2013年02月20日

連弾その2

Category : 連弾合わせ記録 

約1ヵ月半ぶりに、さりさんと連弾の練習をしてまいりました。
まず、借りたスタジオがと~っても広くて素敵で!(さりさんが以前からご存じのところ) YAMAHA の C5 のグランドピアノがぽつんと置かれてたんですけど、このグランドピアノがとっても弾きやすかったんです~。弾きやすすぎて指が飛んでいってしまいそうではあったんですけど(どういう意味だ) 音も素敵でした。やっぱり C5 ってすごいんですねえ。

スタジオを2時間予約して、40分ずつ個別練習して、最後の40分で連弾しようということになってたんですが、40分ってやっぱりあっといういう間ですね。特に私は最初にハノンなんてやってたので(こらこら) そのあと「謝肉祭」の「前口上」を練習して、連弾の曲を一通り弾いたら既に40分…

そして合わせ練習。
シューマン「東洋の絵」の4曲目はなかなかいい感じ。ゆっくりとしたテンポというのもあって、これは仕上がる日も近そうです。しっとりとした素敵な曲。弾いてて「おお♪」っとなります。そしてモーツァルトの2台ピアノのためのソナタ(連弾版)は、ヒトエに私の練習不足… 曲が長いから、なかなか通して練習できないんですよね。(言い訳) でももうちょっと弾きこめば、なんとかなりそうな気配もありました。

でも「くるみ割り人形」の「こんぺい糖の踊り」と「あし笛の踊り」は難しい!
この2曲は技術的な難しさもあるとは思うんですが、合わせる難しさがそれを上回ってますね。そもそも連弾の曲って、2人で合わせると1人で練習していた時とはまた雰囲気が変わってびっくりさせられるし(それがまたいいんだけど)、指がぶつかりそうになって「あっ…!」となるともう弾けなくなっちゃったりするんですけど、この2曲はお互いの弾くタイミングも難しいんです。綺麗に合ってしまえば、聴き手には何てことなく聞こえてしまうと思うのですが、弾きながら一旦「あれ?」となるともう入れなくなっちゃう。ちょっとした部分部分が難しいんです。楽譜の「はじめに」の三枝隆さんの言葉によると、元々のチャイコフスキー自身による連弾の楽譜には「弾きにくい和音やフレーズがバシバシ出てくる」とのことですが、これで弾きやすくなってるとしたら、元は一体どんな難しさなんでしょう…
あ、この2曲だと、どちらかといえば「あし笛の踊り」の方が早くまとまりそうです。中盤に難しい箇所はあるのですが、そこ以外は比較的いい感じなので。

1人の時は弾けてる部分も、いざ合わせるときっとダメになるだろうとは思っていましたが、まさにその通り。1人で弾いてる時の6~7割弾ければ、おんの字ですねえ。

そしてこの日、さりさんに「東洋の絵」のCDをお借りしました。
台湾出身の女性ピアニスト・シャオイン・フアンとドイツ出身の男性ピアニスト・ゼバスティアン・オイラーのデュオ。「東洋の絵」はこころもちゆっくりなテンポで、大人のシューマンといった趣きでした。素敵~。
あとこのCDに入ってるのは「アンダンテと変奏」と「ピアノ五重奏」の連弾版なんですけど、この「ピアノ五重奏」の連弾版はクララ・シューマンの編曲で、なんとこのCDが世界初録音らしいです。私もシューマンのピアノ五重奏は好きなんですが、連弾版もいいですねえ。弦楽器ならではの躍動感みたいなものこそないのですが、ピアノならではのしっとり感や重厚感、連弾ならではの音の厚みがありました。こんな素敵な曲なのに、どうして誰も録音してなかったんでしょうね。もしかして超絶難しいとか?(笑)

あとは。
練習の前にさりさんとそのスタジオのオーナーさんとお話している時にびっくりしたのが、さりさんの先生ははっきりとした「合格」を下さらないという話。私から見るとさりさんは発表会など公けの場で頻繁に弾いてらっしゃる印象なのに、さりさんご自身は人前で弾くのはあまり好きではないと仰るので、どこに齟齬があるんだろうと思っていたのです。先生がはっきりとした合格を下さらないからだったのですねー! だから曲から卒業するためにどこかで弾く機会を作るんだと伺ってようやく納得しました。
「曲を仕上げる」と言うのは簡単ですけど、どこまで仕上げたらゴールなのかというのは、とても難しい問題ですよね。プロのピアニストならともかく、一般人の場合はその人の最善を尽くせばいいとは思うのですが、練習しているうちにその人自身のレベルも少しずつ上がっていくわけですし。でも人前で発表するというゴールがあれば、そこに向けて頑張れるし、普段より一段高いレベルの完成度にまで曲を持っていけるでしょうし、その場で弾くことによって自分の気持ちにも区切りをつけられるわけで。
私の場合は普通に「合格をもらってオシマイ」で次の曲にいくので、まさかそういうことだったとは思いもしませんでした。今の先生に習い始めた頃にどこまで仕上げたいのか聞かれて、ある程度まで出来上がったら後は自分で弾きこむという今の形になったわけなんですが(それでまた見て頂きたくなったら、いつでも見ていただける) 私が「弾けた!」と思っても、先生は全然そうは思ってらっしゃらないどころか「やっと始められるわね!」と突っ込みたくてうずうずしてらっしゃる状態なので(笑) そういう風に自分から曲を卒業するのは当分無理そう。と言いつつも、いつかは先生から自立しなくちゃいけないんでしょうけれど。
いやいやレベルが違いすぎて申し訳ないような話ですね。さりさん、すごいなー。

Comments (2)

  1. アリアさん、こんにちは♪
    先日はお疲れさまでした。
    わたしも、またおいおい書かせていただきますが、あの日は大ぼけで
    色々とすみませんでした。(^^;

    チャイコフスキーはあわせの難しさがありますね、でもそこが醍醐味
    なのかもしれません。ずれはじめたら微妙にあわなくなるのが大変
    でしたね・・・(^^;練習がんばりまーす♪

    でも1回しか合わせ練習してないのに、全体的によく合いましたよ~
    ありがとうございます。(^^)

    CDの解説も、ありがとうございます。ジャケが英文とドイツ語?で
    全く?で、「ピアノ五重奏」のこと書いて頂いて初めて知りました。
    (^^)これは難しそうですねぇ。

    「アンダンテと変奏」は無料楽譜で見ましたが、やっぱり大変そうでした。
    Duoのお二人はいとも簡単に弾かれてますけれど・・・(^^;

    あ、今の先生はほんと「もっとできるはず」「まだいける」と毎回
    それ以上を求めてくるのでドビュッシーも少しいやになりかけ(^^;

    それで来月人前で弾くということにし、一旦ハッピーエンドすることに
    しました。(先生も暗譜演奏とのことで納得)

    その前の先生はパターン違いましたが、やはりマルをなかなかくれない
    方でシューマン「パピヨン」9ヶ月、リスト「ため息」半年しましたが、
    しあがらず終わり、自分でも時間かけたのに納得行かなくて・・・

    区切つけるためにもそれから意識して、ここで人前で、と決めるように
    なりました。
    ドビュッシーもそしたら聞かせるのに、どう綺麗に聞こえるようにした
    ら・・・、と練習に工夫が出てくるのでよい効果があるようです。(^^)

    すごいなんて、とんでもないです~(^^;

  2. アリア

    さりさん、こんにちは。
    先日はお疲れさまでした&ありがとうございました。
    いえいえ全然ですよ~。気になさらないでくださいね。

    チャイコフスキーの難しさは予想外でしたよね!
    1人でならちゃんと弾ける部分も合わせるとボロボロになって
    弾きながらびっくりしてしまいました。(笑)
    でもそうですよね、上手くいったほうですよねっ。
    ということで、次回も頑張ります。^^

    >あ、今の先生はほんと「もっとできるはず」「まだいける」と毎回

    それもちょっとしんどいですね。
    私の先生も、なかなかマルを下さらないことはありますよー。
    ショパンのエチュードのOp.10-4は丸1年ぐらい弾いてましたし
    シューマンの「花の曲」も半年ぐらいですかねえ。
    ユーゲントアルバムですら、1曲に数か月ずつやってましたし!
    初心者じゃないから、先生の求めるレベルも変わってくるでしょうし
    まだ先生を満足させられないレベルなんだなあーと諦めて頑張ってますが
    正直イヤになっちゃうこともあります。
    でも「もっとできるはず」「まだいける」みたいなことは言われないので
    そういう意味では、さりさんほどしんどくはないのかも。

    3月の演奏、頑張ってくださいね!^^

    デュオの2人はミュンヘンのAcademy of Theater and Musicで
    学んでいる時に出会って、先生の勧めもあってデュオを組んだようです。
    いくつかのコンテストに優勝してるというのは書かれてましたが
    結婚してるかどうかの記載はありませんでしたー。(笑)

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