2012年08月24日
レッスン日記84
Category : レッスン日記
Tags : シューマン・ユーゲントアルバム
2週間ぶりのレッスン。道中30分、暑くて暑くて気が遠くなりました…
今日はシューマン特化レッスンをお願いしたわけではないのですが、シューマンから見ていただいたら、結果的に特化レッスンとなってしまいました。見ていただいたのは「シチリアーナ」「サンタクロース」「五月、愛する五月」「最初の喪失」の4曲。
「シチリアーナ」は、まずアウフタクトから次の小節の頭の音を弾く時はちょっと不安な感じで。左手はもう少し小さく、でも左右の和音のハーモニーを感じて。そして8小節ずつのかたまりを一気に弾くこと。次の8小節のかたまりにいく時はブレスをして、はっきりと前とは違う色合いにすること。特に後半のPrestoのところに行く時は、息を吸い込む音が傍に聞こえるぐらいブレスして、それまでとは全く違う雰囲気を出す。ペダルを踏む時は、それぞれの小節の頭の4分音符のところと8小節目のところ。
「サンタクロース」ユニゾン部分で右手と左手の大きさが同じぐらいになってしまっているので、右手をもっと出して。中間部分に入る時、中間部分から最初のパターンに戻る時は、それぞれ曲想をガラッと変えること。ペダルを踏む時は、アクセントの音のところで短く。この曲、「サンタクロース」という題名の割に怖い曲なんですけど、この曲の原題「Knecht Ruprecht」って、普通の赤服のサンタさんではなくて、ブラックサンタクロースなんですね。怖いはずだ。(詳しくは Wikipedia へどうぞ) 中間部分、私は風が吹いて雪が舞ってるところかなあと思ったのですが、先生は粉雪と仰ってました。
「五月、愛する五月」はピアノ曲だけど、むしろ歌曲だと思って十分に歌わせること。春の到来はヨーロッパの人にとって格別、5月はヨーロッパ人にとって憧れの季節… ということで、もっとうきうきとした、まるで恋でもしているような気持ちを出して。
「最初の喪失」は、最初の音にもっと悲しみを籠めて。小指の指紋がなくなるかってぐらい鍵盤を撫でるようなタッチで。
「シチリアーナ」と「サンタクロース」は合格しました。「五月、愛する五月」と「最初の喪失」はもう1回。次の時はペダルをつけてくること。
ということで、次のレッスンは2週間後です。
以下愚痴です。読みたい方は「続きを読む」をクリックして、さらに反転してクダサイ。(削除しました。ありがとうございました。)
アリアさん、こんにちはー
たまには愚痴りたくなりますよね~
弾いてくださるのはいいけど
レッスン時間もあることだし。。。
シューマンラブだから熱が入って
しまうんですね。きっと^^;
のんさん、こんにちはー。
いつもはレッスンを楽しんでるし満足もしてるんですけど
時々うむむって感じになる時があるんですよね。
シューマンラブの先生だなんて、私にはぴったりなんですけどねーー
思い入れが強すぎちゃうんですね。
あ、バッハの時はそんなことないです。高め安定な感じ。
たまに毒抜きをしたくなることがあって。
お目汚し、失礼いたしました。反応ありがとうです。^^
アリアさん、こんにちは♪
サンタクロースは、ブラックサンタクロース!
そうだったんですね。
道理で怖い曲になってたはずですね。(^o^;疑問解決しました~。
お手本弾いて頂けるのはいいけど、自分が弾く時間が少ないのは
消化不良な気持ちになっちゃいますね。。
わたしの先生も「喜びの島」4ページお手本演奏、、、ありがたいです
が、その後弾く私は、下手すぎて恐縮です。
先生の好きな曲だけあって、つい熱入るみたいです。
次回は、こちらが弾くお時間が増えることを願ってます~。(^^)
さりさん、こんにちは~。
そうそう、ブラックサンタクロースだったのです。
プレゼントをくれるサンタさんが、なぜこんな怖い曲に…?って思いますよね。
私もすごく不思議で、でも英題を調べてみても何も出てこないし。
試しにドイツ語題をそのまま検索してみたらWikiの日本語ページにヒット!
要するに、なまはげみたいなものだったんですね。(笑)
そうなんです、消化不良。
シューマンがお好きだからレッスンに熱が入るというのはよく分かるし
とてもありがたいことなんですけども。
ここだけの話、先生ご自身久々に弾かれたようでつっかえまくりで…
じきにこちらの集中力も切れてしまって。
普段なら、合格した曲も家で復習するようにしてるんですけど
今回ばかりは、もうこの曲は弾きたくないって思ってしまいました。(涙)
そういうこと時々あるんですけど、毎回ではないので~
次回は大丈夫だと思います。ありがとうございます。^^