2010年11月19日

レッスン日記44

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最近めっきり寒くなってきて、ピアノの練習が滞り中… 部屋は暖めてるんですけど、ピアノの蓋も開けてストーブつけてるんですけど、なかなか暖まってくれません。ピアノって冷たい… 弾いてるとだんだんピアノの鍵盤の冷たさが指先から入り込んできて、体中が寒くなっちゃう。指も全然回ってくれない! 去年の冬はどうしてたのかなあ。こんなに寒くなってたっけ。まだ11月の寒さだから、そんなに大したことないはずなのに。この分じゃあ1月2月が思いやられるな。
というのはともかく。
最近のレッスンは1つの曲の特化レッスンになりがちでしたが、今日は全部の曲を見ていただけました。久しぶりです♪

まずハノン。
48の「手首の練習」。上の音を出そうと心がけるあまり(?)全体にちょっとボケた音になってしまってたので(これは自覚してたんだけど、丁度いい頃合いがよく分からなかった)、「もっとクッキリした音で弾いていいのよ」と言われてしまいました。3度では右手の薬指、6度では右手の小指で鍵盤を引っかくようにすること。手首がまだちょっと硬いので、ピアノのところに立って手をだらんと下ろして、手の甲でピアノをコンコンする練習(前回教わった)をもっとすること。とはいえ一応合格。3度よりも6度の方があっさりオッケーになったし、自分でもいい出来だと思ったんだけど、どこが違うんだろう?(使う指は当然違うんだけど)
49の「1-4、2-5間を広げる練習」は48よりもずっといい感じで力を抜いて弾けて、こっちはあっさり合格。
あと39のスケールと41のアルペジオは、ヘ長調(F dur)と二短調(d moll)。スケールの拍子の頭がアクセントのようになってしまっているので、それをもっと控えめにして滑らかに弾くこと。最後の2分音符を不必要に延ばさずに、きちんと2分音符で切ること。という注意がありつつ合格。
本当は、先日ペンネさんのメルマガにあった「出だし(前半)は左手に重心を置き、山を登るにつれて徐々に重心を右に移し、峠を越したら、山を下るにつれてまた徐々に重心を左手に移していく」というのを家でずっと練習してたんですけど! 先生の所ではあんまり上手くいきませんでした。残念ー。ピアノが変わるとできなくなっちゃうというのは、まだまだ練習不足というわけですね。次回こそ!
次は50の「3度をレガートに弾く練習」、スケールとアルペジオは変ロ長調(B dur)とト短調(g moll)です。

ドビュッシーは、まず「象の子守歌」。
これはいつペダルと言われてもいいように家でも時々ペダルの練習をしてたんですけど(ペダルすごく苦手なので)、今日教室で実際踏んでみると、自分の家のピアノと音が違いすぎて戸惑ってしまいました。なんか変!と思っても、あれあれあれと思う間に曲はどんどん進んでいっちゃうし。もう弾くだけで必死必死。
でも出来はそれほど酷くなかったようで、それほど注意はありませんでした。(それとも諦められてしまったなんてこともある?) 中間部の動きが大きくなってから両手が重なる辺り(47小節目から)の練習がちょっと足りないと言われたけど、そのぐらい。あと、そうだ、出だしのところの指の使い方もやりました。同じ「指のはらで弾く」でも、音が平らになってしまわないように、きちんと音が立ち上がって歌ってくれる使い方。でも「ファ~レ~」の所はたっぷり歌わせても、続く「ファソドレファ」の所まで同じようにたっぷり歌わせるとしつこくなってしまうので、「ファソドレ」はあっさり目に。
「中間部は家で復習してね!」とは言われましたが、この曲は合格です。

そして「人形へのセレナード」も1回聴いていただきました。この曲はこの組曲で一番難しいと仰ってたので、またものすごーく時間がかかっちゃうのかもー。今日の注意点としては、「人形」なのでもっと可愛らしく、アルペジオになるところはギターを意識して、というその2点。

最後は「イタリア協奏曲」。
実際に弾き始めてから、ああ、もっとドビュッシーからの切り替えをちゃんとするんだったー。失敗したーっ!と思ってしまったんですが、その最初の1回で「良かったわよ~」褒められちゃいました! 「バッハ、合ってるよね。バッハが好き!って音がする」というのは実際どういう音なのかよく分かりませんが(笑)、でもめっちゃ嬉しい♪
家では、テーマの部分と右手のトリルが続く部分を重点的に練習したんです。テーマはもっと輝かしく、そして縦だけでなく横のラインも感じられるように。右手のトリルが続く部分は、左手のメロディがちょっとでこぼこしてるように感じてたので、もっとチェロっぽく滑らかに艶やかに弾けるように。(そして右手のトリルもバタバタしないように!) それもなんとか上手くいきました。先生が横で乗って下さってると、とっても弾きやすい~。最後の1回は、先生の取るテンポが相当速かったので、ついていくのが大変だったんですけどね。この曲、家でメトロノームをかける時はいつも66にしてたんですけど、というか、ほとんどずーーーっと66で練習し続けてたんですけど、この間気が付いたら84で弾けるようになってたんです。でも今日の最後の1回はそれよりも速かったはず。なんとか弾き切ることができてよかったわー。ということで、これも合格。次回は第2楽章です。

なんと、今日弾いたのは全部合格! すごい! 明日は大雪決定?!
って感じですが。嬉しい嬉しい、まるで誕生日とクリスマスとお正月が一緒に来たみたい!(大げさ)
(追記:すみません、全部って書きましたが、「人形へのセレナード」はまだでした…)
次のレッスンは2週間後です。



2010年10月15日

レッスン日記41

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2週間ぶりのレッスンですが、今回はちょっと練習不足… というのも、実は前回のレッスンの後、仕事の時に左手首を痛めてしまって…! 痛み自体は3日ほどで取れたんですけど、重い物を持ったり、左右に捻るような動きがしにくくなってしまいました。例えば、ちょっと重い片手鍋を左手に持って中身を大皿にざざっとあける、みたいなのが多分一番ダメ。何もしなければ、もう全然痛くないし、大丈夫なんですけどね。仕事で左腕に本を何冊も抱えて持つことが多いので、それがツラくって。まだまだ要注意です。
とはいえ、幸いピアノを弾く分には大丈夫。痛めた当初からほとんど問題ないようだったし、今も全然痛くないんです。もし悪化させたらと思うと、どうしても練習はしばらく控え気味になっちゃいましたが… バッハはまだしも、ドビュッシーは手首をかなり使うので自粛してしまいましたが、まあ、右手は全然問題ないですしね。丁度イタリア協奏曲を見始めたところだったので、片手練習がたっぷりできて、それはそれで良かったかも。(ちょっと嘘です)

レッスンはハノンから。48番「手首の練習」は、練習しながらこんな弾き方でいいのかなあ?と不安だったんですが、不安適中。徹底的に直されました。まずは、しっかり弾きすぎ。しっかり弾きすぎて音が下に落ちてしまっているので、それを前に飛ばす意識が必要。それともっと手を軽く動かさなくちゃダメということで、ピアノを使わない練習方法を教えていただきました。とりあえず、もっと1音ずつ丁寧に練習しないとダメですね。弾いてる時は、右手の小指の音を意識して出すこと。
39番のスケールは、ハ長調(C dur)とイ短調(a moll)。まずは打鍵が少し浅いという指摘から。(ドビュッシーの影響だ、きっと) このスケールの練習では、もっとたっぷりと中身が詰まった音で弾くこと。小指が寝てしまうといい音が出ないので、もっと横に出してしっかり立てる。中指は腕からまっすぐ。…と、ここでいきなり手の上にみかんを乗せられてびっくり。(笑) 弾いてる間中、手の甲にみかんがちゃんと乗ってるぐらいでないとダメなんだそうです。(みかんに関しては合格でした) それぞれの指はもっと鍵盤の近くから弾くこと。親指の音がどうしても大きくなりやすいので、全部の音がもっと滑らかに流れるように十分気をつけること。(親指の音に関しては正直全然気がついてなかったので、びっくりでした。ひゃーっ) 4分の2拍子なので、4つずつの音のかたまりを意識すること。上昇はクレッシェンド、下降はディミヌエンド。最後の音できちんと収めてから、和音を弾くこと。このぐらいでしょうか。思いっきり注意されたので、まだ書き忘れてることがあるかも。ああ、なんて基本的なことばかり…。そして41番のアルペジオもハ長調(C dur)とイ短調(a moll)。こちらは4分の3拍子という意識が時々薄れるようなので、注意すること。ピアノを弾いてない時にする親指の動きの体操も教わりました。
「スケールとアルペジオで基礎力をアップさせましょう」とのことなので、頑張らなくちゃー。ハ長調(C dur)とイ短調(a moll)は一応合格ですが、要復習。次はヘ長調(F dur)と二短調(d moll)です。

そしてバッハ。まずは、今日こそ仕上げるぞー!のシンフォニア。最後に残った5番は、長調(変ホ長調)なのに、そこはかとなく悲しい気分に浸りたくなってしまう曲。家で右手のタッチを練習してた時のゆっくりめのテンポが、そんなイメージにぴったりだったので、レッスンでもその速さで弾くつもりだったんですが… ちょっと失敗。普通のテンポで弾いてしまいました。そのテンポで弾くと、今一つ情感が出せないんですよね。(←本当はどんなテンポだって情感を出すのは苦手なんだけど) で、案の定、右手をもっとたっぷり歌わせて弾くようにと注意されてしまいました。でも、合格しました! ああ、ようやく! あー、これでシンフォニアが完全に終わったよ! 1冊終わるのに1年2ヶ月でした。15曲の中には、おまけの合格もあったんですけどね。これで少しは基本的なバッハ力(?)が身についてるといいなあ。

そしてイタリア協奏曲(第1楽章)は今日がお初。なので、注意点がそりゃもうテンコ盛りでした。
左右の音量のバランスが悪いので(ほとんど同じ大きさになっている)、この曲はバッハではあるんだけど! もっと伴奏とメロディを意識すること。例えば15小節目からは右手は伴奏で左手がメロディだし、30小節からのpになってる左手は、ヴァイオリンが伴奏してるようなイメージで。2ページ目の最後、2度目のテーマに入る直前の左手の「・ドシラソファミレ」はもっと輝かしく、続く右手のテーマは、1度目の時よりもパワーアップさせること。オーケストラでいえば、最初のテーマの時は1つの楽器、2度目は複数の楽器での演奏というイメージで、弾く時ももっと太い音を出すように。112小節目からの長いトリルの部分はちょっとバタバタしてるので、もっと鍵盤の内側に収めたトリルで。それと、全体に左手の八分音符の音が下に落ちてしまっているので、もっと音を前に飛ばすように。(今日はコレが多いな)

「確かにまだ譜読み段階ではあるんだけど、気を抜かずに、左右の音のバランスや音色の違い、フレーズについて考えながら弾かなきゃダメ!」

いやー、気を抜いたつもりは全然なかったんですが… この2週間でようやっと通して弾けるようになったようなレベルですしね。でも、いくら通して弾くのに必死だからって、何も考えてないような適当な弾き方をしていいわけがないし、妙なクセがついてしまっても困るわけで。練習する最初の最初からもっと色々と気をつけなくちゃダメですね… 反省。
それでも、先生に見ていただきつつ弾いてると、自分が弾いてたのがただの「音の羅列」だったというのがよく分かるし、そんな「音の羅列」が見る見るうちに「曲」になっていくのが感じられてすごいです。やっぱり自分1人の力で曲を仕上げるというのは、私には当分無理そうだなあ。(独学で頑張ってる人ってほんとすごいと思う!)

そんなこんなで時間がなくなってしまったので、幸か不幸か!今日はドビュッシーはできませんでした。今のこの課題の量で、1時間のレッスンではやっぱりちょっとキツイというのに、ハノンもバッハも注意されまくりでしたしね。いや、私の弾き方に、先生が直したくなるようなポイントが多すぎるのが一番の問題なわけですが、だからといって1つずつの密度を薄くしてほしいとは思わないし。むしろガンガン注意してもらって、徹底的に直してしまいたいし! でもねー、これでもし毎週レッスンがあれば、今ははみ出しちゃってる部分まで、たとえ1回おきだとしても、しっかり見ていただけることになるんですよねえ。そろそろ毎週レッスンを入れてもらうことを真剣に考えなくちゃいけないなあ。
次回のレッスンは2週間後です。「次の時はドビュッシーからやりましょう。ハノンは最後で!」と先生も仰ってたし、今度こそドビュッシーをしっかり練習していかなくちゃ。



2010年10月01日

レッスン日記40

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2週間ぶりのレッスン。昨日は肌寒いぐらいだったのに、今日はいいお天気で暑いぐらい!

まずハノンは42番と43番の「減7の和音・属7の和音のアルペジオ」と、47番「4つの同音の連続」。アルペジオはともかくとして、「4つの同音の連続」は、家のアップライトピアノと先生のグランドとの違いがすごく心配だったんです。グランドの方が素早い連打はやりやすいけど、キーの重さが違いますしね。わずか10gの違いだし、普通に弾いてる分には全然分からないぐらいなのに、こういう細かい動きの時にその10gの違いを思い知らされちゃうから。
でも実際に弾いてみたら、心配したほどではなかったかな。普通に連打できました。先生がメトロノームで計ってらっしゃらなかったので、いくつぐらいだったのか分かりませんが、特に何も問題なく合格。そして42番と43番も合格。ということで、次の課題は48番の「手首の練習」と、早くもスケールとアルペジオが! 39番の「音階」と41番の「アルペジオ」、まずはハ長調とイ短調です。48番の弾き方と手首に関する注意をうけて、合わせて脱力のことについても一通り復習させていただきました。

バッハのシンフォニアは5番。こちらもグランドピアノではどうなるのかすごく心配だった曲。前回のレッスンの時は、家で練習してる時は装飾音符が綺麗に入ってたのに、あまりいい感じで弾けなかったんですよね。シンフォニアはインヴェンションに比べて装飾音符が少ないし(トリルが続くのなんて3番ぐらい?)、ここまでは無難にこなしてきたわけですが、ここまで派手に装飾音符が入ってたらごまかしはきかないですしね…。こういうキーの重さの違いには、どうやって備えればいいんだろう? よく分からないので、とりあえずトリルやターンの箇所をいつも以上に丁寧に繰り返して練習してみたんですが。…それが功を奏したのか、レッスンの時は心配したほどではなく比較的ちゃんと弾けました。

「でも、なんか真面目すぎる… うーん… そう、まるで風紀委員みたいな感じ!」ですってー。
確かに、なかなか「曲」にならないなあ、困ったなあと思ってはいたんですけど、風紀委員って!!(笑)

注意点としては… 付点八分音符とか長めの音は直線的な音ではなく、ぐるっと回ってから戻ってくるような音で弾くこと。そして小節の最後と次の小節の最初が同じ音の時に全く同じ弾き方になっていて、しかもどちらも下がっちゃってるからダメ。前の小節の最後の音はもっと上へ、次の小節の最初の音は下へ。最後の音でボールを投げ上げて、次の小節の最初の音でふわっと受け止めるという意識で。アウフタクトと同じことなんだから!とのことでした。
…そうか、そこが足りなかったのか。と思いつつ、その場でちゃんと直せるほど器用ではないので、5番はもう1回です。
あ、でも次回からはとうとう「イタリア協奏曲」も始まります。どのぐらいノンレガートにしたらいいのかイマイチ分からなかったので、その辺りを先にちょっぴり教えていただきました。そしたら、冒頭の部分を先生が弾いて下さって~。ああ、やっぱりいい曲! すんごい素敵! この曲が練習できるなんて、ほんと嬉しいなあ。

最後はドビュッシー。まず「雪は踊っている」。
今回から早くもペダルをつけることになったんですが、家で実際にペダルを踏んでみて、その美しさにうっとりしてたんです。あ、自分の演奏に「うっとり」なのではなくて、ドビュッシーの音の綺麗さに「うっとり」ですけどね。(当たり前か) なんかね、ペダルを踏んだ瞬間にぱあっと目の前に一面の銀世界が広がったような… もう、いきなり目の前に雪の女王のお城が立っていた! ぐらいの衝撃だったんですよー。(なんだソレは) それまでは静かに降りしきる雪しか見えてなかったのに、一瞬のうちに世界が変わったんです。ペダル1つでこんなに色彩感が変わるなんてー! なんだかもう感動しちゃいました。(と、2週間経ってもまだ弾くたびに感動している私・笑) 本を読んでて頭の中がその情景でいっぱいになることはよくあるんですけど、ピアノを弾いてる時にこんなに鮮やかに情景が広がるのは初めてかも。元々、目の前でどんどん物語が展開していく感じの曲ではあるんですが。
私が使ってるのは音楽之友社の安川加寿子校訂版の楽譜で、ペダルの踏み方はほぼその指示通り。先日、安川加寿子版はペダルの使い方がやや古いように思えるという記事を見かけたんです。そこには、今は「雪は踊っている」の冒頭からペダルを踏むピアニストが多いし、浅く踏んだ方がいいのではないかという意味合いのことが書かれていたんですが、個人的にはこの安川加寿子さんのペダリングが丁度いい感じ。冒頭のペダルがないからこそ、最初にペダルを踏む箇所で衝撃的な「うっとり」を体感したわけですしね。まあ、基本的にペダルを踏むのは下手だし、控えめな方が向いてるというのもありますが~。(気持ち的にも、あまりペダルに頼りすぎたくないのです… 指への意識が希薄になってしまいそうなので)

「雪は踊っている」の注意点は、右手が三連符の所は確かに連打してるうちに大きくなるんだけど、全体的にもっと静かに。その後の左手にメロディが出てくるところは、左手ははっきり、右手は鍵盤から指を離さずに、鍵盤が上がりきらないぐらいのところでソラソラソラ…と静かに弾くこと。ぐらいかな。あまり注意はされなかったんですけど、全体的な出来栄えとしてはあと一歩だそうで、もう1回。
「象の子守歌」の方は、前回は最初の1音で終わってしまったんですが(笑)、今回も5小節目までで終わっちゃいました。確かに拍としては今弾いてる通りなんだけど、縦線を感じさせすぎ! ここは象が鼻を揺らしてる感じで、もっと横の流れを大切に。pだけど、腕の重みを使ってゆったりとした音を出すこと。(特に2音目) 次回は1ページ目の最後まで進むでしょうか。(笑)

今日、レッスンの途中でいきなり「すごいねえ」と言われてびっくり。何のことかと思ったら、「色々大変なのに毎日コンスタントに練習してて偉いよねえ」ですって。「えっ、そんなの分かるんですか」「そりゃあ、音を聴いてれば分かるわよ~。最近しっかりしたいい音になってきたし」 …わあ、褒められちゃったよ! 実はちょっと前にも隣のおうちの方に「前とは音が変わってきたような気がする」って言われたところなんです。「私はピアノなんてやったことないし、娘もやらなかったから詳しいことはよく分からないけど、なんだかいい音になったなあって思うのよ」って。その時はそれほど気にせず「わあ、本当ですか? ありがとうございます♪」とお礼を言っただけだったんですけど、先生にも言われたということは、本当に音が変わった(しかもいい方に!)ってことなんですね。嬉しいなあ。(まあ、2年前に再開した頃は、先生に聴かれるのも恥ずかしいぐらいの細っこくてへにゃへにゃの酷い音でしたけどね・笑)

お隣のその方は、ご自分では楽器は何もされないんですけど、音楽は大好きなんだそう。うちのお向かいのおうちの方はまた違う楽器をされてるし、「どちらの音も聞こえてくるだけで楽しいのよ」なんて仰っていただけて、もう本当に感謝感謝。あと、うちの裏のおうちの方とは挨拶程度のお付き合いなんですが、おうちにグランドピアノがあって、以前教えてらしたこともあったらしいです。今はほとんど弾いてらっしゃらないんですが、たまに聞こえてくるんですよね。私が普段弾いたり聴いたりするようなのとはまた全然違う雰囲気の曲。あれは何なんだろう… 今度お会いしたら聞いてみようと思いつつそのままになってますが、とても素敵。もちろん音が聞こえるだけで嫌って方もいらっしゃるとは思うので十分気は使ってるつもりですが、音楽的にはなかなか恵まれた環境です♪



2010年09月17日

レッスン日記39

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今週もレッスン。暑さもかなり和らいできて、徒歩30分がツラくなくなってきて嬉しいな~。日本は四季があるといいつつ、うちの辺りは夏と冬ばっかりで、春と秋はあんまりない感じなんですよね。毎年、涼しくなったと思ったらすぐ冬になっちゃう。春は春で、暖かくなってきたと思ったらすぐ暑くなっちゃう。
貴重な季節の到来です。

ハノンは42番と43番の「減7の和音・属7の和音のアルペジオ」と、46番「トリル」。アルペジオの方は家ではM.M.♩=108で練習してたんですけど、教室では不調…。ゆっくりめにしか弾けず、しかも属7でちょっと音が濁る箇所があったので、もう1回です。次回はもっとテンポを上げてくること。トリルの方は108で合格。そして次は47番「4つの同音の連続」を見てくることになりました。

バッハのシンフォニアは9番と5番。
9番を弾き始めた途端、またしても「もっと暗く!」と言われてしまいました。

「それじゃあ、人生、どうにかなるさ~♪ って感じ。もっとどーんと落ち込んで思い悩まないと!」

はああ、やっぱり明るかったか… 「暗く暗く」「もっと鬱々と」と思いながら練習してても、この曲の暗さは半端ないので、ついつい明るい方へと逃避してしまうんですよねえ。しかも私ってば元来「人生、どうにかなるさ♪」の性格で、滅多に思い悩むことがない底の浅さなので… それからは精一杯鬱々とした気持ちになって弾いたんですが… ええと、一応楽譜的には弾けてるとは思うんですが… やっぱりどうも取ってつけたような感がぬぐえない。(汗)

「そっかあ、暗い曲は好きじゃないのね。私なんてどーんと暗い曲の方が入り込めるんだけどなあ」
「じゃあ、ここでどれだけ暗く弾いてても、家に帰って練習したら、また明るくなっちゃうのね?!」

と、しばし悩む先生。結局オマケの合格になっちゃいました。すみません、先生。人生の深みを感じさせるような曲は、私にはまだまだ難しいですー。(私に難しいのは、もちろんそれだけではナイ)
前回と今回で指摘されたポイントを書いておくと、不安定さを表す半音階進行はもっと歌わせる。右手の出だしは「嘆き」「溜息」を表すモチーフ。これも出てくるたびに意識して。3つめに出てくる音符の細かなモチーフも訴えかけるように。終盤はそれぞれのモチーフが畳み掛けるように、音が重層的に厚くなっていくように弾くこと。
進行は、f moll → c moll → f moll → As dur → Es dur → c moll → Des dur → As dur → f moll …だったかな?

5番の方は、私の楽譜(園田高弘校訂版)には見開き2ページの普通の楽譜と、4ページにわたる装飾音符の解説付きのOrnamented versionがあるんですが、普通そうなのでしょうか。
この曲をCDで改めて聴いてみたのは、自分がある程度練習してからだったんですけど、ティル・フェルナーの演奏は比較的ゆっくりで(他の曲は速めの設定が多いのに)装飾音符がほとんど入ってなかったので、ちょっとびっくりでした。全然入ってないわけじゃないんですけど、長前打音とかモルデントとかターン(カダーンス)とか、ほとんど入ってないんです。基本的にあっさりしてるだけに、珍しく装飾音が入るところはとても優雅な雰囲気になります。コロリオフの演奏はフェルナーとは逆で、他の曲では比較的ゆっくりめのテンポ設定が多い気がするのに、この曲に関しては速め。そして装飾音は色々と入ってます。それでも私の楽譜に書かれてるのに比べると若干少なめかしら。装飾音の入れるタイミングが少し不思議な感じで、入ってるところは羽のように軽やか~。私のイメージに近かったのは、ウェーバージンケの演奏でした。でもこの方の演奏もまたちょっと微妙に違うような… 結局CDはあんまり参考にはしない方が良さそうです。
この曲で注意された点としては、表記は4分の3拍子だけど、音符が細かいので八分音符を1拍と数えること。左手は十六分休符を感じて、最初の音が強くならないように。そして右手がとても細かいので、もっともっと片手練習すること。

「シンフォニアもこれでおしまいね。(5番はまだ合格してないですが) これが終わったら、イタリアン・コンチェルトだったわよね? 楽譜はもう買ってた? じゃあ、そろそろ見始めておいてね」とのことでした。
わ~い、やっとです~! イタリアン・コンチェルト、あんまり待ち遠しくて、逆にCDを聴くのを封印してたほどなんです。ああ、嬉しいなあ。

そしてドビュッシーは、「雪は踊っている」。これは雪が降ってる時の、あの「しーん」と無音なイメージで。雪の音は、指先の一点に神経を集中させて、そこを少し硬くして鍵盤をタッチ… と、ここでシャーペンが登場しました。実際に指の先をつんつんと突いてみてから再度弾くことに。雪はぼたん雪ではなくて、もっと小さな粒。アラレほどではないんだけど、ちょっと凍ってる感じ。(ミシェル・ベロフのイメージかなあ) この音は真っ直ぐ弾かないで、上昇する音は微妙にクレッシェンドさせること。左手の伸ばす音は、揺れないように真っ直ぐ。38小節目のスフォルツァンドのところは、アルペジオの下のシドシドシド… がバタバタしてるので、もっと内側に入れて静かに。49小節目のスフォルツァンドの所は、いきなりな突風のイメージ。クレッシェンドの左にフォルテがついていても、クレッシェンドの始まり2音ぐらいは弱くしておかないと、クレッシェンドに聞こえないので注意すること。
そして、次回までにもう少し速く弾けるようにしてくること。それとウナコルダのペダルは最初から踏んでたんですけど(先週のレッスンの時に言われたので)、次の時までにダンパーペダルも踏んでくるようにとのこと。わ、早くないですか? もういいんですか! …いや、私があまりにペダルが下手だから、早めに踏み始めて慣れさせようという考えかもしれないな。(いや、マジで)

あともう少し時間があるから他の曲も聴きましょうかということになったんですけど、「象の子守歌」を弾き始めた途端、止められてしまいました。ここはライオンやピューマじゃなくて象なんだから、pだからってそんな様子見するような音じゃなくて、もっとゆったりとおおらかな音で歌うように! もっと指の腹を使って、むにゅっと! 弾く前から「最後まで聴けないかもしれないけど」とのことだったんだけど、まさか1音だけで終わってしまうとは思いませんでした。(笑)

次のレッスンは再来週です。



2010年09月03日

レッスン日記37

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1ヶ月半ぶりのレッスン。
本当は先月の半ばに一度レッスンがあるはずだったんですけど、先生のおうちの事情でなくなって、思わぬ間があいてしまいました。こういう時に難しいのは、モチベーションの維持ですね。2週間前には暗譜もできてたし、完璧!に仕上がっていた(あくまでも本人比)はずの「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」も、気が緩んだのかなんだか崩れ始めてしまって… 嗚呼、2週間前のあの軽やかさは今いずこ。

(レッスン日記36からハノンも見ていただくことになったので、この部分は追記してます)
まずハノンから。今日は45番「2音続く音のひき方」。左手の4と5の指が思うように動いてくれなくて、家でも結局M.M.♩=108では弾けなかったんですけど(96が最高でした)これはそこまで速く弾く必要はないだろうとのことで、もっとゆっくり丁寧に弾くことになりました。音が真っ直ぐになってしまわないように、もっと意識して音に丸みを持たせて弾くように… という注意がありつつ、合格。
次回は42番の減7のアルペジオ、43番の属7の和音のアルペジオ、そして46番のトリルです。

バッハのシンフォニアは、13番と9番。
13番は難しいと聞いてたんですが、テーマ自体はそれほど長くないし、次から次へ別のテーマが入ってきて前のテーマの最後が疎かになってしまうなんてこともあまりないので、思ってたよりも楽だったかな。一番聴かせたいテーマが動きの少ない静かなメロディだから、同時に流れる動きのあるモチーフを多少抑えて弾かないと必要以上に目立っちゃうので、それだけは気をつけましたが。
でも、こういうピカルディ終止の時、いつも弾き方を注意されるんですよね。思い悩んで暗く沈んでいたところに突然光がさしこむような感じで場面を変える、なんですけど、それがどうも上手くいかないのです。先生に何度も同じことを言わせてしまって申し訳ないなー。でも頭では分かってても、ね。…と言いつつも、とりあえず合格。

9番は、あんまり暗い曲なので最初は練習するのもうんざりだったんですが、テンポを少し速めにして、やや明るめに弾いてたら、なんだかちょっと楽しくなってきたんですよね。特に出だしの辺りとか、リズムを変えてジャズっぽく弾くと案外カッコいいんですよー。(そんなことしてていいのでしょうか)
そしたら、今日レッスンで弾き始めた途端に「もっと溜息をつくような、不安にさいなまれるような、嘆いてるような感じで!」と言われてしまいました。ははは、やっぱり… それからは精いっぱい鬱々とした感じで弾いてみたんですけど、やっぱり合格はしませんでした。「この曲は内容が深いから、もう1度やってきてね。できたら暗譜で♪」ですって。ああ、またしても暗譜ですか。(きゃ~ん)

そしてシンフォニアは、次は5番も見ていくことになりました。やった、これでとうとう最後の曲だ!

ドビュッシーの方は、相変わらずの「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」です。1ヶ月半あいてる間に結局「子供の領分」全曲を譜読みしてしまったんですが、見ていただいたのはこれだけ。
で、結果としては、やっぱりまだダメでしたー。だいぶ良くなってきてはいるけど、音が硬くて響いてないところがあるので、それを次までに直してきてね、とのこと。もっと斜め上の方に響いていくように弾かなくちゃいけない音が、今はずどんと下に落ちてしまってるんですって。そして全体的な印象としては、私の弾き方ではフランスの香りが全然してこないらしいです…。

それほどの大曲というわけでもないのに、こんなにずっとやってて全然仕上がらないなんて、一体どんな酷い出来なのかと思われちゃいますね。前回のレッスンで「この曲嫌い?ドビュッシー苦手?」と言われ、今回も「ドビュッシー、今まで全然やったことなかったの?」と言われてしまった演奏は、こんな感じです。↓
あ、でも、明日には消しますのでっ。→消しました。ありがとうございましたっ。→思うところあって復活しましたっ。

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丁度知人にレコーダーを借りられたので、レッスン前日に録音してみたんですけど… 途中で崩壊しそうになりつつも結局止まらずにいけたのは我ながら上出来だったんですけど(いつもどこかでつっかえるので)、弾き通すだけで必死って感じ。もっさりしてていやーん。でも、この録音で気になるところ上手くいってないところがレッスンでも指摘されてるので、まあ仕方ないですね。今日、一番苦手な終盤のところを先生が弾いて下さったんですけど、もうほんと音がキラキラしてて素敵でした♪

次のレッスンは再来週。それまでになんとか直せるといいなあ。



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