2012年07月28日

レパートリーにしたい曲

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ピアノの曲って、たとえ一旦仕上げたとしても、継続して練習してないとどんどん弾けなくなっちゃいますよね。あれはいつでも弾けるようにキープしておきたい、これも、なんて欲張っても、実際には全然無理。日々そんなに練習時間を確保できるわけでもないし… ある程度定期的に練習しておかないとどんどん弾けなくなるというのはよく分かってるのに、毎回のレッスンの曲に追われているうちに、どれもこれも気が付いたら全然、になってしまってるんですねえ。悲しい。
そして私、ようやく気がつきました。頭の中で「あの曲も」「この曲も」なんて考えていてもダメなんですね。過去にやった曲もある程度は日々練習するようにしてるんですけど、その時に使ってる本の中に入ってる他の曲とかでなければ、実際にはなかなか手に取らなくなっちゃう。例えば、今ならバッハの「フランス組曲」の6番をやってるので、フランス組曲の他の曲なら気軽に練習できるんですけど、「イタリア協奏曲」の楽譜にはなかなか手が伸びないということです。やっぱりもう少し具体的に考えておかなくちゃ! ご利用は計画的に、ではないですけど、練習も計画的に。

ということで、「これはキープしておきたい」曲のリストを作ってみました。あくまでも現時点での話。

  バッハ
    「イタリア協奏曲」
    「フランス組曲」1番・4番・5番

  シューマン
    「アラベスク」
    「花の曲」
    「子供の情景」

  ドビュッシー
    「レントよりおそく」

この中で今いちばん満足な状態で弾けるのは、シューマンの「アラベスク」と「花の曲」。この2曲は合格してからもほぼ毎日弾いてるので、合格した時のレベルに比べるとやや落ちますが、弾けます。「子供の情景」の「見知らぬ国々」「珍しいお話」も、時々弾いてるし…(他の曲はイマイチ) あと、バッハの「フランス組曲」の4番と5番も。「イタリア協奏曲」は、ここしばらく練習してないけど、どうかしら。でもこれは今まで何度も復活させてるので、1・2楽章なら大丈夫かな。3楽章は、ゆっくりなら弾けるはず。
逆に譜読みレベルまで落ちてしまってるだろうなと思うのは、「フランス組曲」の1番。これは合格してから全然弾いてないんですよね。でも大好きな曲なので、イチからでも頑張りたいところ。(ならどうして日々弾いておかなかなったんだー!)
ドビュッシーも同じく。せっかくレパートリーにするつもりでレッスンして頂いてたのに、今はもうほとんど弾けなくなっちゃってると思う… 勿体ないですね。

「フランス組曲」1・4・5番というのがどうも無謀な感じもしますが(1冊の半分ですよ!) とりあえずこんなところでやってみようかと。最初のうちは、譜読みレベルにまで落ちてしまった曲にかなり時間が取られてしまいそうですけど、ある程度軌道に乗ってきたら、せめて月に1日はそれぞれの曲をちゃんと練習する日を確保したいですね。余裕ができたら、「子供の情景」の他の曲を付け加えたりしたいし、ショパンのエチュードのOp.10-4 なんかも入れられればいいな。あれだけ練習したのに今は全然だなんて勿体なさすぎだしー。

あ、暗譜しておく、という意味ではないです。楽譜を見れば弾けるようにしておくという意味。ある程度暗譜しないと意味ないような気もするんですけど(ある程度覚えてないと、楽器屋さんで試弾もできないですもんね)、ハードルはそこまで高くしません。(笑)



2012年07月26日

小山実稚恵さんのラフマニノフ

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小山実稚恵さんチケットをいただいて、シンフォニーホールで行われた日本センチュリー交響楽団の定期演奏会に行ってきました。小山実稚恵さんを迎えての公演。

曲目は
 ラフマニノフ: ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30
 ブルックナー: 交響曲 第1番 ハ短調
 
 
ええーと。
一言で言うと「よく分からなかった」です…。
小山実稚恵さんの演奏を初めて聴くのをとても楽しみにしてたんですけど、どうもオケとピアノの音が合っていないように思えてしまって… ピアノの音が今にもオケに負けそうだったし、そもそもあまり伸びのない硬い音だったように感じました。ミスタッチで音が濁るのがあまりに多いのも気になったし。いや、ピアノとオケだけでなく、オケの音自体もまとまりが悪かったような。なんだか全ての音がそれぞれに乖離して聴こえてくるような気がしてしまったんですよねえ。席としては、それほど悪い席ではなかったはずなんですけど… でもその辺りの席に座ったのは今回初めてだし、もしかしたら席のせいもあるのかも。うーん、他の席に座られた方の感想がお聞きしたい。小山さんが演奏してらっしゃる姿を見た限りでは、とても乗ってらっしゃったように見えたのですが。
と、若干頭が混乱したまま前半が終了。
後半のブルックナーでは、音が乖離して聴こえるなんてことはなかったです。オケ全体のまとまりも前半に比べてずっと良くなっててびっくり。ということは、前半は色々な要素が上手く噛み合わなかったということなんでしょうか。初めて生で聴くブルックナーの交響曲第1番は、とってもと~ってもに長かったですけど。(笑)

アンコールはなし。
ラフマニノフの後、小山さんは何度も何度も拍手で呼び戻されていました。首をちょこっと傾げて何度も登場する小山さん、可愛らしい方ですね。(何度も呼び戻されていたところを見ると、あまりピンと来なくて困惑していた私は少数派だったのかもしれないですね)
ブルックナーの方は、終わったか終わらないかのところで拍手が鳴ってびっくり。あれはさすがにフライングでしょう… 終わった途端に席を立つ方も多かったのですが、これはいつもよりも終わる時間が遅かったからかなー? ぞろぞろと帰る方が多い中、座ってる方の拍手はなかなか鳴りやまず、ちょっぴり異様な光景でした。



2012年07月21日

「ユーゲントアルバム」伊藤恵

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伊藤恵さんの「シューマニアーナ10」。伊藤恵さんは「シューマニアーナ」と題してシューマンのピアノ曲の全曲録音をしてらっしゃる方。その10枚目には、「ユーゲントアルバム」の全43曲と、出版の時に除かれたというWoO.30の8曲が収められています。

「ユーゲントアルバム」は、そもそもシューマンが長女マリーの7才の誕生日のために書き始めた曲集。当初は「クリスマス・アルバム」というタイトルだったのが、その後、曲が増えて現在の形になった時に「ユーゲントアルバム(こどものためのアルバム)」というタイトルになったようです。(どうやらマリーへのプレゼントは最初の7曲だったみたいですね)
「メロディ」や「兵士の行進」「楽しき農夫」といった曲を子供の頃に弾いた、という方も多いはず。

でも単なる子供の曲と侮るなかれ! どの曲も短いしそれほどの難易度ではないんですけど、さすがシューマン、奥が深いんです!(というのは先生の受け売りですが)
そしてそんな曲をきちんとプロのピアニストさんが弾くと、これがまた素敵なんですねえ。大人も十分楽しめる曲集となっています。(同じく初級者用教材とされているブルグミュラーの25の練習曲も、プロのピアニストさんの演奏で聴くと素敵でしょうねえ。エッシェンバッハさんが弾いてらっしゃるのが聴いてみたい)
今まで何人かのピアニストさんの演奏で「ユーゲントアルバム」を聴きましたが、私は伊藤恵さんの演奏が断然好きでした。曲のいろんな情景が、聴いていてすとんと入ってくる感じ。今まであまりピンときてなかった曲も、どんどん素敵に聴こえてきましたよ! シューマニアーナの他のCDも聴いてみたいですねえ。でも全部で13枚もあるんですよー。ボックスで販売してくれたらいいのに。(無理)
今度リサイタルがあったら行ってみたいな。(その時はやっぱりシューマン希望)

*****

 
伊藤恵(いとう けい 1959- )
  桐朋女子高等学校、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学、ハノーファー国立音楽大学で学ぶ。
  エピナール国際コンクール、J.S.バッハ国際音楽コンクール、ロン=ティボー国際音楽コンクールなどに入賞。
  1983年、ミュンヘン国際音楽コンクール・ピアノ部門で優勝し、ミュンヘンでデビュー。
  シューマンを非常に愛好し、1987年から2007年にかけてシューマンの全ピアノ作品の録音をしている。
  現在、東京藝術大学教授、桐朋学園大学特任教授。



2012年07月20日

レッスン日記82

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先週に引き続きのレッスン。今日はシューマンのユーゲントアルバムに特化したレッスンをしていただきました。

「メロディ」
先週、スラーが全然なってないと言われたので、家に帰ってから弾いて下さった先生の手を必死で脳内で再現しつつ頑張ったんですよー。その成果があったみたいです。「先週よりもずっとよくなったわ~」と言っていただきました。(やったぁ!)
注意されたのは、それぞれのフレーズの最後をきちんとおさめること。(これはどの曲も共通の注意… いつも最後の音が大きすぎるらしいです) あと同じフレーズが3つ続くところが2か所あるんですが、この曲の場合は、1番目よりも2番目、2番目よりも3番目を大きく歌わせること。そして最後4小節の左手「ドファミドファソミミ ファミレドファソミ」は影のメロディとしてしっかり聴きながら弾くこと。(最後の方で左手を心持ちしっかり弾くのって、バッハと似てますね)

「兵士の行進」
これは先生に言われていたわけではないのですが、小学生の子が弾くのをよく耳にする曲だし、練習もしていたので、見ていただいちゃいました。
まず注意されたのは音のバランス。単に和音として弾くのではなくて、一番上の音を一番出して弾くこと。(やっぱりそうですよね… 何度同じこと言わせたら気が済むんだろう、私) 前半は似たようなメロディが4回続くけれど、これを同じように弾いてしまうと聴く方が飽きてしまう、この曲の場合、最初のと3番目のは G dur で、2番目と4番目は D dur なので、その辺りをヒントに自分で考えて弾き方を変えること。…となると、やっぱり D dur の方を大きめに、でしょうか。 D dur の方が音も高くなりますしね。強弱記号としてはどれも「f」になってるけど、「mf」→「f」→「mf」→「ff」な感じかな。あと、後半も最初の4小節が「f」なら、次の4小節は和音で始まってる分「ff」でたっぷりと。

「狩の歌」
8分の6拍子というのは、8分音符が3つずつ2拍子な感じ。「∞」(無限大)の記号をぐるぐる回ってるようなイメージで。という注意がまずありつつ…
これはユニゾンの音から始まる曲なんですが、右手と左手の音量が同じぐらいになってしまって、かちあってキタなくなってしまっている、もっと右手に光を当てて、左手は影のメロディとすること、という注意。そしてこの曲では、スタッカートとそうでない音の対比をもっと感じること。最初の狩猟ラッパの音はスタッカートではない音(これはノンレガートで弾いてます)、次の馬の蹄の音はスタッカート。再び狩猟ラッパ、馬の蹄。そして狩猟ラッパの音が一段高くなって、獲物が走る様子がスタッカート。それが音を増やしつつ繰り返されて、獲物を追い詰める場面。ここでは右手がスタッカート。左手はスタッカートで弾いた方が馬が走ってる様子が出るかもしれないけれど、ここは敢えてノンレガート… むしろレガートで。そして曲の最後の音はもっと余韻が残る音で。少し力を乗せて、それから上の方に音をふわっと飛ばすこと。

「勇敢な騎手」
「sf」の所は主旋律だけでなく和音の方も強調するけれど、それは4分音符の和音だけで、その直後の2つの8分音符は軽く。この曲では「兵士の行進」の時のように、同じようなフレーズを違った弾き方で、という注意はなかったんですけど、同じことですよね。繰り返して弾くのなら、尚更考えないと。(この曲はまだもっと色々と注意点があったと思うんですけど、思い出せず… 思い出したら追加で書きます)

「楽しき農夫」
アウフタクトの音は上向き、次の音は下向き。左手のメロディは太く、カーネルサンダースのようなイメージで。右手の和音は力を全く乗せない軽い音で。10小節目、16小節のシ♭ラソファソのところは和音を感じて。右手がメロディを弾くところは、もちろん歌わせなければならないのだけど、テンポが遅くならないように。

「シチリアーノ」
イ短調だし「シチリアーノ」というタイトルからも、あまり元気にならないで、悲しげな感じで弾いてね、と言われました。…あーーーやっぱりそれでいいんですか。この曲の発想記号は「giocoso」で、「おどけて」「楽しげに」といった意味なんですよね。でもどうもイメージと合わないなあと思ってたんです。それと da capo で最初に戻った後、Fine と書かれてるところがとても中途半端でそれも不思議だったんですが、8小節後の区切りのいいところまで(曲想が変わる直前まで)弾くことになってすっきり。曲想が変わってからは、指に力を乗せないで弾くこと。
 
 
ということで、今日見ていただいたのは6曲。「メロディ」から「楽しき農夫」までの5曲は合格になりました☆
先生がチェックして下さってるのは「シチリアーノ」も入れてあと5曲なんですけど、やりたい曲があったら見てきてね、とのこと。短い曲なのに学ぶことがいっぱいなので… というか、短くてそれほど難しくない曲だからこそじっくりできることが色々あるので、私ももう少し見て頂きたいなと思ってたんです。「長くて難しい曲だと、細かいところを逐一やってたら先に進めなくなっちゃうし」と先生が仰る通りですわ。私の弾き方が突っ込みどころ満載ということがよく分かりますね。(いえ、この機会にブラッシュアップですわよ!)
考えていたのは、「イタリア人船乗りの歌」「水夫の歌」「冬 I」「冬 II」の4曲。でも「騎手の曲」「劇場からの余韻」「異国人」辺りも好きだし、今改めて聴いてたら「小さな練習曲」「ちょっとした朝の散歩」「収穫人の歌」もいいかなあ、なんて思ってしまったし。「メロディ」は合格になったけど、もう少しレガートの曲を練習したいし。やっぱりざっと弾いてみなくちゃ分からないですね。実際に弾いてみたらまた変わるかも。
次のレッスンは3週間後なので(どーんとあかずにすみました!)、その間にゆっくり考えます。^^



2012年07月13日

レッスン日記81

Category : レッスン日記 | Comments (2)  
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今日は蒸し風呂のような空気でございました…

ハノンはスケールとアルペジオから。今日は「F dur → d moll → D dur → h moll → H dur → gis moll → As dur → f moll」。最初の1音がドスンと大きすぎるという注意。もっと滑らかに入ること。
第3部の方は48番の「3度の練習」「6度の練習」。今回も「もっと鍵盤の内側で」とは言われなかったので、これに関しては少しずつマスターしつつあるのかもしれません。(嬉)
でもメトロノームの80で弾くはずだったし、家でもそれで練習してたんですけど、レッスンではまだ手がほぐれてない感じだったので、76で弾いたんです。このテンポなら比較的問題ない感じなんですが、きちんと手がほぐれてない時にメトロノームの80で弾くと、左手にだんだん力が入っちゃう… と先生に言うと、「やっぱり利き手じゃないから難しいのよね。ゆっくりでいいから、少し弾いては意識して力を抜くという練習を繰り返すことかしら」とのこと。でも前回の一周の時はメトロノーム80どころじゃなかったし、それは多分もっと腕に力が入ってしまっていたせいもあったと思うんですよね。少しずつ進歩してると思いたいー。それに先生も「だんだん出来るようになってきてるところだから、もう1回やりましょう。無理に80で弾かなくてもいいわよ。76の次は77、78、79… と力が入らずに弾けることを優先にね」ということに。

バッハはフランス組曲の6番。
アルマンドは、私にはすごく弾きにくいです。前回見ていただかなかったし、もう1ヵ月以上練習してるというのにまだ譜読み段階のような弾きっぷり。ほんの少し楽に弾けるようになってきたのが、レッスンの3~4日前ってところ。でもレッスンで何度も弾いて、調の変化や曲想をやってるうちに少しマシになってきたかな。ということで、これは合格です。
クーラントは、伸ばさなくちゃいけないのに切るのが早すぎるって箇所がいくつかありました。特に前半と後半の最後はそれぞれ I の和音なのでこの4音をしっかり聴くこと。
サラバンドは家で弾いていたよりもかなりゆっくりになりました。その分、トリルの入れ方が変わって… というかすんごい増えました。例えば、その小節の最後までしっかりトリルを入れるとか、そういうの。でも普通のプラルトリラーとかモルデントの記号ならまだしも、「tr」と書かれている時に私は大抵その音から始めて1音上にいっちゃう… 実際には1つ上の音から弾き始めるのが正しいんですね? いつもうっかりしててダメだなあ。今度先生にちゃんとお聞きしようっと。

そしてシューマンはユーゲントアルバム。
どうも私、スラーの弾き方が全然なってないみたいで、「メロディ」でのスラーの練習で時間が終わってしまいました。1音1音の打鍵が速すぎるんだそうです。あと指にもっと力を乗せる練習が必要とのこと。うーん。でもスラーが弾けないとお話にならないですものね。こういう技術的にそれほど難しくない曲の時に、なんとしてもマスターしなくては!です。

次のレッスンは来週。でも諸事情により、その後どーんとあいてしまいそうな感じです。シューマン、がんばらねばー。せめて「楽しい農夫」までは合格をもらっておきたいなあ。どーんとあいたらあいたで、謝肉祭の譜読みを始めるいいチャンスなんですけど、どうしても気になっちゃいますしね。(笑)



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