですし、実はすごい描写力がある楽器だったんだなあとびっくり。ハイドンのこの曲がどんな曲なのか全然知らずに行ったんですけど、聴いてるともうまるで違う情景が目の前に広がるようでした。

会場からのブラボーと鳴り止まない拍手に応えてのアンコールは、フリードマンの「ファンファーレ」という曲。これは現代曲なんですね。出だしこそファンファーレらしく高らかなんですけど、どんどん変わっていく不思議な曲。でもきっとトランペットの能力を最大限に生かしてるんだろうな。トランペットって、実は様々な音が出る楽器なんだなと本当にびっくりでした。押さえるところは3つしかないはずなのに、どうやってこんな風に音を切り替えてるの? どこかから空気を抜いたりしてるの? 息の調節だけじゃあ無理でしょ? などと不思議になってしまうぐらいの音の操り方。会場からはため息が漏れてましたよ。

Comments (4)

  1. アリアさん、こんにちは。

    大阪はオケがいくつもあるので、定期演奏会やスポットの演奏会などが多いですね。近所の文化センターにいつも何種類もチラシが置いてます。
    センチュリー響は、府の助成がもうすぐ打ち切られるので、スポンサーを探しているそうですが、この不景気なご時世なのでどうなるのか…。
    今回は客席が結構埋まっていたようで、センチュリー響を応援している人も多いのでしょう。

    トランペットの曲は、ジャズでは時々聴きますけど、クラシックで知っているのは有名な「トランペット吹きの休日」くらいでしょうか。
    運動会とか、小学校の校内放送でいつも流れていたので、記憶に刷り込まれてます。
    管楽器はどうも苦手なのですが、サックス、特にアルトサックスはわりと好きなのです。サクソフォン協奏曲というのは、結構多いですね。

    フリードマンの曲をいくつか、Youtubeで聴きましたが、有名らしい「SOLUS」という曲は、不協和音が入って現代的な黄昏た雰囲気がします。
    「ファンファーレ」の演奏もあったのですが、曲はだいたいわかりましたが、調子はずれのところは、演奏者が下手なのか、それとも、こういう音なのか? 一風変わった面白い曲でした。
    「ファンファーレ」の冒頭を聴くと、オリンピックよりも、日本ダービーとかの競馬を思い出してしまいましたけど..。

    Youtubeでアントンセンさんのリサイタルのライブ映像を見ましたが、彼の演奏はとっても良いですね!
    音が軽やかで柔らかくて、まろやかなレガートがとても綺麗です。細かい速いパッセージも滑らかに楽々吹いてました。
    音が耳に優しくて、よく聴くトランペットの音とは全然違いますね~。
    「すごい描写力がある楽器」というのがよくわかります。コンサートで歓声と拍手が凄かったのも納得。
    苦手なトランペットですが、彼の演奏ならいろいろ聴いてみたくなります。
    http://www.youtube.com/watch?v=yOPT3EkL3S0

  2. アリア

    yoshimiさん、こんにちは。

    センチュリー響を聴いたのは今回初めてでしたが、なかなか良かったです。
    オケに関してはまだまだ聴き慣れてない私なんですけど
    チケットを下さった方も、最近いい音を出すようになってきたと思うって仰ってました。
    でもそうなんですねえ、スポンサー探しはなかなか難しいかもしれませんねえ。
    休憩時間や帰り際に、「私、会員なのよ」という会話を数回耳にしたし
    開演前にも、会員受付デスクのようなところに結構人が集まっていたので
    個人的に応援してる人は結構多そうだなーと思うのですが
    大手のスポンサーが見つからないと、やっぱり色々と厳しいんでしょうしねえ。

    「トランペット吹きの休日」は、運動会でよく聞くアレですね!
    耳に馴染んでる割に、好きとか嫌いとかそういう感じがないのですが。(笑)
    わあ、アルトサックスは私も好きです。というか、実はサックスもやってるのです~。
    でも基本的にジャズ系なので、クラシックの曲は実はあまり知らなかったりします。
    ちゃんと意識して聴いたことがあるのは、グラズノフのサクソフォン協奏曲ぐらい……
    あとは、ラヴェルのボレロにもサックスが登場してたなあ、ぐらいですね。
    これから、もうちょっと開拓してみます♪

    ねね、アントンセンさんの演奏、いいでしょう?
    リンクを貼ってくださったYoutubeの演奏もいいですねえ。
    あの柔らかな音色がとても素敵。トランペットってもっと煩いイメージだったのに。(笑)
    それに本当にものすごく軽やかですよね~。
    ナポリ民謡もいいですが、「熊ん蜂の飛行」がものすごいですね。
    技巧的にすごく難しそうなのに、軽々。それどころか余裕じゃないですか。
    ハイドンの協奏曲での速い半音階のパッセージも軽々だったんですが
    これを聴いてみると、あれはほんと余裕だったんだなあと分かります。
    協奏曲もいいですけど、リサイタルも観てみたかったな。

    フリードマンの「ファンファーレ」、アントンセンさんの演奏を見つけました。
    http://www.youtube.com/watch?v=buRMO8yGWD4
    これよりも生で聴いたほうがずっと良かったと思うのですが、
    まあ、こんな曲です。現代らしい、一風変わった曲ですね。(笑)

  3. アリアさん、こんにちは。

    アントンセンさんのファンファーレ、やっぱり上手いですね!
    リサイタルのライブ映像も良かったですし、アントンセンさんの演奏だと、ファンファーレが格調高く聴こえるので、さすがに競馬は連想しません。
    下手な人が吹くと、なぜか競馬のラッパに聴こえるんですよね~。

    もしかして、サックス吹けるのでしょうか?
    かなりの肺活量がいりますよね。西梅田にあるジャズのライブハウスで女性のサクソフォーン奏者の演奏を聴いたことがあります。
    昔はライブハウスによく行きました。梅田にブルーノートを含めて3店くらいしかなかったかも。

    日本のクラシック・サクソフォン第一人者は須川展也さん(らしい)です。
    吉松隆のサクソフォーン協奏曲を録音していたので、知りました。
    プロフィール、ディスコグラフィを見ると、かなり腕は確かで有名な人のようですね。
    http://www.sugawasax.com/

    サクソフォーン協奏曲は有名らしいのですが、ソプラノ・サクソフォン協奏曲「アルビレオ・モード」のCDには、ほかの現代曲も入っています。以前に記事を書きました。
    http://kimamalove.blog94.fc2.com/blog-entry-981.html

    Youtubeで聴いた吉松隆の「Fuzzy Bird Sonata」は、ちょっとジャズっぽい感じで聴きやすいです。
    http://www.youtube.com/watch?v=QImHOYHUuu4

    ジャズなら、コルトレーンとエリック・アレキサンダーはわりと好きだったので、CDは何枚か持ってます。
    これを書いていたら、久しぶりにコルトレーンの「バラード」を聴きたくなってきました。
    これは特に好きなアルバムで、秋(というか初冬ですが)の夜長に聴くのによく似合いますね。

  4. アリア

    yoshimiさん、こんにちは。
    ごめんなさい、コメントが認証待ち状態になってました。
    一度書き込んで下さった方は自動的に認証されることになってるのに…

    おお、やっぱり前に聴かれたのはアントンセンさんとは全然違いましたか。
    ファンファーレを聴いても競馬は全然連想しなかったので、もしやとは思ってましたが~♪
    あの一風変わった旋律は、相当上手でないときちんと表現できなさそうです。^^

    サックス、吹けますよー。
    でもかれこれ6年ぐらいやってるんですけど、練習不足で全然上手くならないんです。
    ピアノの音も大きいですが、サックスはそれに輪をかけてご近所に響いてしまうので
    家の中ではなかなかやりにくいものがあるんですよね。ピアノ以上に時間も選びますし。
    でも時々は家で練習するので、ご近所の方に「あの音は何ですか?」と聞かれたりします。
    亡くなったご主人がクラリネットやってたから懐かしい、なんて話をして下さる方も…^^
    あ、あまり上手くならない割に、肺活量は結構大きくなってるみたいです!
    前に健康診断で計った時にちょっとびっくりしました。中学高校の頃とは全然違ってて。

    ライブハウスも楽しいですよね。演奏者と観客の距離が短いから一体感が強いし。
    私も大学の頃によく行きました。あ、でも大学は東京だったので、そちらのばかりですが。
    その頃は自分がいずれサックスをやるなんて、全然想像もしてなかったんですけど。(笑)

    須川展也さんは全然知りませんでした。聴いてみると、ほんとジャズみたいですね~。
    即興ではないでしょうに、すごく即興性の強い演奏に聞こえます。
    なるほど、この方が第一人者なのですね。
    yoshimiさんの記事、ざっと拝見したんですが、またゆっくり読ませていただきますね。
    という私は、清水靖晃&セキソフォネッツの演奏なら見たことがあります。(テレビで)
    ソプラノ、アルト、バスと5人のサックスと、4人のコントラバスだったかな?
    ゴルトベルク変奏曲をやってたんですよ。
    各変奏の合間に拍手が入ってしまうので、そういう意味では少しツラかったんですが
    演奏自体はとても面白かったし良かったです。
    ゴルトベルクの前は、同じくバッハのチェロの無伴奏をやってたらしいです。

    コルトレーンの「バラード」は、とても親しみやすい感じでいいですよね。
    ハードなジャズだとちょっと気分的に重くなってしまうこともありますが、これは素敵。
    確かに秋冬の夜長に聴くのにぴったりかも。私も聴きたくなってきました。^^

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