2012年02月24日

レッスン日記70

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2週間ぶりのレッスン。今日は日差しも暖かくて、マフラーも手袋もいらない感じ。気持ちいい!(それでもレッスンに備えて手袋はしていきました☆)
前の生徒さんがお休みだったそうで、教室に着いたら先生がピアノを弾いてらっしゃいました。あ、ラヴェル! と思ったんですけど、今から考えると本当にラヴェルだったのかどうか。ドビュッシーだったりして…(なんてイイカゲンなんだ) いずれにしてもフランス物のはず。すごく素敵でした♪

レッスンはまずはハノンのスケールとアルペジオ、 As dur から。最初メトロノームの 110 で弾き始めたんですけど、まだまだ指がウォーミングアップできてない感じで、なんだか変になっちゃいました。途中で一旦弾くのをやめてやり直そうとしたら、「まずはゆっくり弾いてみて」と言われてしまいましたよ。その「ゆっくり」が丁度 100 ぐらいだったので、結局そのまま最後の e moll まで16の調(うわあ)のスケールとアルペジオを弾くことに。注意点としては、アルペジオの最初と最後の音でドスンとなることがあるので、手首が上下しないように気をつけること。
そして次回からは3グループに分けてやることになりました。

 1. C dur → a moll → A dur → fis moll → Ges dur → es moll → Es dur → c moll
 2. F dur → d moll → D dur → h moll → H dur → gis moll → As dur → f moll
 3. G dur → e moll → E dur → cis moll → Des dur → b moll → B dur → g moll

家では3パターンとも練習しておいて、レッスンでは先生が仰った1つを弾くということになります。
第3部のやり直しの方は、42の減7のアルペジオ。110~120でと言われてて、家では120でも練習してたのですが(100、112、120で練習するという三段構え!) 120だとまだちょっとツラかったんですよねえ。先生のところで弾いた時の速さが110だったので、そのまま110で弾くことになって、それでオシマイ。次回こそは120で!

次はシューマンの「花の曲」。
これはもうなんていうか自分の下手さを思い知らされるというかなんというか… ソプラノの音がメロディとなっていて、合間の内声(?)はそのソプラノと合わせて和音になるので、もっとソプラノの音の中に含ませるように弾かなくちゃいけないんですけど、これが全然できてません… 私が弾いてもソプラノの音が出てはいるんですけど、先生が弾いて下さるお手本と比べると、まるで幼稚園児な感じです。(はああ) 指が立ち気味なのでもっと寝かせて、むにゅっと深くタッチすること。最初のページは左手をもう少し前に出すこと。あと2ページ目以降のスタッカートのところは、柔らかく切るようにはしてたんですけど、スタッカートと同時にスラーでもあるので、ほとんどスタッカートとは分からない程度で弾くこと。(要するにポルタートってことですね) V の直前のところはもっと盛り上げて。楽譜にあるよりもクレッシェンドを早く始めた方がいいそうです。
私が使ってるブライトコップの楽譜はヴィルヘルム・ケンプが編集していて、この「花の曲」には「このシューマンの霊感が最もよく現れている曲では、あたかも羽のようにデリケートな打鍵で、やわらかく演奏しなくてはならない。この曲ではフォルテも強すぎないようにしながら、右手を十分に歌わせ、左手は柔らかに演奏すること」というケンプの言葉が載ってるんです。それがすごく好きなんですけど… うむむ、なかなかうまくいかないものですねえ。

バッハのフランス組曲は1番のクーラントから。
すっかりシューマンに没頭していたので、楽譜を見ても頭の転換ができなくて参りました。「えーとこれは何調だっけ?」「一体どんな曲だったかしら」状態。3回通して弾いて、ようやくちゃんとバッハになったような気が… 前回シューマンが途中までになったので今回はシューマンを先にしたのですが、やっぱりシューマンよりもバッハを先に見ていただいた方がいいのかも。バッハ→シューマンでは、そういうので困ったことがないので。
クーラントは合格。これもシューマンと同じように深いタッチで弾くこと。
サラバンドも深いタッチで、思いっきりレガートで。(結局これが私の課題なんですね) どうしても縦のラインの方が強くなってしまっているので、バッハだから縦も出さなくてはならないのだけど、横のラインをもう少し意識して出すこと。ソプラノをレガートでよく歌わせて。繰り返し記号の直前はもっと盛り上げて。これは95点の出来栄えだそうで、マルはいただけませんでした。続きはまた次回。
メヌエットも大体できてきてるけど、もう1回。最後の2小節のところでガラッと場面を変えてコーダっぽく弾くこと。
そんなところかなー?(ジーグは時間切れ)
フランス組曲、1番の次は2番をやることになりました。

次のレッスンは2週間後! それまでに表情豊かに歌えるタッチをみっちり練習することにします~。



2012年02月10日

レッスン日記69

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1週間遅れのレッスンに行ってきました。日差しは明るいし、それほど寒くもなくて、とても気持ち良い散歩日和。

4巡目に突入のハノンのスケールとアルペジオは、C dur からc moll までの8つの調をメトロノーム110で。まだ指があったまってなくてアルペジオであやうい部分もあったんですけど、音を外したりすることはなくて、無難な出来栄えっとこでしょうか。合格のマルも次やるところの印もつけて下さらなかったんですけど、全部合格ということでいいのだと思います… 次はまた8つなのかな? だとしたら As dur から gis moll までなんですが。でも「全調毎日練習してね!」とのことだったので、次回は残り全部を弾いちゃったりして!(そんなことしたら曲を弾く時間がなくなっちゃいそうですが)
このまま110で一巡したら、全調を3つのグループに分けて、レッスンのたびに先生が仰った1つのグループを弾くようにするのだそうです。
あ、そうだ、スケールで注意点が1つありました。どのスケールも弾き始めの音が定まってない感じがするので、もう少し体重を乗せてしっかり弾くこと。

60番のトレモロの方は、家では60で練習してたんですけど、この速さは私にはまだ無理… 途中で腕ががちがちになっちゃうんですよね。なのでレッスンでは結局58で弾きましたよ。先生が「本当はもう少し速く弾けるようになるまでやりたいんだけど」と仰いつつ、64ぐらいで弾いてみせて下さったんですけど、やっぱり楽々弾かれるものですねえ。手首や腕の動きをじっと観察しちゃいました。
結局60番はひとまずいいことになって、第3部の2巡目に突入することに決定です。42番の減七のアルペジオをメトロノーム110~120で。(あ、42番は第3部ではないですね)
このまま寝かせておいても60が自然に速く弾けるようになるってことはないだろうなあ… ということで、とりあえずゆっくり練習を続けておこうと思います☆

バッハのフランス組曲は1番を全部聴いていただきました。
アルマンドは、最初の部分がとても良く弾けてると誉めていただきましたよ♪ 「問題は後半ね。」…ううう、後半そんなにダメでしょうか。もうあんまりつっかえずに弾けるようになってるんですけど… ってそういう問題ではないですね。(汗) 結局何度も繰り返し弾いて、やっと先生の満足がいくレベルになったようで、合格出ました♪ 注意点としては、前半も後半も最後の2小節をもっとしっかり堂々と弾くこと。
クーラントは、出だしで「もっと太めの音でね」という注意。どうすれば太めの音になるのかよく分からないんですけど、イメージは「可愛い青年」ではなく「中年のオジサン」ですって。(笑) よく分からないなりに、細い音にならないように、しっかり弾くように心がけましたが、それで良かったのかどうか。こちらも合格ラインに近づいてはいるようなのですが「やっぱりもう1回ね(にっこり)」でした。次回は右手だけでなく、左手に出てくるテーマももっとしっかり弾けるようにしてきますっ。
サラバンドは、初っ端からダメだしが。「d moll なんだし、そんなに明るく弾いちゃダメ。もっと沈みこむように!」…うーん、短調をついつい明るく弾いてしまう私の悪い癖が出てしまいました。それにもっとゆったりした速度に浸りこまなくちゃダメダメ。途中ふっと気が緩むと速度が揺らぎます。あと、最後のピカルディ終止を際立たせるために、その直前の音は意識して落とすこと、という注意がありました。
メヌエットI 以降は、サラバンドまでの3つよりも練習不足なのですが… メヌエットI は「真ん中の声部で3拍子を感じさせて」と言われて、「ああ、本当だ!」と目からウロコが落ちました。私、今まで何を見てたんだ? でもジーグまで見ていただけて良かったー。1度見ていただくと格段に弾けるようになるのです♪(気のせいかもしれないですけど、少なくとも気分的には全然違う)

時間が足りなくなってしまったので、シューマンの「花の曲」はさわりの部分だけ。「もっとメロディラインと内声のタッチを変えて、音色を弾き分けて」とのこと。頑張ってやってるつもりでもまだまだ足りなかったようです。はあああ、難しいねっ。もっと片手練習しようっと。

ということで今日も楽しかったです♪ 次のレッスンは2週間後~。



2012年02月07日

ピアノマニア

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Pianomania色々あってレッスンが一週間延びてしまい、がっかりしてるアリアです…(完全に私の側の理由です) が、その間に「ピアノマニア」という映画を観に行ってきました。ピアノの話なんですけど、メインとなるのはピアニストではなくて、ピアニストたちを影で支える調律師。演奏会の華やかな舞台とその裏を調律師の視点から伝えてくれるドキュメンタリーです。

主人公は、スタンウェイ社の技術主任であるドイツ人調律師・シュテファン・クニュップファー。彼の仕事は、使い慣れた自分の楽器を持ち運べないピアニストが演奏会や録音に万全の状態で臨めるようにバックアップすること。そして今回この映画の中心の流れとなっているのは、バッハの「フーガの技法」を録音しようとしているピエール=ロラン・エマール。

エマールは「フーガの技法」を録音するに当たって、「今回要るのは広がる音? それとも密な音?」と聞かれれば「両方ともだ」と答えるし、1台のピアノに「クラヴィコードのビブラートの音」や、「チェンバロ、オルガン、室内楽、アンサンブルの4つのシチュエーションの音」が欲しいとシュテファンに言うんですね。ウィーンのコンツェルトハウスのピアノになかなか満足しないエマールのために、シュテファンはハンブルグのスタインウェイの本社にまで出向いてピアノを探すし(その時のアドバイザーがティル・フェルナー!)、今回必要となる古楽器の音を研究するためにホーフブルク宮殿の楽器博物館へ。実際に学芸員にスピネットを弾いてもらい、じっと聴き入るのです。
エマールの口癖は「質問がある」。「いい音だね。…質問があるんだが」 それを聞くたびにヒヤリとするというシュテファン。でも決して逃げたりせずに、ピアニストが追求する音、そしてピアニストの出す無理難題を1つずつ真正面からきちんとこなしていきます。

題名そのままの、ピアノ「マニア」な映画。ピアノが大好きな人にとってはとても興味深いと思います。私にとってもものすごく面白かったし、発見が色々とありました。自宅のピアノはもちろん調律師さんに調律してもらいますけど、CDでも実際の演奏でも「このピアニストの音は素敵だな」なんて思うことはあっても、「そうか、これがベーゼンドルファーの音なのね」なんて思うことはあっても、調律師の存在を考えたことって今までほとんどなかったですしね。
「良い音」というのは、ピアノの演奏のプロとピアノの調律のプロの真剣勝負から生まれてくるものなんですねえ。ピアニストが理想の音を思い描き、調律師がそれを現実に作り出す。もちろん腕のいい調律師がいるだけでも、良いピアノがあるだけでもダメですけど、ピアニスト1人だけでも決して生み出せないもの。逆に言えば、素晴らしい調律師という大きな味方がいさえすれば、自分の楽器を持ち運ぶことができない、演奏場所によって楽器が変わる、というのは、あまり大きなマイナス要因ではなくなるのではないでしょうか。(そうでもないのかな…)
あ、そうそう、CD録音の時のプロデューサーさんのプロっぷりにもびっくりでした。

ピエール=ロラン・エマールだけでなく、登場するピアニストたちの顔ぶれも多彩。ラン・ラン、アルフレート・ブレンデル、ティル・フェルナー、人気(クラシック音楽)コメディアンのイグデスマン&ジョーなどなど。ピアニストたちのリラックスした素顔やリハーサル風景も垣間見られるのも嬉しいところ。ドイツでは既にDVDが発売されているようですが、ドイツ語はやっぱりちょっとツラいな… 日本でも早くDVDが出るといいな。その時は未公開映像満載のボーナス盤付きのが希望です。(監督インタビューによると、エマールさんとの話を中心に据えるために切り捨てたシーンが多いそうなので)

ピアノ好きさん必見の映画です!^^
公式サイトはこちら



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