2008年11月03日
「パリ左岸のピアノ工房」
Category : 音楽的資料 | Comment (1)
「パリ左岸のピアノ工房」。T.E.カーハート作のノン・フィクション作品。
パリ左岸の静かな地区に住む著者が、自分の住むアパルトマンの近所の小さなピアノ工房と、そこで働くリュックという職人に出会う物語。この著者は小さい頃ピアノを習っていて、でもやめてしまって、すごく長いブランクがあるんですけど、もう一度ピアノが弾きたい、自分のピアノが欲しい、と思うんですね。
この本を読むのは2度目。以前読んだ時も、とてもピアノが弾きたくてたまらなくなったんですけど、今回もそうでした。もう本当に何度読んでも素敵な作品なんですよー。楽器を弾かない人ももちろん楽しめると思うんですが、やっぱり子供の頃にピアノが大好きだった人、大人になってからも弾きたいと思ったことがある人の方が、大きく響いてくるかな? そのまま楽器屋さんに直行したくなっちゃうかも!
という私も、この本を読んでピアノを再開することになりました。音楽を愛する全ての人にお勧めです♪