2012年01月24日

ギオルギ・バブアゼ

Category : 音楽的催事 

Itami City Philharmonic Orchestra先日チケットをいただいて、伊丹シティフィルハーモニー管弦楽団の名曲コンサートに行ってきました。これは伊丹市の全面的な支援のもと、伊丹アイフォニックホールを拠点にして活動するオーケストラ。プロとアマの混合編成です。今回は関西フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターであるギオルギ・バブアゼ氏を指揮者に迎えての公演です。

曲目は
  ベートーヴェン: 交響曲第6番「田園」
  (休憩)
  チャイコフスキー: なつかしい土地の思い出 Op.42より No.1, No.3
   (Vnソロ:ギオルギ・バブアゼ)
  チャイコフスキー: 幻想序曲「ロミオとジュリエット」

実は私、このオケのコンサートには去年も行ってるんです。今回で2回目。1回目の時の曲目は、サン=サーンスの歌劇「サムソンとデリラ」より「バッカナール」、シューベルトの交響曲第5番、シューマンの交響曲第3番「ライン」というラインナップでした。(どういう繋がりでこの3人?と思ったら、S繋がりだったようです) サムソンとデリラがとても良くて、意外といいオケなんだなあという印象だったんですが、その後のシューベルトとシューマンはそれほどでもなかったんですよねえ。賑やかな曲の方が得意なオケなのかな? それとも賑やかな曲の方が様になりやすいものなのかな? なんて考えつつ保留していたオケ。
会場は前回も今回も満席。お値段もとても手頃だし、伊丹在住の方々を中心に固定ファンがいるようですね。

結論から言えば、今回はチャイコフスキーがとても良かったです。ベートーヴェンはあまり… フルートやピッコロ、クラリネット、オーボエはとても美しかったのですが、弦楽器の音がイマイチ揃ってないような気がして気になって仕方なかったし… プロアマ混合ということで腕の格差もあるのかもしれないけど、もしかしたら使ってる楽器の格差も結構大きいのかもしれないなあと思ってしまったほど。あと金管楽器の細かいミスも耳についてしまったし。それよりなにより、よく知ってる曲のはずなのにすっかり眠くなってしまったというのはやっぱりマズイでしょ…

うーん、やっぱりイマイチかなあと思いつつ、第2部へ。
こちらはチャイコフスキーの「なつかしい土地の思い出」から。この曲では指揮のバブアゼさんが弾き振りされたんですが、これがイイ! バブアゼさんのヴァイオリン、いいですねえ。私、ヴァイオリンって基本的にそれほど好きじゃないんです。だからものすごく好き嫌いが分かれるんですけど、バブアゼさんの音はなかなかいいなあ、好きだなあ~と思いつつ聴き入ってしまいました。オケの編成が小さくなったせいか、音のまとまりもすごく良かったし。ヴァイオリンの弾き振りというのは初めて見ましたが、これもなかなかいいものですねえ。

そしてラストはチャイコフスキーの幻想序曲「ロミオとジュリエット」。また大人数の編成に戻ったんですが、こちらもすごく良かったです。元々はそれほど好きな曲というわけではないのに、すごく楽しかった。さっきのベートーヴェンは一体何だったの? ただの練習不足? と思ってしまうほど弦楽器の音のまとまりもとても良くなっていて、もう本当に第1部とは雲泥の差でしたよ。弦楽器だけでなく、どの楽器も第1部よりも良かった。(あ、木管楽器は第1部もとても良かったので、それ以外ね) シンバルのタイミングがとても難しそうで、見ながらドキドキしてしまいましたが。(笑)
パンフレットに、「(バブアゼ)氏は関西フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めてらっしゃることから、特に弦楽器に関して熱のこもったご指導をいただいただけでなく、本日、自らヴァイオリン独奏を受け持ちながらの”弾き振り”を披露くださいます」とあったんですが、この「熱のこもったご指導」は、もっぱらチャイコフスキーに対する指導だったのね!

ということで、最後は気持ちよく会場を出ることができて良かったです。^^
バブアゼさんの演奏は関フィルに行けば聴けるんだろうし、リサイタルもしてるようだし、また聴いてみたいな。
うふふ、楽しみがまた1つ増えました。

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