2011年12月11日

2011年まとめ

Category : 音楽的回顧 | Comments (6)  

今年最後のレッスンが終わったので、今年のまとめと来年の目標を書いてみようと思います。
去年のまとめ記事はコチラ

まず今年レッスンで見ていただいた曲は…

  バッハ「イタリア協奏曲」第3楽章
  バッハ「フランス組曲」1のアルマンド、3~5
  ドビュッシー「人形へのセレナード」「小さな羊飼い」「ゴリウォーグのケークウォーク」
  ドビュッシー「レントよりなおゆっくりと」
  ショパン「幻想即興曲」
  シューマン「アラベスク」
  ハノン39と41(どちらも3巡目)、51~60

まだ合格してないのも入ってますが…(笑)
今年の最初はまだドビュッシーをしていたのですねえ。懐かしいな。なんだかもう何年も前のことみたいです。
去年のまとめ記事で挙げていた曲の中では、ドビュッシー「レントより遅く」、ショパン「幻想即興曲」、シューマン「アラベスク」を弾くことができました。そういえば夏に2ヶ月ほどレッスンをお休みしてたし、進み具合としてはなかなかいい感じだったと言えるのではないでしょうか。

そして来年レッスンでやるであろう曲は…

まずはバッハ。
「フランス組曲」は1番をやり始めたところだし、あと2番と6番が残ってます。2番と6番は今のところそれほど好きな曲ではないのですが… でもやっぱりやっておくかなあ。やってるうちに曲の良さが分かることもありますしね。そしてこれらが終わればイギリス組曲なんですが、そこまでいけるかな? イギリス組曲は2番と3番が大好きなので、まずはこの辺りからやりたいのですが~。

バッハ以外では、やっぱりシューマンですね。「アラベスク」の次にやるのは「花の曲」で、あとユーゲントアルバムの中から9曲ほどセレクトしていただいてます。それが終わったら2巻。こちらに載ってるのは「アベッグ変奏曲」「パピヨン」「幻想小曲集」「森の情景」「ノヴェレッテ」なんですが、何が最初になるのかしらー。先生は「アベッグ変奏曲」がお好きなようですが、私としては「森の情景」か「パピヨン」を先にやりたいかな。「幻想小曲集」はそれほど好きではないのでやらなくても構わないぐらいなんですが、これも良い勉強になると仰ってたような気がするし。まあ、無理し過ぎずに進むのが一番なので(実力よりもちょっぴり背伸びする程度が一番伸びる気がします) 結局のところは先生にお任せですけども。来年は2巻の半分ぐらい… は無理かしら。(汗)

今は念願のバッハとシューマンという2本立てに満足しているし、沢山の曲が控えているので曲選びに困ったりしないと思うのですが、いつかやりたい曲の希望だけ書いておくと

  ハイドン ピアノソナタ第62番 変ホ長調
  スカルラッティ ピアノソナタの何か
  シューベルト 即興曲作品90

ハイドンは、できたらどこかにねじ込みたいんですけど、どうですかねえ。レッスンの1時間では曲は2つしかできないと思うので、やるとしたらバッハとハイドン、もしくはシューマンとハイドンという組み合わせになるのですが、バッハとハイドンはあまりに渋すぎる気がするし(笑) せっかく始めたシューマンを中断するのは勿体ないし。やるならフランス組曲からイギリス組曲に移る時かなあ。それを考えると、シューベルトは更に先でしょうね。技術的には今でも十分弾けるレベルだと思うんですが、早くて再来年かしら。今はとにかくシューマンをやりたいので、当分先でも全然構わないんですが。
スカルラッティは自主学習でもいいなあ。K380のソナタとかどうでしょうね? 技術的にはそれほどでもなさそうですが… でもこういう曲は逆にそれらしく弾くのがとても難しかったりするんだろうなと思うと、やっぱり先生に見ていただきたくなるし。まあ、ハイドンやシューマンよりも短いので、こちらをねじ込むのは比較的簡単かと。

あ、ちなみに去年書いてたリストの超絶技巧練習曲1番「前奏曲」と、ラフマニノフの前奏曲ト短調 Op.23-5 はやめておきます。とは言っても変わらず好きな曲ではあるので、いずれ。もっと上手くなった時にでも。(笑)

そして今年はもっと生の音を聴く!というのが目標でした。それほど沢山行けたわけじゃないんですけど、こちらもまずまず。結局記事にしなかったコンサートもいくつかあったんですが、書いたのはコチラのカテゴリにあります。途中チャイコン話が乱入してますけど、全部で9つの記事になってます。
その中で私的ベストだったのは、ダントツでパーヴォ・ヤルヴィとパリ管ですね。パーヴォ・ヤルヴィには惚れてしまいます。パリ管もものすごく良かった。そして私的ベストソリストはピョートル・アンデルシェフスキ♪ モーツァルトのピアノ協奏曲もとても良かったですが、今度はぜひともリサイタルでお願いしたいものです~。
それにしてもチャイコンのおかげで、いろんな若手ピアニストの演奏との出会いがあって嬉しかったです。これからの彼らの活躍がとっても楽しみ!

来年は、もっと美しく表情豊かな音で曲を奏でられるようになれればいいな。
そして来年も、いろんな曲との出会いがあって、沢山の素敵な音が聴けるといいな。

と思いつつ。



2011年12月09日

レッスン日記66

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いきなり寒くなりましたね! 冷たい風がピューピュー吹きすさぶ中をレッスンに行ってまいりました。とは言っても西日本なので、雪が降ったらしい東日本の寒さとは全然比べ物にならないのではないかと思いますが。
前回のレッスン以降あまり練習時間が取れなかったし、手がなかなか温まらなかったこともあって、今日はすごく調子が悪かったです。途中で突然譜面が読めなくなってみたり。何が書いてあるのか全然分からなくなってしまって焦りました。

まずはハノン。
スケールとアルペジオ、今日はDes dur、b moll、 Ges dur、es moll の4つだったんですけど、合格したのはDes dur だけ… あとのはカデンツがダメだったりアルペジオがダメだったりで、次回に持ち越しになりました。そうでなくても黒鍵だけのアルペジオってやっぱり苦手なんですよねえ。指が滑ってしまって上手く鍵盤を掴めないんですもん。次回は H dur と gis moll も併せて見てくることになりました。
それと60番のトレモロは、今メトロノームの48~49ぐらいで弾いているので、もう少し速く弾けるようにしてくること。ということでこちらも次回に持ち越しです。トレモロが終わったらまた3部の課題をスピードをアップして見てくることになってるのですが、それにしたってちょっと遅すぎたのね。(笑)

次はシューマンの「アラベスク」。
こちらも合格点にはちょっと足りなかったですねえ… 自分でも弾いて「どうもなあ」でしたもん。先生からの注意点としては「中間部はもっと弾き方を変えて、場面をガラッと変えること」。でも「音は綺麗だし大体それでいいから」と仰っていただいて、「音は綺麗」のところだけ思わず脳に刻み込んでしまう私。(笑)
…本当ですか、本当に音が綺麗なんですか、先生!…(とお聞きしたかったよっ)
「この曲は弾き込んでほしいので、ごめんなさい、もう1回やってきてね」
…はい、望むところです。いくらでも弾き込みますとも。

「アラベスク」の次は、同じ本に載ってる「花の曲」をやることになったんですけど、ユーゲントアルバムからも何曲かセレクトしていただきました。「メロディ」「狩の歌」「勇敢な騎手」「楽しき農夫」「シチリアーノ」「サンタクロース」「五月、愛する五月」「最初の喪失」「ぶどう狩りの季節ー喜びの季節!」…ええと、全部で9曲ですね。ユーゲントアルバムもやりたかったんですけど、全43曲もあるので、さすがにちょっと躊躇ってたんですよねえ。
「技術的には易しい曲ばかりなんだけど、シューマンだからね、内容的には深いのよ。いい勉強になると思う」とのこと。
それは楽しみ! これを機にユーゲントアルバムの曲をちゃんと聴いて、他にも好きな曲があったら見ていただこうっと。他の生徒さんたち(小学生)のように美しい音を出せるように、曲を表情豊かに描きだせるように特訓していただくべく頑張ります。

そしてバッハの「フランス組曲」。
4番のジーグが残ってたんですが、これはまだ。1つだけ残ってたのでオマケの合格になりそうだったのですが、またもう1回やってくることにしました。「もう少しスピードを上げて、もっと快活に」だそうです。

「これは弾き込みの時間の問題だけだと思うのね。毎日コンスタントに弾いてらっしゃるのは分かるんだけど、まだちょっと時間が足りないかなーという感じ」
「毎日弾いてるって分かるんですか? もしかして見えるんですか?(笑)」
「見えるわよぉ。それほど長い時間じゃなかったとしても、ちゃんと毎日弾いてたでしょ? 違う?」
「はあ、その通りですー」

やっぱり先生ってすごいな。今週は毎日少しずつしか練習できなかったのも見抜かれてる。(笑)
1番はアルマンド、クーラント、サラバンドを見ていたのですが、実際には到底レッスンしていただけるレベルではなく。アルマンドを見ていただいたところで時間切れとなりました。

2週間後の金曜日は祝日なのでレッスンはナシ。新年早々コンペに出る生徒さんがいるそうで、年末年始もそういう人のレッスンはするようですが、私はナシ。ということで、次のレッスンは来年です。もう「良いお年を」なんて言う季節になってたというのがびっくりですが… あー1ヶ月近くあいちゃうから寂しいなー。



2011年12月08日

児玉姉妹のデュオピアノ

Category : 音楽的催事 | Comments (4)  

The 167th Subscription Concert先月のアントネスさんに続き、今月もシンフォニーホールで行われた日本センチュリー交響楽団の定期演奏会に行ってきました。児玉麻里さんと桃さんという姉妹のピアニストを迎えての公演。会場の入りは8~9割ってところでしょうか。

曲目は
 プーランク: 2台のピアノと管弦楽のための協奏曲 ニ短調
 バンテュス: シネマ・ラプソディー(2台のピアノのための協奏曲)
 ショスタコーヴィチ: 交響曲 第6番 ロ短調 作品54

今日の席は2階席の一番前。招待券なので場所は選べなかったんですけど、バランスがとてもいい席でした。先日のパーヴォ・ヤルヴィとフレイくんの時も2階でしたが、あれはやっぱりちょっとパイプオルガン寄り過ぎましたね…(その代わりパーヴォ・ヤルヴィの指揮がものすごく楽しめたのだけど) 今日の席は舞台に近くて、しかもオケとピアノの音もいい感じで聞こえてきて良かったです。

まずは2台ピアノの曲を2つ。今日のプログラムの中で予習をしていったのはプーランクだけだったんですが、これ、すごく楽しかったです。2人のピアノの音がすごく綺麗に溶け合っていたし(アシュケナージ父子は、途中から持ち直したものの、やっぱりちょっとバランスが悪かったよ) 演奏を見てたら、まるで児玉桃さんの背中からリズムが立ち上ってくるような気がしました。(桃さんが手前だったのです) ものすごくお洒落で華やかで、ちょっぴり猥雑なところもあるプーランク。あと、女性ピアニストの演奏ってあまり生で観たことがなかったのですが、お2人とも女性らしさがありつつも、むしろすごくオトコマエな感じ! きっとお2人ともすごく捌けたお人柄なのではないかしら、なんて想像してしちゃう。
そしてバンテュスの「シネマ・ラプソディー」では、お2人は席を交代。今度は麻里さんがこちら側。これはお客さんへのサービス… ではなくて、単に第1ピアノと第2ピアノという担当の問題なんでしょうけど、私としてはお2人とも正面から見られて嬉しかったな~。
この曲は世界初初演ということで予習のしようもなかったんですけど、こちらも楽しかったです。これは無声映画の時代から電子音楽が導入される前までの映画音楽に触発されて作られたという作品のようです。楽章に分かれているのではなく、曲は途切れずに続いていくんですけど、でも「The Very Beginning」「The Early Years」「The Poursuit」「Belle époque」「Les Années Folles」「The Dark Years」「The Last Romantic Era」「Golden Age」「Adventures」というタイトルがついていて、今はこのタイトルかな、なんて聴きながら想像するのも楽しかった。なんで英語とフランス語が混ざってるのかは定かではありませんが… なぜかしら?(それと、世界初演ということは作曲家さんご自身もいらしてたんですかねえ。それらしき人は見かけなかったけど)

最後はショスタコーヴィチの交響曲6番。これは全然予習していかなかったんですけど、面白い曲ですねえ。まず第1楽章が暗くて第2・3楽章が明るいというのからして、あまりないパターンですよね。(私が知らないだけ?) それもかなり極端な明るさなんです。最後の方なんて、もうまるっきりどんちゃん騒ぎみたい。プログラムに「鬱、躁、躁、というべき構成」とあって納得してしまいました。ええと、曲の好き嫌いは別として(嫌いというほどではないんですけど、どうも慣れなくて 笑) 指揮の沼尻竜典さんは勢いに乗ってるし、オケは大熱演してて先月よりぐんと良かった気がするし、これはなかなか良かったのではないでしょうか。すごい拍手でした。(しかしパリ管と比べてはいけない 笑)

今日はソリストもオケもアンコールなし。定期公演だからオケのアンコールがないのは分かるんですけど、児玉姉妹のピアノがもう少し聴きたかったです。ミヨーの「スカラムーシュ」の第1楽章なんかやってくれたりしないかな、なんて思ったのだけど。(そんな曲、アンコールではしない?) でもアンコールがあるのに慣れてしまってますが、ない方がきっと普通なんですよね… だんだん贅沢になってます。ダメダメ。(笑)



2011年12月06日

フランス組曲4番の情景

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フランス組曲4番も残すはジーグだけなので今更なのですが、曲の印象をメモしておこうと思います。
私にとって4番は基本的に海の曲。こんな感じでしょうか。

 アルマンド…見渡す限りの海。広々とした海洋。
 クーラント…大海原。風に乗って軽快に進んでいく帆船。
 サラバンド…昼下がり。人の気配のない小さな島の入り江。
 ガヴォット…砂浜にいる生物その1。カニ。
 メヌエット…砂浜にいる生物その2。ヤドカリ。
 エール…海の中。小魚(イワシ?)の群れとクジラの追いかけっこ。
 ジーグ…大海原の上を飛び回る海鳥たちの群れ。

…とは書いてはみたものの、海って元々あまり身近にないので、イメージが湧きにくいのですが…
海のそばに住んだこともないし、子供の頃に夏休みに海に遊びに行くなんてこともした覚えがないですしね。学校の臨海学校ぐらいでしょうか。あとは行ったとすれば大人になってからですね。だからここでは本や映画、テレビのイメージが入り混じってる感じです。(本だとC.S.ルイスの「朝びらき丸 東の海へ」かなあ)
アルマンドとクーラント、サラバンドはもう全然迷わずこのイメージです。特にアルマンドは初めて弾いたその時から海のイメージでした。ガヴォットとメヌエットはイメージが固まるまでちょっと時間がかかったんですが、この2曲はワンセット。砂浜にいる生物とは言っても何がいるのか本当はよく知らなくて、カニとヤドカリしか思い浮かばなかったからそう書いただけなんですが(爆) でも砂浜に何かがいる感じなんですよ。で、ガヴォットよりもメヌエットの方が小さくて可愛い生き物なんです。(ヤドカリが可愛いのかどうかは、これまた分かりませんが) エールの追いかけっこはテレビで見た海の中のイメージ。ふと、「朝びらき丸 東の海へ」だったら人魚でもいいなと思ったんですが… そうなるとまるっきり本のイメージに変更してしまいたくなりそうなのでやめておきます。(笑) ジーグは5番でも鳥のイメージでしたが、こちらも鳥です。どうやら私はジーグに対してそういうイメージを持ってるみたいです。(鳥に対しても)

同じく今レッスンで弾いているシューマンの「アラベスク」は、主旋律のところがアラベスクなんだろうと思うのですが、途中の部分は謎ですね。あれは何なんだろう…? と、ずっと考え続けています。もしこの曲が人間の意識のようなものを表現しているとしたら、しばらく一定だったのがふと違うことに気をとられれて、ああダメダメと元に戻る感じかもしれません。たとえばピアノの練習をしてる時に「おなかすいたな、何かおやつはあるかしら」とか「あ、そういえばメールの返信をするのを忘れてた!」などと考えてしまって、「だめだめ、練習に集中しなくちゃ」と我に返ったりとか? うん、そういうのもアリかもしれないですね。でもちょっとイヤかも~。もっと可愛いイメージでいきたいわ~。(笑)

(「音楽の正体」は一旦図書館に本を返してしまったため中断しております… あと2回で終わる予定)



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